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2018. 09. 21  
18日:
前川右岸の林道を最後まで辿るのは2011年以来になるが、やっぱり長い。
登山道入口は林道末端に変更されており、登山道はアシ沢出合に下降してアシ沢を徒渉した後にオンベ松尾根末端にとりついている。台地まで登って平坦になった所に「登山道」の看板が置いてある。ここから踏跡を辿ってオンベ沢出合に出た。

オンベ沢出合で沢支度をするが、すぐに大淵となっているので踏跡に従って右岸を巻く。
DSCF8838.jpg

入り鳥ノ子沢出合までは概ね河原歩きだが、度々淵や深場が出てきて、二回高巻いた。
入り鳥ノ子沢を過ぎて二つ目の淵は左壁沿いを泳いだ。左側の白く見える壁の中央付近の残置ハーケンにスリングを懸けてアブミにして取付いた。水はそれ程冷たく感じなかったが、泳いだ後は寒い。
DSCF8845.jpg

深場を一回巻いて下追流沢出合、そこからもう一回深場を巻いてゴルジュを行くと一連の魚留ノ滝に差し掛かる。
最初の5Mは遡行してきたままに左岸から越えて、大釜の流れ出しで右岸に渡る。大釜に注ぐのは8M2段の滝で、その上には筒状の壁に囲まれた釜とそこに注ぐ5M滝が続く。
DSCF8859.jpg

最後の12M滝は左壁を登って、上部の落口付近は右岸の樹林帯から巻いた。
DSCF8867.jpg

二回の高巻きを交えて遡行を続けると、正面に右岸の斜面に隠れるように虹吹きの滝が見えてくる。
滝の手前が御西沢の出合、本日の幕場予定地だ。
DSCF8880.jpg

出合付近から見た御西沢の様子。
淵の奥に滝が続いている。たぶん登れないし、朝一で泳ぎたくもないのでここは巻くことにしよう。
DSCF8885.jpg

19日:
出合付近を高巻いた後、悪相のゴルジュに阻まれ左岸を高巻く。
DSCF8894.jpg

ゴルジュの中間に黒羽根沢が滝を連ねて出合っていた。
DSCF8896.jpg

黒羽根沢出合の上に懸る12Mくらいの滝を過ぎて、斜度が緩くなった浅い谷地形の草薮を沢身に向かって下降する。
DSCF8901.jpg

わずかに遡行を続けると、悪相の雪渓に阻まれる。
ここから右岸の巻きに入るが、この時点ではこれが6時間を超える大高巻きになるとは思ってもいなかった。
DSCF8904.jpg

高巻き途中で谷から何度か崩落音が響いてくる。少なくとも足下の雪渓は全部巻いてしまわなければならない。
雪渓の先に下降するかどうか思案するが、その先にも雪渓があり、登り返しできるポイントが限られているため、次の雪渓がよく見える所まで巻き続けた。
DSCF8906.jpg

大日沢出合に架かる雪渓も亀裂だらけで、潜るも乗るも危険窮まる状態。結局高巻きを続ける。
DSCF8909.jpg

出合の先に架かる大日沢の雪渓もダメ。
雪渓の先はゴーロだが、一カ所狭くなったところに滝が懸っていそうなので、その上に降りることにして高巻きを続けた。
DSCF8910.jpg

下降したのは1320Mで沢が右にカーブしている辺り。小尾根を下降して上流側のルンゼに降りるとガレた斜面に出て、懸垂せずに沢身に戻れた。標高差約350M、水平距離1km弱の6時間を超える高巻きだった。
石ころだらけの急斜面だったが、左岸枝沢の枯れている分流帯に手ごろなテラスができており、軽く整地すると快適な幕場が出来上がった。
DSCF8914.jpg

20日:
この日は前日の高巻き途中から見えていた雪渓歩きから始まる。
終端部は岸に接していなかったので、30M程戻って左岸に移って斜面をトラバースした。
DSCF8922.jpg

雪渓はあったが、上流はほとんどゴーロ歩きに終始する。
DSCF8926.jpg

1750M、地形図では枝沢が入っているような地形だが、右側は石が敷き詰まってそこから水が湧き出ている。枝沢は入っていないようだ。
DSCF8927.jpg

1880M付近で水が涸れる。ここからは窪と露岩を繋いで高度を稼いでいく。
DSCF8930.jpg

詰めの最後は、ハイマツと笹が混じった藪をハイマツを避けるように漕いでいくと、大日岳山頂の北東20Mくらいに出た。
山頂で天気予報をチェックすると天気は崩れていくようなので、このまま下山することにした。
DSCF8936.jpg

牛首山から櫛ヶ峰あありは紅葉し始めた木々が混じっていた。
月心清水までは少々歩きにくい道が続く。月心清水から下部は普通の登山道という感じだった。
DSCF8944.jpg

予定を短縮して下降しているので、湯ノ島小屋で一泊することも考えたが、あまり気持ちよさそうな小屋ではないのと、蚊がやたら多いのと、到着時刻も思ったより早かったので、この日のうちに下山した。
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東京を拠点として、沢登りを中心に活動する山岳会です。
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