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2018. 05. 27  

新人のT一です。小常木谷に行く予定でしたが、天気が下り坂ということもあり、竜喰谷に転戦することになりました。この日、レスキュー訓練2が行われ、Yさんはすでに道の駅丹波山でテントを張っています。中央線大月駅でTさんと合流し、道の駅に向かいます。そのまえに中央自動車道大月インター近くまで戻り、コンビニで食料を補給しました。高月橋を越えて岩殿山に入るとすぐに明かりか少なくなります。ここから道の駅まで約40km…ワインディングロードが続きます。時々野生動物が道を横切ります。飛び出しには注意しましょう。11時30分すぎに道の駅たばやまに到着しました。

 朝食をとりながら、今日の打ち合わせをしました。午後1時すぎから雨の予報です。中ノ沢からの下山も選択肢のひとつにしました。

 道の駅を出発し、一之瀬林道から竜喰谷に向かいます。昨年は路肩が崩落してゲートが閉鎖され、遠回りを余儀なくされました。今年はすっかり復旧しています。石楠花橋を少し下ったところにある広い路肩に車を停めました。すでに一台駐車されていました。入渓すると水量がかなり多めです。竜喰谷出合滝からF1を過ぎるとすぐに釣師がいました。悪いので、邪魔をしないように高巻きました。精錬場の滝までは私がトップで行きました。左から登り、ハーケンを打って中間支点を作る練習をしました。適当なところにリスがあり、一発でハーケンが決まりました。音が変わるのがわかりました。精錬場の滝 続いてTさんがロープを引いて登り、Yさんをビレイしました。確保支点の作り方を学びました。トップを交替して、下駄小屋の滝へ向かいます。下駄小屋の滝は左のリッジから登り、残置スリングがある場所までいきました。懸垂して河床に降りました。スリングのある上部はホールドに乏しくいやらしいところですが、水量が少なければ水流沿いを登ることも可能です。末広がりの滝は、水量のためかまるで「雪解けの富士山」のようです。とても美しく、見取れてしまいました。20180513_093430_convert_20180528000343.jpg しばらく進むととても立派な滝がありました。水量も多く、とても登れる気はしません。曲り滝

「見覚えのない滝だな~」と思いながら、左岸の枝沢から巻くことにしました。泥壁でなかなか大変でしたが、なんとか超えて進んでいくと、見覚えのある場所に…中ノ沢の出合に着いてしまいました。このとき巻いた滝が「曲り滝」だと気付きました。とても登れる水量ではありませんでしたが、せっかくなので様子を見に戻ることにしました。

曲り滝確認 この後私の失敗により、懸垂下降するハメになりました。悔しいので残置ハーケンの位置やルートをしっかり確認してきました。今度は右岸を高巻きましたが、こちらの方がずっと楽でした。中ノ沢出合で昼食を摂っていると、ポツポツと雨が降り始めました。時間と天候の関係で、中ノ沢から下山することにしました。中ノ沢は小粒ながらよい滝がありました。1340m付近の二俣を左に進み、しばらくすると大常木林道に出ることができました。Tさんがダウンロードした地図とは別の場所を林道は通っているようです。1353m地点の鞍部ではなく、その尾根上1400m付近を通っています。1353mピークに向かう尾根には踏み後があり入口はわかりやすいですが、所々不明瞭になりました。地図を確認しながら下降していくと、再び林道と合流しました。どうやら精錬場の滝につながる林道のようです。100m程進んで、落ち葉が堆積する枝沢を下降し、石楠花橋まで下りました。

沢下降 その頃には、雨も本降りになっていました。

 「竜喰谷」…ずっと以前から名前に惹かれていましたが、2度目にもかかわらずすっきりしない沢旅となりました。今では何か因縁のようなものを感じます。最も近い沢のひとつだけに、水量が少ない時期に再度挑戦しようと思います。

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Author:逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)
東京を拠点として、沢登りを中心に活動する山岳会です。
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