2016. 07. 25  
今週で、飯豊連峰唯一の最上川水系に属する白川流域も最後になる。当初の予定では、土曜と日曜に、にしたき沢とひがしたき沢を登る予定だったが、ひがしたき沢は地形図で見る限り、短い上に平凡そうだったので、こぐら沢とセットにした。結果として、この計画変更は大当たり。こぐら沢には期待してなかったが、小粒ながらも、大小変化に富んだ滝が連続して、なかなか楽しめる沢だった。藪漕ぎもほとんどなく登山道に出ることができる。反面、当初から計画に織り込み済みだったひがしたき沢は、予想通り至って平凡な沢だった。

大日杉から山菜道を辿ってひがしたき沢に出る。ひがしたき沢を下降して、最初の4M滝は、左岸の少し張り出した岩を潜るように、滝の右壁と岩の間に潜り込んでクライムダウンする。
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白川はこの時期にしてはかなり水量が少ない。昨年の秋より少ないくらいだ。
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こぐら沢出合は、ガレのルンゼみたいだ。
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こぐら沢を遡行すると、すぐに2条7M(左側は6M)が懸る。左側のルンゼから、続く3Mもまとめて右岸を巻いた。
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8M滝。小さい沢なので水量はないのだが、なかなか堂々とした滝だ。
右手前のルンゼに取付いて巻こうとするが、ルンゼの左壁になかなか取付けずに、結構大きな巻きになってしまった。
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8M滝の上に5M滝が続いており、登れそうもないので高巻きを続ける。
5M滝の上に降りようとしたが、絶壁だったので、太い木の幹にロープをまわして懸垂下降で沢に降りた。
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小滝が続き、なかなか忙しい。
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6M斜瀑を歩くように登っていくと、その奥に結構切り立った滝が立ちはだかっている。
滝下から見た感じでは7~8Mくらいだが、左岸を巻いていくと、この上もスラブ状の滝を連ねている様子が見えてくる。
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だいたい30M4段くらい。2段目の落口に出て、3段目と4段目をそれぞれ左、右から登った。
その後、尚も滝が続いている。
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一旦滝場が終わり、右に少しハング気味の一枚壁が見えてくると、狭くて急な谷に巨石のゴーロが続く。
滝だか落込みだか判別し難く、ちょっと骨が折れる。
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ヌメル滝を登る。
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だいぶ水流が細くなったが、登れない滝が懸っていて、これを左岸から巻いていくと、似たような滝が連続していて、高巻きを続ける。
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滝の切れ目で沢身に戻ると12M滝が懸る。ここは右壁のバンドをジグザグに登っていく。
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続く2つの滝を越えると、里の小川のような穏やかな流れに一変する。
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穏やかな流れの中にも、しぶとく滝が懸っていて、すんなりとは終わらない。
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次第にボサが多くなってきて、最後は笹薮に消える。
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しかし、藪漕ぎわずかですぐに牛ヶ岩山直下の登山道に出た。
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登山道を少し西へ向かって歩いた後、ひがしたき沢を下降する。
源頭付近は小滝の連瀑みたいな感じだが、簡単にクライムダウンできるところばかりだ。
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中流域はこんな感じ。滝はなく、至って平凡。
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次第に斜度が落ちてきて、ほとんど河原に近い渓相になる。
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何もないまま終わるのかと思った頃、10M滝に下降を阻まれるが、簡単に右岸を巻いて通過できた。
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小ゴルジュを抜けると、山菜道に出て、ひがしたき沢の下降はお終い。
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この日は大日杉小屋に泊まる。
昼夜発電していて電気が使える上に、シャワーもあって、とても快適だった。
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