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2011. 07. 26  
今週は高瀬川滝ノ沢です。ほとんど記録を見ない本流を見に行ってきました。

源頭の餓鬼岳が花崗岩(かなり風化している)から成る山だけあって、流域全体に花崗岩礫(砂に近い)が堆積していたり、水流に洗われていないところが風化してボロボロだったり、決して快適な沢とはいえませんでしたが、大きくヒョングった滝が多くて異景を楽しめる沢でした。
全体に滝場の岩は滑っているところが多かったり、ぼろぼろだったりして結構神経を使いました。


Co1050付近沢が蛇行している区間に懸かる12M2段2条の滝。ここは右岸を巻いて、続く釜を持ったつるつるの滝2つもまとめて巻きました。

P7230021.jpg
Co1190の枝沢手前に懸かる10Mの左壁を登ります。
ツバメ沢出合までの滝は比較的処理しやすいといえるでしょう。

P7230037.jpg
ツバメ沢を分けた後、最初の大滝20Mです。ここは手前で右岸から滝を懸けて合流する枝沢から高巻きました。
続く15Mくらいの滝もまとめて巻きます。なかなか渋い巻きでした。

P7230039.jpg
奥に僅かに見えているのは15Mの大ヒョングリ滝です。この滝は空身でスラブ状の左壁を、左手足でクラックにジャミングを決め右手足でフレークや僅かな窪みを拾うように登ります。
この滝を越してから5M前後の滝を三つ越えると二俣となって、左岸の砂の台地を幕場としました。

P7240044.jpg
左俣最初のヒョングリ滝を越えるとつるつるヌメヌメの10M滝が現われ高巻きとなります。続く18M滝もまとめて巻いた後、懸垂で沢に戻りました。降りた後で見上げてみると、懸垂しなくても良かったような・・・。

P7240048.jpg
左俣の核心ともいえる特大ヒョングリ滝18Mです。ヒョングリの部分の落差が12Mくらい、飛距離?は8Mくらいあります。
左壁上部が潅木帯になっていたのと、右岸に比較的緩傾斜のルンゼが入っていたので、このルンゼから潅木帯を目指しましたが、ルンゼから潅木帯に至る部分が風化が進んだ花崗岩の壁だったので、かなり神経を使いました。

P7240053.jpg
Co2030付近から餓鬼のコブ直下のコルに突き上げる枝沢を詰めました。水量は10:1で餓鬼岳に直上する谷の方が本流のようでした。水量が多い方に心を惹かれましたが、下山遅延の可能性が高くなりそうなので、予定通り餓鬼のコブ直下のコルを目指し登山道にでました。
登山道に出て昼食を摂ったあと、餓鬼岳を経由して白沢登山口へと下山しました。
写真は樹林帯を抜けたところから餓鬼岳を正面に見たところです。
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プロフィール

逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)

Author:逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)
東京を拠点として、沢登りを中心に活動してきました。
2018年12月2日をもって解散しました。

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