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2017. 08. 06  
日帰りで南アルプス前衛の流川を遡行した。
流川は雨乞岳の登山道の北側を東へ向かって流下しており、釜無川左岸支流の中では小さな谷だ。

地形図に載っている林道の終点付近にある堰堤のさらに先で、左岸から水線の記された枝沢が入っているすぐ先で入渓した。
入渓点付近は河原だが、すぐにゴルジュとなって、小滝に続いて2段8Mの滝に出迎えられる。
DSCF6951.jpg

ゴルジュに小滝が続く。左岸高巻きとなるが、谷底付近はスラブに泥が乗った感じで少し悪い。
登っていくと踏跡に出た。この沢の左岸には、ここ以外にも所々踏跡があった。
雨乞岳へのバリエーションルートとして登る人がいるのかもしれない。
DSCF6953.jpg

巻いた2M-3Mの滝の先にさらに2条の4Mくらいの滝と5Mくらいの滝が隠れていた。
これらの滝もまとめて巻く。
DSCF6955.jpg

左岸から谷に降り立つと少し開けた穏やかな渓相になる。
DSCF6958.jpg

この沢は開けたかと思うと小ゴルジュが出てきて滝が懸っている。
ここは4M2段。微妙に届かないところはショルダーで。
DSCF6961.jpg

続く5M滝は水流左の凹角から這い上がる。
DSCF6963.jpg

再びゴルジュとなって6M滝が懸るが、左側のバンドに乗って滝を見下ろしながら越えていく。
DSCF6965.jpg

ゴルジュ出口はCSの5M。ここもいい具合に右側に斜上するバンドがある。
DSCF6966.jpg

一旦開けてまたゴルジュになる。こんどはCS9Mで、全く手が出ずに左岸を巻いた。
DSCF6971.jpg

ゴルジュを抜けると5M樋状の滝が懸る。右も左も登れるが、右は流れに戻る所がやや悪く、左は上部で小さなCSの下を這って潜り抜けなければならなかった。
DSCF6975.jpg

開けた谷に河原が続き、所々に古いワイヤーがぶら下がっていたりする。
1400M付近でお昼を迎えて、一服する。
DSCF6984.jpg

遡行再開後しばらくすると、5段12M、8Mと間をおいて懸っており、いずれも左岸を巻いた。
DSCF6990.jpg
DSCF6995.jpg


左岸にほぼ同じところで二本の枝沢を分ける。ちょうど三俣状を呈している。
三俣状を本流に進むとゴルジュとなっていて、2M-CS5Mが続いている。
右岸のザレルンゼにとりついて巻いたが、崩れやすくて少し苦労した。
DSCF6996.jpg

予定通り1600Mで登山道目指して右岸支流から尾根に取付いた。
本流方面左岸には崩れかかっているような壁が続いており、登山道目指して登る斜面からはさらに上流にも崩れた壁とガレが堆積した沢床が見えた。結構斜度があるので、最後まで詰めるのは大変そうだ。
DSCF6998.jpg

単調な登山道を二時間かけて石尊神社に戻った。
余りの単調さに下山が非常に長く感じられた。

流川は等高線の詰まり具合にあまり変化がなく、沢筋の蛇行も小さいので、平凡な沢かもしれないという予感もしていたが、意外に滝が懸っていて楽しめた。ルートを読むのに慣れてきた中級レベルの遡行者には手ごろな日帰りルートと言えそうだ。
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逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)

Author:逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)
東京を拠点として、沢登りを中心に活動してきました。
2018年12月2日をもって解散しました。

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