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2016. 08. 29  
今週は飯豊では初級の沢とされるタカツコ沢を遡行、その支流の穴沢を下降した。
タカツコ沢は昨年の6月にも来ているが、地蔵沢にエスケープしているのと、中流域からは雪渓に覆われていて、どんな沢なのか分からなかったので、再度訪れた。今回も昨年同様小雨が降る中の遡行となった。

27日(小雨):タカツコ沢遡行
朝のうち、時折雨足が強まったりしたため、御沢キャンプ場で少し時間をつぶして8時半頃出発する。

穴沢出合付近に懸る、水流を二分する滝の左側の滝。昨年と比べると半分くらいの水量だ。
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幾つか滝を越えていくと、優美な8Mの滝が懸る。今年位の水量だと3条になって流れ落ちるようだ。
右壁のバンド状の所を登った。このバンドは、昨年は下部が水流に隠れていたため、巻いた。
DSCF5099.jpg

3~4Mくらいの滝が続く。
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ナメ滝や小滝の連瀑の渓相となる。
DSCF5103.jpg

小滝の連瀑というか、一連のナメ滝というか、10×25を登りきると、この後、少しの間河原状になって、一息つける。
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2~4Mの滝を幾つか越え、950Mで右岸に枝沢を分けると登れない5M滝が出てきて、左岸のブッシュ帯を巻いていくことになる。
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巻いていると、さらに登れない6M滝が目に入ったので、これもまとめて巻いて、懸垂下降で沢床に戻った。
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6M、10M2段の滝を越え、8x8樋状、8Mをそれぞれ右岸から巻くと、小滝と河原が続く。
地蔵沢を右に分け、河原を進んで、ポツンと懸る5M滝を越えると、1250M辺りでだいぶ開けた渓相となり、このまま稜線直下のスラブ帯まで行けるかと思ったが・・・。
DSCF5126.jpg

再びゴルジュっぽい渓相になり、滝が続く。
DSCF5129.jpg

暗くなりかけた頃、さらに滝が見えてきたので、左岸の草付にとりついて一気に稜線を目指そうとしたが、途中で暗くなる。
傾斜があまりないので、ビバークよりも登り切ることを選択し、すっかり暗くなった19時半過ぎに登山道に出た。
三国小屋が東へ30Mくらいのところに建っていた。
何とか予定通り三国小屋に泊まる。

28日(曇):穴沢下降
川入への登山道を降って行き、地蔵山の山頂ルートと水場ルートの合流点を過ぎた辺りで、穴沢へ向かって下降する。
藪はそれほどでもなく、10分程で水がちょろちょろ流れる窪に降り立った。

幾つかの小滝を下降していくと、5M滝に阻まれて、灌木に捨縄をかけて懸垂下降する。
DSCF5132.jpg

続く8M滝も捨縄をかけて懸垂下降。ブッシュが沢筋まで来ているので、支点には困らないが、この調子だとあと何本シュリンゲを残置することになるやら、少し心配になる。
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しかし、8M滝の後は、しばらくは下降できる滝が続く。
DSCF5141.jpg

滝もそれほど多くなく、河原状になる。もしやこのまま出合まで行けるかと思ったが・・・
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20M5段の滝に阻まれて、左岸を巻くことになるが、見た目通り簡単な巻きで済んだので助かった。
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さらに9M2段の滝も左岸を巻いて降りると、左岸から枝沢を併せる。
出合直下はゴルジュとなっていて5Mと2Mの滝が懸っている。クライムダウンが難しそうなので、左岸を巻いて懸垂で沢床に戻った。
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8M滝を懸垂下降する。右壁がつるつるのスラブ状で、懸垂下降の練習にちょうどいい。
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この後、5Mと6Mの滝を懸垂下降すると、少しずつ開けてきて河原状になり、小滝二本を過ぎると出合に出た。
DSCF5156.jpg

出合からは、昨日遡行した河原を下降して、駐車場に戻った。
昨年遡行した時と比べると、水量は半分くらいにも思え、ほとんど違う沢と言ってよい印象だった。
タカツコ沢の最後は暗くなって、水流をトレースできなかったが、水流から離れた草付はほとんどスラブ帯の基部と言ってよく、ほぼタカツコ沢の様子も分かったと言えよう。
穴沢は小さな枝沢ながら、思ったより滝が多く、侮れない沢だった。
飯豊では入門向きと言われているが、この沢でも関東の沢を基準にすれば、中級レベルの沢と言えよう。
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逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)

Author:逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)
東京を拠点として、沢登りを中心に活動してきました。
2018年12月2日をもって解散しました。

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