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2018. 05. 25  

前夜道の駅みとみ泊りで、雨が車の屋根を時々強く打ったが、天気予報通り青空がのぞく気持ちの良い朝となる。早朝集合のIさんと合流し、西沢渓谷茶屋下の駐車場に向かい沢支度を整えた。茶屋でそれぞれ「ヨモギ餅」160円也をおやつに購入し、いつもの西沢渓谷の林道を行く。新緑と青空のコントラストが美しい。

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東沢にかかる吊り橋を通過し、少し登ったところの看板の踏み跡をたどり、堰堤上に入渓する。少し歩くとすぐに鶏冠谷出合となる。

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左側尾根には鶏冠山に向かうバリエーションルートがあり、これを下山に使用することを確認し遡行を開始する。花崗岩系の白い岩が多く流れの幅は1-2m程度といったところ。昨日の雨で少し増水気味という感じだ。

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最初の釜をもった小滝を右からへつり気味で越えるところで早速つるっと滑って洗礼を受け胸まで浸かる。非常に滑りやすい岩質で以後注意するが、それでもときどき滑った。

まー昨日の酒を完全に抜くにはちょうど良いか。

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すぐに5x6m滝がでてくるが右から簡単に登れる。続く8m滝は、右側にトラロープがついていてそれを利用して小巻く。

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大岩に挟まれた26m滝は左側を登って通過する。

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開けた河原状を行くと、所々に釜を持ったナメ状小滝が出てくる。左から飯盛沢の流れ込みをすぎたところの3x4mの滝の流れはきれいだ。

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休憩直後の1x2mのナメ状滝もやたら滑るので慎重に足をおいて通過する。

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ナメと釜を持った小滝を楽しみながら遡行していくと、左側に草付き混じりの25mのスラブ滝が出てくる。

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正面には2+5+3+2m4段の美しいスラブ状滝がかかる。右、左、中央と登りやすそうなところを選んでいく。中段の5mは左をトップのHさんが慎重に登り、ハーケンで自己確保支点を構築し、私とIさんを確保してもらう。

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続いて出てくる、8x10mの逆くの字滝は水流右沿いをHさんにロープを引いてもらうが、この滝も滑りやすく途中残置ピンで支点をひとつとり慎重に登る。ここでも上でハーケンを打って自己確保支点を構築してもらった。ハーケン大活躍。

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所々ナメとスロープと釜がある気持ちいのいい河原を行くと、奥飯盛沢が左から7m,の滝をかけて201で合わさる。

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その先の7x9mは釜が深いが左の水中にスタンスを見つけ慎重にへつって突破した。

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その上はきれいなナメになっている。

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少し歩いたところが開けた二俣。時間は9時半、ここまで出合から2時間丁度だ。右俣はナメ状の滝の奥に20mクラスの滝がみえる。

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今回遡行する左俣は、1枚岩に50cm1mの流れがかかる。

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すぐに出てくる7x15mトイ状滝は水流左を水しぶきを浴びながら登る。

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続く8x10m滝は右のチムニー上を芋虫のように這って登り体力をかなり削られる。途中にあるスリンゲのかかったハーケンはペラペラだ。

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36mの滝を3個ほど小さく巻いていくと、左から一ノ沢が30mのスラブ滝を懸けて合わさり、本流は18m3段滝(上部の6m滝はスラブ状)となっている。ここは巻きだろうと思っていると、滝下部で観察していたHリーダーから雨具着用の指示。1段目は残置スリンゲがかかっていてそれを利用して登りそこから左を巻く作戦となる。水流にかかる残置スリンゲをたよりにJHさんがリードする。全身が滝の中で久々に見る光景だ。

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私は残置スリンゲのところの最後の部分で足を滑らせ、ザイルに助けられて突破した。ハーケンでトップは自己確保支点を構築しておいてよかった。1段目上のテラスで一ノ沢F1の右ルンゼをザイルを引いて登り、その後根っこを頼りにトラバース点を探しながら急斜面を登っていくがスラブ状壁の突破点がなかなか見つからない。

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かなり上まで行きザレた花崗岩スラブ斜面ザイル確保でトラバースする。そこから懸垂下降20m程で樹林帯におり滝上にでるが、懸垂下降中ザレに乗った大岩が微妙に動きだし冷や冷やした。この巻きに1時間30分ほど要した。

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45m程度の滝を越えていくと左からニノ沢、三ノ沢が滝を懸けて流れ込んでくる。次から次へとナメ、トイ状滝、スラブ滝が出てきて楽しい。

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沢が大きく右に折れるco1830mの二俣は右沢に9mスラブ滝がかかっているがこれを左の草付き混じり斜面をザイル確保で登る。

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滝上はナメ状となり水が細ってきたので水取りする。

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7x9mの滝が右から入ってくるところからガレの急登となりかなりへばる。

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時々樹林帯に逃げ、右のスラブ状を少し登り左の岩壁下をトラバースしていくと鶏冠尾根鞍部co2150mに着く。高度差約200mの登りだった。

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シャクナゲが咲く山道をいくとほどなく2177mピークに到着した。気持ちの良い展望の中、一休みする。

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いったん下り、上り下りを繰り返す尾根を行くと鶏冠山山頂2115mに到着した。

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第三岩峰手前の巻き道分岐では、あえて岩峰コースを選ぶ。岩峰を越えたところが垂直に切り立っており、少々頼りないツガに支点をとり5m懸垂下降しテラスに降り立ち、4か所の支点に残置されたシュリンゲに連結ザイルを通して20mの懸垂下降で山道に戻った。

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そこから第二岩峰への岩稜には所々鎖がかかるが、どれも最後の1mぐらい長さが足りない。Y県どんだけ予算が無いのか・・・。

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第二岩峰を越えたところで左に折れ尾根を下っていく。コシアブラが出ていないか注意していたが結局とれず鶏冠谷出合へ出た。4時間10分の長い尾根歩きだった。

久しぶりの12時間近い行動時間に少々へばり気味だったが、風呂入ってロシア風トンカツ食べて翌日のレスキュー訓練のため丹波山村を目指した。

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bema
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逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)

Author:逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)
東京を拠点として、沢登りを中心に活動してきました。
2018年12月2日をもって解散しました。

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