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2018. 09. 10  
広域に雨の予報が出ている中、かろうじて雨ではない予報が出ている関東周辺の沢に転進してきたが、山では雨が降り続いているようで、大武川はかなり増水していた。平成29年度に完成した堰堤からはすさまじい勢いで水が噴き出している。堰堤の右岸に登って赤薙の大滝と増水した流れを眺めて撤退した。
DSCF8680.jpg

翌日の作戦を練るために、甲府方面へ向かった。
途中、白山の湯に浸かった後で、20号線沿いの石井スポーツで地形図やガイドブックを見ながら日帰りプランを検討して、神宮川本谷に決定、地形図を購入して、再び西へ向かって白州の道の駅で翌日を待った。

夜中何度か雨が降ったが、沢へ向かうと小雨が降り続いており、沢は幾分増水していて笹濁りだった。
林道が最初に左岸に渡った所に車を停めて、林道を歩いて入渓点の笹ノ沢出合へ向かう。
一つ目の堰堤を右岸の巻き道に従って越えると、堰堤上は広い河原になっている。
右岸に滝を懸ける日向沢を分けると、目の前にはまたも巨大な堰堤が聳えている。
今度は左岸の階段を登って越える。すぐに次の堰堤に行き当たるが、ここも左岸の階段を登って巻いていく。
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河原を少し行くと谷が左に折れて滝が続いている。
右岸の踏跡を辿ると、これらの滝とその先に続く樋状の流れの上流に降り立った。
平水なら取付いてみてもいいかな・・・といった感じの滝だ。
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少し進むと今度は18Mの滝が懸る。悪そうだったので右岸のルンゼを少し登った所から、ルンゼと本谷を隔てる尾根に取付いて巻いた。
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一つ滝を越すとクラカケ沢出合。水量比は(1:1)くらい。本谷は7Mの滝を懸けており、その落口には左岸寄りに巨岩が乗っている。
右岸の風化した花崗岩のボロボロのリッジを登って巻いた。
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出合の滝を過ぎるとすぐに幅5Mくらいのゴルジュになる。
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ゴルジュは標高差100Mにわたって瀑流帯となっていて、滝が連続するとも一つの滝が続いているとも見ることができる。
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最後は3Mの滝が懸っている。
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(もろい岩に気をつかいます・・・)

いったん穏やかな流れになり、白い花崗岩のナメが続き、開けた地形からV字谷へと導かれる。
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こんな場面も・・・胎内くぐり?
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地面に逆さまに突き刺さった倒木の脇を通り過ぎる。
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目の前には40Mの巨瀑が懸っている。左岸の樹林帯から巻いた。
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滝を越えると再びナメが続く。
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ガスに霞んでかすかに左岸の急峻な尾根の張り出しが浮かんで見える。
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10Mの滝は正面右寄りで取付いて水流右側へトラバースして登る。
DSCF8735.jpg

(4:1)で水量の多い枝沢を分けたかに思えたが、枝沢だと思っていた流れに懸っていた水量の多い滝が本流だった。
ここは水量の少ない右の谷へ進んだがすぐに水が涸れて谷形が消えてしまった。
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消えた谷の先には右岸に別の流れがあって、この流れを目にしたときにさっきの枝沢に懸っていた滝の上の流れだと分かった。
流れは穏やかだが、アザミや野ばらが多くてすこし厄介だ。
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最後は日向八丁尾根の静かな針葉樹の登山道に詰め上がった。
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明るく開けた谷に白いナメと大きな滝を連ねる本谷は、樹林の中を流れる幽玄な笹ノ沢とは対照的な沢だった。



~おまけ~
今回出会ったキノコたち
nDSC09324.jpgnDSC09325.jpgnDSC09328.jpgnDSC09338.jpgnDSC09342.jpgnDSC09344.jpgnDSC09359.jpgnDSC09345.jpgウスヒラタケ

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逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)

Author:逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)
東京を拠点として、沢登りを中心に活動してきました。
2018年12月2日をもって解散しました。

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