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2018. 10. 08  
10月前半の3連休も台風がらみの天気に振り回される結果になった。当初は南ア信濃俣河内の計画立てていたが初日終日雨予報となり断念、第二候補の八甲田山黄瀬川は2日目に台風25号が通過する可能性があり断念、結局第三候補の奥秩父真ノ沢に一泊二日でTさんと行ってきた。
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前夜、西武秩父の祭りの湯に泊り、翌日の始発で三峰口に向かいバスで大滝温泉まで行ったのは良かったが、接続する川又行の市営バスがなかなか来ない。10分ほど待って、市役所関係に電話するが休日で誰も出ず状況確認ができないので仕方なくタクシーを呼ぶがこちらも立て込んでいて、結局そこで1時間以上待たされ9時15分過ぎになってしまった。バス停から見上げる青空が恨めしい。
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タクシー待ちの間、接続するはずの市営バスが川又から戻ってきたので、どうした事か運転手に確認すると、市役所からの指示で5分早く10月から出発していると赤字で書きこまれた時刻表を見せられた。つまり、ギリギリ接続しない時刻での運航ダイヤとなっていたのだ。ちゃんと接続できるように見直してもらうようにお願いした。9時15分過ぎにタクシーに乗り込み、入川キャンプ場先の駐車場に到着し手早く身支度を整え出発するが10時ちょい前となり、既にオリジナルプランから1時間以上の遅れだ。
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身支度している時に地元の管理釣り場の改修工事に入っている現場監督風の方から台風24号でかなりの雨が降り、釣り場の堰き止め岩は流されるし今もって水が引かないので、気を付けるようにアドバイスを受ける。確かに川は若干白濁しており増水気味であった。
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軌道跡がところどころある林道を赤沢谷出合まで急ぐ。
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赤沢谷出合には1時間ほどで到着。以前きたことのあるTさんに水量を見てもらうとかなり平水時より多いとの話で遡行できるか危ぶまれるがとにかく柳小屋まで登山道で行くことにする。
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赤沢吊橋上は土砂が乗っており先週の増水の凄まじさが見て取れる。
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ジグザグをきる登山道を40分あまり登ると尾根に出る。そこから柳小屋までトラバース道となるのだが±50mぐらいの高度差が何回か続き大汗を搔かされる。谷筋は先週の大雨でえぐられたと思える箇所があり、ザックを降ろして通過した。
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柳小屋には1時40分に到着。もう禁漁期なので一人もいない静かな綺麗な小屋となっていた。トイレが河原にボッチャン方式なのでこの下の本流を遡行することもある身としては改善をお願いしたい。
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小屋前の吊橋を渡り右岸から入渓ししばらく行くと股の沢出合につく。左の真ノ沢側には吊橋がかかっている。
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2時過ぎに遡行を開始するが、増水で所々徒渉を強いられるがポイントを探すのが難しい。
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30分ほどで、突破不能のゴルジュ通らずに到着。ゴルジュ入口の左岸から明瞭な巻き道があり15分ほどで巻ける。
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2mの大きなチョックストーンを抱えた二条滝は右のスロープ状の岩場を登り、滝上のトイ状流れをへつってクリアを目指すが、右足が滑り途中でドボンする。水流が激しくそのまま滝下まで流されてしまう。釜が深かったので幸い怪我はなく遡行を継続し、2度目のへつりでは少し上のもう少ししっかりしたスタンスを利用して突破した。
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2-3mの小滝を何個かクリアすると、4×6mの滑り台状滝がでてくる。
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左壁を登ると10m滝が豪快に水を落としているのがみてとれる。
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巻きは左岸の方が短く取れそうだが、徒渉ポイントがなさそうなのでそのまま樹林帯に向かって登っていき、トラバースをすると続く6m滝も水量が多く厳しそうなのでまとめて巻いて10mの懸垂下降で川床に戻る。流れを持った釜つきの2×4m滝で左を簡単にへつれそうだが、先ほど流されたこともあり、ここで失敗すると6m、10m滝と流されてしまい致命的だとの考えが頭をよぎりロープで確保してもらった。
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続く3mも流れのある釜なのでそのままザイルを引いて突破した。
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この流れは、胸下のへつりで右側を通過した。ここが初日のいちばん深い箇所であった。
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ここを過ぎると渓相が落ち着いてくるので幕場を探しながら遡行し、焚火跡のある適地をみつけここを初日の泊場とする。
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この日は、薪は湿り気味のが多かったが、どうにか乾いたのを探しそこそこの焚火が出来、温まることができた。
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翌日は予定より大分手前で泊まったので、6時過ぎに出発する。天気は曇り。相変わらず水量は多めだ。
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小さな滝のかかる河原をしばらく遡行していくと、前方に大きな滝が見えてくる。
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2段35mの千丈の滝だ。周囲に水煙をまき散らしながら水を豪快に落としている。平水時に見える岩がかなり隠れており水量はやはり多い。
