2017. 06. 25  
今年の飯豊の沢は西俣ノ峰北方尾根東面の沢に取り組んでいる。とは言っても、先週と今週でお終いです。
今週の一日目は、片貝沢を遡行して北隣の藤倉沢を下降しました。

片貝沢は片貝バス停付近からわき道に入った所にある橋から入渓しました。
ボサが煩い平凡な渓相が続きますが、右手に露岩が見えてくると少し沢らしい雰囲気になります。
DSCF6516.jpg

ちょっとした小滝なんかはありますが、依然として平凡な渓相が続きます。
DSCF6521.jpg

280M付近でひだりに大きな支流を分けた直後はいい雰囲気になってきたかと思わせるところもありました。
しかし、写真に写っているゴルジュの先を左に曲がるとすぐに開けて、山菜がありそうな斜面が続きます。
違う意味で期待しましたが、目ぼしい山菜はありませんでした。
DSCF6523.jpg

いつしか水流が乏しくなってきて詰めの様相を呈してきます。
DSCF6527.jpg

ほとんど何もないと言っていいまま、尾根に詰め上げてしまいました。
尾根はそれなりに大きな木が茂っているので、それほど藪は濃くありません。
藪の薄い所やかすかな踏跡を辿って812.3M三角点の北のコルを目指します。
DSCF6529.jpg

途中、三角点があるピークで、せっかくだから三角点を探してみようということになりました。
横向きに生える木の下に、四角っぽく盛り上がったところがあったので、土と落葉をどかしてみると三角点がありました。
タケノコ堀か松茸狩りのようですね。
DSCF6531.jpg

藤倉沢は二カ所ほど等高線が詰まったところがあるものの、片貝沢より開けた感じなので、等高線が詰まったところ以外は片貝沢同様何もないだろうと思っていましたが、意外に滝がかかっていて、下降に時間がかかります。
余談ですが、藤倉沢の下降中に沢沿いで寝転がっていた熊に遭遇しました。7~8メートル手前で気付いて立ち止まり、両手を挙げて降ったところ、右岸のブッシュの中に駆け上っていきました。
DSCF6534.jpg

滝を巻いてルンゼを下降し、今にも崩壊しそうなブリッジを潜ります(崩壊してもなんてことない小さいものですが)。
DSCF6541.jpg

懸垂下降したり・・・
DSCF6543.jpg

岩の隙間を這い降りたりします。
しかし、この日は蒸し暑くて疲労が倍増でした。
藤倉沢は片貝沢以上に水量が少なく、沢にいるのにほとんど涼を感じませんでした。
DSCF6552.jpg

のどかな林の中を流れるようになると、農業用水の取水堰があらわれます。
DSCF6557.jpg

僅かに降ると、橋が見えてきたので、右岸の台地から道路にあがって、本日の行程は終了しました。
DSCF6559.jpg

片貝沢はこの並びの沢の中でも、最も単調で、かつボサに覆われた藪沢という印象を受けました。
藤倉沢は特筆すべき部分があるわけではありませんが、それなりに滝が懸っていて楽しめました。
どちらの沢も水量が少なく、水も冷たくないので、水流に冷やされた風が汗を拭うなんてことはなく、暑い日に登ると本当に暑いです。
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東京を拠点として、沢登りを中心に活動する山岳会です。
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