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2016. 10. 12  
8日は北股川に入渓したものの、彦兵衛沢出合付近まで来たところで雨が降り始め、増水して濁流と化したために撤退し、9日は、夕方に赤谷林道終点まで入って、翌朝北股川出合の様子を見に行ったものの、相変わらず増水していたため入渓を断念した。そこで、仕方なく、晩秋に予定していた石川川へ行ってみた。

10日
加治川から新発田の街に戻って、コメリ書店で菅谷の地形図を購入して、石川林道へ向かう。
石川林道は入口のゲートが閉まっており、徒歩で入渓点へ向かった。
林道終点を過ぎて、道が途切れたところで、入渓する。前回、藪が続くために遡行継続を断念した沢だが、この沢を遡行して水が涸れかけてきたところで、実はこの沢が225Mで出合う左岸の支流であることに気が付いた。とんだ時間の無駄遣いをしてしまったものだ。
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ボサボサで遡行するのも大変。しかも滝らしい滝もなく、限りなく平凡で退屈な渓相の沢だ。
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植林帯では、藪から解放されるところもある。枝沢の入り方がおかしい、しかも650M付近までくると水が無くなりそうだ。どこでルートミスしたのか、入渓点から検証していくと、入渓から間違っていたという結論に達した。
二度と辿りたいとは思わない往路を戻って、この沢の対岸(右岸)に伸びる道へ向かうことにした。
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右岸に道が伸びていることは前回来た時に確認している。どこへ向かう道なのかと思っていたのだが、実はこっちが地形図に載っている石川川沿いの林道だった。杉林を抜けると、対岸に猿ヶ城岩と思しき険しい岸壁が聳えている。
この先で、一旦道が沢に降りて、対岸に渡る。対岸も杉林となっており、平坦なところにテントを張った。
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11日
石川川本流も傾斜はほとんどなく、平凡な流れが続くが、沢の規模の割には水量が多い。興味の対象は、沢よりも道がどの程度の明瞭さで、どこまで続いているかなので、なるべく踏跡をトレースして上流を目指す。
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右岸から入る三本目の沢に降りたところで道を見失い、沢を遡行することにした。
渓相は悪くないが、こちらもボサが煩い所が多い上に、変化に乏しい。
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釜を持った4M滝は左から巻く。この滝の上も平凡な流れが続く。
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地形図で道が沢を渡っている390M付近で、左岸に目印を発見して、ここから500M付近まで道を辿る。
沢身に降りると、右から(3:2)の水量で枝沢を分けている。
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先ほどの沢の出合に懸る3M滝を左のバンドから越えて、100Mほど遡行すると堂々とした8M滝が懸っている。
左岸に緩いルンゼがあって、簡単に巻く。
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8M滝を巻くと、すぐに3Mの滝が廊下状の流れに落ち込んでいる。右側のバンドから、廊下を見下ろして越えていく。
DSCF5554.jpg

先ほどの滝場以降は、変化に乏しい渓相が続き、800M付近の二俣に至る。水量比は(1:1)、直前にほぼ同水量の枝沢を左に分けている。顕著な踏跡は認められなかった。この枝沢と二俣の間で地形図を落としてしまった。この時点で、稜線に出て藪を漕いでNINOXに出る選択肢を断念し、往路を戻ることにした。往路の所要時間を考えて、二俣で引き返す。
これまでの渓相と、左岸の尾根の向こう側が三光川であることから、最後まで詰められなかったことにも諦めがついた。

帰路、何年振りかにサルナシを見つける。柔らかいやつが甘くておいしい。
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これまで見た中でも最も見事な葡萄の房。完熟した実が甘酸っぱくておいしい。葡萄は大豊作だ。
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上流から見た廊下。
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左岸の道から降りてきたところ。この先で、右岸も往路で見つけられなかった区間の道を発見できた。
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石川林道を歩いていると、まだ小さいながらも山芋がむかごをつけているのに気付いた。
大きめのものを手のひらいっぱいになるくらい摘んで帰った。
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12日、また雨になってしまった。休暇を取ってまで来ているのに、最悪に近いタイミングで雨になる。いや、雨の日が多すぎる。
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東京を拠点として、沢登りを中心に活動する山岳会です。
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