FC2ブログ
2016. 05. 15  
例年だと、5月中旬から下旬は剱岳周辺へいくのだが、今年は沢が出てしまっているだろうと思って、断念。
その代わりに、涸沢へ行ってみることにした。
南側のラインが14日のルート(小豆沢と涸沢鑓南側のコル)で、北側のラインが15日のルート(最低鞍部)。
涸沢カールGPS

今回の荷物はこんな感じ。
板、ブーツ、テント、シュラフ、アイゼン、ピッケル・・・・全部背負っていくので、重い。
でも、夏道の歩きは、ブーツで歩くより、重くてもアプローチシューズの方が楽です。
IMG_1401.jpg

上高地から横尾まで、約二時間。そこからさらに50分程で本谷橋でしたが、まだほとんど雪がない。
IMG_1408.jpg

本谷橋を渡ってから、少し登っていくと、夏道と雪上とが交互に出てくる。
適当なところで、ブーツに履き替え、さらに、ルートが南寄りから西寄りに向きを変える地点が見えてきた辺りで、谷に降りてシール登行を開始したが、まだこの先で、雪が切れて沢が出ていたので、樹間を縫って一般ルートに戻った。
IMG_1412.jpg

涸沢ヒュッテの南側を巻くようにして、キャンプ地に到着。涸沢ヒュッテの売店で受付を済ませて、この一角にテントを張る。
IMG_1414.jpg

滑降と登攀に必要なもの以外を全てテントにデポして、小豆沢を登る。
この時間帯に登っていく人は、あまりいない。
2560M辺りまでシール登行して、以降はアイゼンを装着して登ったが、キックステップでも問題なさそうだった。
IMG_1416.jpg

2時間弱で穂高岳山荘に到着。奥穂高岳山頂付近には、時折ガスがかかる。
IMG_1418.jpg

滑降前、山荘前から小豆沢を見下ろす。
真ん中は登山者が歩いた足跡でボコボコ。上部右岸寄りは石が多かったので、途中まで左岸寄り(左側)を滑る。足跡と尾根の間が狭くなってきた辺りで、登ってくる人がいたので、雪を落とさないように広い右岸寄りを滑る。
2650M辺りまで滑ったところで、涸沢槍南側のコルに向けて登り返す。
IMG_1419.jpg

涸沢槍のコルから、これから滑るルンゼを見下ろす。斜度は小豆沢とあまり変わらないが、上部左岸寄りは、表層の雪(ザラメ)の結合が悪く、スキーカットするとザラザラと雪崩ていく。スキーカットの後、右岸寄りに進路を取って、相変わらずズルズルと流れていく雪崩を追い越して、ミドルターンで滑降していく。
IMG_1421.jpg

カールに滑り込んだ辺りで、滑降ルートを振り返る。
中央左側から右上に向かって伸びる二つの雪渓のうち、左が登ったルートで、右が滑降ルート。
滑降ルートの雪渓の右寄りに、雪崩の走路が白く見えている。
カールは石が多い。見えている石はまだよいのだが、少し埋まっている石は、滑ってて見えないので避けられない。
ここから下部の滑降で、滑走面が重症を負ってしまった。(リペアできるかな?)
IMG_1424.jpg

日暮れ後、テント場から見た涸沢小屋。
IMG_1429.jpg

朝の奥穂高岳。もう少し早ければ、もっと赤く染まってたのかもしれない。
既に多くの登山者が、小豆沢を登っていた。
IMG_1430.jpg

北穂高沢をピストンする予定だったが、かなり雪が少なそうで、稜線から下部までターンできそうな程の雪が続いてなさそうだったので、行先を最低鞍部に変更する。
こちらは上部からテント場まで広い斜面が続いているので、快適そうだが、実際は、石が多い箇所があるし、縦溝が入っているところやデブリ跡があって、見た目ほど快適ではなかった。
写真はハイクアップ中に見た、奥穂高岳直登ルンゼ。ここも滑れそう(前日、小豆沢を登っているときに見上げたら、シュプールがあった。)だが、もう少し雪が多い方が良さそう。
IMG_1432.jpg

最低鞍部からテント場を見下ろす。上部に亀裂があるので、スキーがはまらないような角度で通過しなければ。
小豆沢や涸沢槍のルンゼより斜度は緩いが、広く開放的な斜面が続くので、気分よく滑降できる。
IMG_1436.jpg

滑ってきた斜面を振り返る。
まっすぐ滑ってくると石が多くなるので、途中で左岸寄りにトラバースしている。
IMG_1438.jpg

最低鞍部を往復した後、テントを撤収して上高地に戻った。
河童橋の売店でソフトクリームでも食べようかと思っていたが、観光客でごった返しているのを見て、バスターミナルへ直行した。
14:30のバスに乗れたので、それはそれでよかったかもしれない。
スポンサーサイト



NEXT Entry
2016.05.14-15 熊野川十津川八木尾谷本谷
NEW Topics
爽快滝登り!...でも、手が冷たい(2018.11.23:丹沢・早戸川円山木沢)
焚き火納め(2018.11.17-18:丹波川ムジナ沢左俣(トノ沢)~小室川谷
秋のレスキュー訓練(2018.11.10:新茅ノ沢F4&モミソ懸垂岩)
2018.11.4 櫛形山脈縦走
2018.11.03 内川 中ノ俣沢(途中撤退)
深まる秋に(2018.11.03:足尾・東利根倉沢~西利根倉沢)
2018.10.20-22 前川 壺安沢・オコナイ沢・ヨシワラ沢
2018.10.6-10 実川 入り鳥ノ子沢~黒羽根沢~御西沢~上追流沢~豊実沢
2018.10.13-14 谷川連峰 湯檜曽川大倉沢
2018.10.7-8 奥秩父 入川真ノ沢
Comment
Trackback
Comment form
 管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)

Author:逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)
東京を拠点として、沢登りを中心に活動してきました。
2018年12月2日をもって解散しました。

カレンダー
09 | 2019/10 | 11
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
検索フォーム
カテゴリ