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2016. 08. 01  
今週は、初めて長走川流域を訪れた。
今後の下見を兼ねての山行ルートは、上ノ峠を越えて長走川に出て、本流を下降して大面沢・鈴ヶ滝沢を遡行、杉ノ沢を下降して、出合から本流を下降して林道に戻る・・・という、林道を起点にした最寄りの沢ルートだ。とは言っても、結構長い。

林道の九十九折の箇所を降ってきて、途中で下流に向かう藪道に入る。古い吊橋が架かっているところに出て、少し下流にあった河原で休憩する。一見清々しい光景に見えるが、既に、かなり数の虻が発生していて、五月蠅い。
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徒渉を繰り返して河原を下降して(一カ所胸まで浸かる深場もあったが)、大面沢出合に着く。
大面沢に入ると平凡な河原が続く。谷幅が広いせいか、中州が多い。
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出合いから鈴ヶ滝沢に入ると、森の中に入ってきたかと思ったのも束の間、両岸草付の険しいV字谷へと一気に変貌する。
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簡単な滝を越え、次の6Mの滝を右岸から巻くと、またしても登れない7Mの滝が懸る。少し戻った所から左岸を巻いて、滝上に懸垂下降した。
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のっけから結構大変な沢かも・・・と思ったが、7M滝を巻くと落ち着いてきて、順調に歩を進める。
2Mの滝を懸ける支流の出合からナメ滝が続く。
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10M滝は登れず右岸を巻く。巻いている途中で、滝上にも似たような5Mの滝が懸っているので、まとめて巻いた。
この巻きのルートには踏跡がついていた。
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巻いている途中から降り出した雨が、土砂降りになって、40分くらい続いた。
平凡な流れながら、すっかり濁ってしまった。
昼食を摂りながら空の様子を窺っていた。
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雨が小降りになった所で遡行を再開する。
3M、4Mの滝が続いた後、7Mの階段状の滝が現れる。この沢は、登れない滝もいくつかあるが、それ以外はあまり厳しい所はない。
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上流域では、5M滝を巻いて懸垂下降。さらに上流の8M滝は、続く3M?滝ともども左岸から高巻く。
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水源は1000M付近の湧水・・・・と思ったら、この後水流が細々ながらも復活した。
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最後は湿地に出た。
この後、窪を越えて二つの湿地を経由して、杉ノ沢へ向かって下降する。
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杉ノ沢を下降していく。沢は平凡だが、イタドリが多くて掻き分けるのが大変だ。
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なかなか幕場適地が見つからない中、760M付近の小さな河原を大規模工事で均して、何とか今宵の宿をでっちあげた。
懸念していた雨も降らず、焚火もできて、思った以上に快適に過ごすことができた。
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650M付近までは、相変わらず小滝すらないくらいに平凡な流れが続く。
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ゴルジュ帯に突入する。初めは小さな落込みと小釜が交互に現れるが、3Mの滝に下降を阻まれる。
滝下の釜の右岸壁は抉れたような感じだ。右壁に残置ハーケンを発見したので、スリングをタイオフして懸垂で降りる。
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尚も、幅2~3のゴルジュが続く。
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今度は、釜の中で縦渦を巻いたような滝に下降を阻まれる。さらに滝が続いているようなので、右岸を20M程登って高巻いた。
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高巻いた後、一旦開けるが、再びゴルジュになる。
5M滝は左岸のブッシュに捨縄をかけて、滝の左側を懸垂下降する。
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ゴルジュを抜けると、左岸の少し高い所に生える木の根元に、釣り師のものと思われるブルーシートの包みがあった。
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淀ノ沢出合を過ぎるまで、穏やかな河原が続く。
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再びゴルジュになると、出合までほとんどゴルジュが続いていると言ってもよい。
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下流部ゴルジュ唯一の滝場。この下に滝が続いているので、右岸を大きく高巻いた。
写真の立ち位置は495Mくらい。ここから二つの枝尾根が合流する700M付近まで登って、下流側の尾根に下降した。
尾根上には踏跡がある。
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600Mくらいまで登って踏跡が出てきた辺りで休憩。
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烏帽子山が誘いかけているようだ。本流を遡行するのは何時になるだろう・・・?
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最後は草付を下降して沢身に戻った。
この後、難所はないが、出合まで結構長かった。
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本流は、ところどころに深場やゴルジュがあるが、平水ならば遡行、下降ともに困難なところはない。
開けた河原が多いが、やはり長い。
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地図にはないが、黒森沢出合より上流で、右岸に山道を発見して、これを辿る。
黒森沢を過ぎると、林道に出た。上ノ峠を越えて車を停めたところまでは、休憩を含めて約二時間だった。
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逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)

Author:逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)
東京を拠点として、沢登りを中心に活動してきました。
2018年12月2日をもって解散しました。

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