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ここは、左の急斜面を灌木の根っこなどを頼りに上っていくと支尾根に乗るのでこれをひたすら登り真ノ沢林道跡にぶつかるところまで登る。小休止をとって急斜面を灌木頼りに降りて行き河原に降り立った。
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ガスが出てきて幽玄的な雰囲気の苔むした針葉樹林帯を適当に踏み跡を拾いながら遡行していく。途中いくつかテン場好適地を散見した。
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左から流れ込む木賊沢はわかりにくいが、出合の尾根末端から200m程下流からインゼル状に真ノ沢と流れをわけていた。出合付近は最近の大水でかなり荒れた感じであった。
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右の真ノ沢に入ると流れは細くなるが増水しているので気を抜けない。2mの釜つきの滝は左を登って越えた。
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その先、左壁がかなり立ってくると、2m、4m、6mの滝が続く。右側を登って越えることができた。
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4×6mのスロープ滝の右を行くと6m滝が現れる。とりつけそうにないので、右側を巻いた。
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続く、5m+5mの二段滝も登れそうになく、左側を巻き、そこから平凡な流れをしばらく遡行すると、左から枝沢が2本入ってくるのをやりすごすと、6×20mの綺麗に磨かれたナメ滝となる。
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流れに積極的に足を入れ気持ち良く遡行していく。
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ここからナメ状の流れがいくつか続き癒される。
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10m幅広スダレ状多段滝は、左側を1段目まで登るが、2段目が重荷のため足が上がらなかったので、空身でザイルを引いて登り荷揚げしてクリアした。
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続く6×10mのスロープ滝は左側を登ってみた。
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少し先の右から入る枝沢がいくつも滝を懸けている。5つの滝がかかり落差80m程度であろうか・・・。おそらくこれが三宝沢。
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左の真ノ沢には6mの滝が懸かっているが、水流左の灌木帯を登ってクリアする。
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次の4×5m滝は左側を登る。
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台風の被害か所々倒木に埋まった箇所が出てくる。木の上を平均台を行くように通過してみる。
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右の崩壊地を過ぎると左側が緑の苔に覆われた岩壁となる。
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その中に出てくる、3mと5m滝は何れも登れそうになく右側を小さく巻いてクリアした。
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倒木がたくさんかかる7×10m滝は、左側に取りつき上部は中央を登ってクリアした。この上でちょうど昼食休憩をとった。
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奥秩父の源流といった感じの苔むした河原ではあるが倒木が多く歩きにくい。枝沢を何本かやり過ごし詰めていくと、倒木のかかるスロープ状になった10m滝が出てくる。特に問題なく流れの脇を登る。
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そこを過ぎると苔むした1:1の二俣となる。
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二俣の中間には「荒川源流点の碑」が立っている。建設省、林野庁、埼玉県、大滝村の共同制作だ。
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甲武信小屋まで山道がついているがこれを無視し、右沢に入る。
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すぐに一旦流れは無くなり倒木帯となる。
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が、そこを越えて沢身に戻ると、本当の荒川水源が小さな滝から細く落ちていた。
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この先すぐに水が涸れ、30分ほど倒木の煩い沢形を詰めていくと甲武信小屋に飛び出る。
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荒川水源の碑までいき遡行を完了とした。
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甲武信小屋前で一休みし紅葉の始まっている戸渡尾根を徳ちゃん新道経由で約3時間30分かけて西沢渓谷入口に下山した。
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バスはもうなくタクシーを呼んで花影の湯に立ち寄り、塩山駅経由で帰京した。
初日のバスの連絡が悪く終始タクシー利用となった点は痛いが、幽玄な雰囲気の漂う荒川源流真ノ沢を遡行でき、満足できる沢旅であった。
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bema
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プロフィール

逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)

Author:逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)
東京を拠点として、沢登りを中心に活動してきました。
2018年12月2日をもって解散しました。

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