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2016. 05. 01  
北アルプスへスキーへ行くつもりでいたが、低気圧が発達して荒れるようなので、二日ほど沢を登って日程調整することにした。
そこで、今週も先々週に引き続き男鹿山塊の沢を巡ることにした(実は月初に人が集まらなくて保留にした計画なのだが)。

善知鳥沢沿いの林道に入り、一旦は比津羅山南面を半周する林道の分岐手前で車を停めたが、軽トラが入っていくのを見て、再び車を走らせた。ナダムロ沢を過ぎると斜面が崩れて道を塞いでいたが、何とか岩を動かせそうなので、二人がかりで道を開いてすぐ先の開けたスペースに駐車した。
DSCF3879.jpg

尚も続く林道を歩くと、路肩が崩壊したりしていて車では無理なことが分かった。さっきのところに駐車して正解だった。
800M手前で左岸に堰堤で出合う枝沢を見送ると、最初の滝が懸る。見ての通り右側を簡単に登れる。
DSCF3884.jpg

しばらく平凡な河原が続いた後、ちょっとしたゴーロ滝が出てくるが、谷が広いのでこの滝を横目にみて右岸を難なく通過する。
DSCF3888.jpg

平凡な渓相が続き、1000M手前で本流から右岸の枝沢に分かれる。さらに1100Mを過ぎた辺りで、左岸に桃ノ木峠への枝沢が分かれる。目指すは桃ノ木峠の西側の峠だが、こちらも似たような渓相だ。
DSCF3890.jpg

峠では藪漕ぎを覚悟していたが、藪は薄く踏跡までついている。
DSCF3891.jpg

峠を越えて、ウドが沢右俣を下降する。途中コゴミを収穫。ここだけではなくいたるところにコゴミが出ていたが、沢沿い上流の方が、茎が太くてまだ穂先が巻いているのが多かった。
DSCF3894.jpg

ウドが沢の両岸の地質は脆いようで、崩壊しているところが多く、倒木の多さにもうんざりした。
DSCF3895.jpg

何もないまま林道に出るかと思ったら、下流域に一カ所まとまった滝場があり、3M、その下で流れが三つに分かれて、それぞれに5M弱の滝が懸っていた。
DSCF3897.jpg

地形図ではウドが沢をまたいでいるはずの林道は崩落していた。斜面を登って右岸側にあがった所から対岸に続く林道を見る。
DSCF3900.jpg

あとは男鹿山林道を歩いて尾ヶ倉沢出合まで歩く。地形図では尾ヶ倉沢は両岸の斜度がきつく谷が狭い感じだし、尾ヶ倉橋から見た感じも険しいので、少し早いが橋のやや下流の河原にテントを張って、午睡をむさぼった。
天気予報に反して、午後から夜中まで霙交じりの雨が断続的に降っていた。
DSCF3903.jpg

翌朝、尾ヶ倉沢を遡行する。尾ヶ倉橋の袂から伸びる林道を行くが、進んでいくと意外に両岸ともなだらかで河原も多い。これならもっと上流を幕場にしても全く問題なかった。林道から見下ろす沢はナメが綺麗だった。
DSCF3907.jpg

林道終点から入渓するが、ナメは終わりゴーロの河原が続く。写真の一帯は青白い岩が多く明るい雰囲気だ。
DSCF3910.jpg

まもなく第一の滝場を迎える。3Mのゴーロっぽい滝と、それに続いて4M滝が懸る。左岸はガレが押し出しており、転々累々と重なる岩の上を歩いて滝上に出る。滝上では左に支流を分けた後、複雑に流れが分かれ、再び合すると平凡さを取り戻す。
DSCF3913.jpg

今回の山行の目玉でもあろう。水流の上に鎮座する大岩。実はこの岩に隠れて滝が懸っている。
DSCF3917.jpg

左岸を行くと、滝を見下ろしてへつっていける。見ての通り、下流からは見えない位置に滝が懸っている。落差は5Mくらいか?
DSCF3919.jpg

標高1200Mあたりからは、沢筋にうっすら雪がついている箇所が増えてくる。昨日幕場付近で降っていた霙交じりの雨は、この辺りから上では雪だったということだろう。ちなみに雪渓はほとんど残っていなかった。
1300M付近、15Mの大滝が懸る。右岸に登れそうな土斜面があるが、一面雪で覆われているので、少し手前のルンゼを登って笹が生える斜面上部をトラバースした。
DSCF3923.jpg

滝の左斜面を直上すればちょうどいい所に出られたかもしれないが、今回は登りすぎたので、懸垂で谷に戻った。
この後、間もなく二俣(1326M)となり、左へ向かう。しかし左俣の本流に気付かづにいつの間にか1400Mから左岸枝沢に入っていた。
DSCF3925.jpg

地形図から判断して、どのみち詰めるだけの感じの地形なので、枝沢右岸の尾根に上がり、雪をかぶったブッシュを掻き分けながら日留賀岳~鹿又岳間の稜線に出た。稜線にはうっすら踏跡があるが、相変わらず雪がついたブッシュとの格闘が続く。手はかじかみ、ズボンにも雪が凍り付いて、手も足も冷たくて感覚がない。
日留賀岳山頂を過ぎ、風があまりない所で震えながら昼食を摂り、ナダムロ沢源頭のコルまで登山道を行く。登山道を歩くうちに服が乾いてきて、何とか寒さから解放される。
DSCF3926.jpg

ナダムロ沢は何もないが、小粒な岩と枯葉が多く結構歩き難い。最後は堰堤が続くが、これを過ぎると林道に出る。
駐車スペースは目前で、少し北へ向かうと車が見えてきた。
DSCF3928.jpg

今回の沢は難しい所は皆無だが、初日午後の雪のおかげで、冷たさとの格闘で厳しい山行になった。
寒さとの格闘はさておき、こんな沢は今回のように繋げて逍遙するのがお薦めだ。
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プロフィール

逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)

Author:逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)
東京を拠点として、沢登りを中心に活動してきました。
2018年12月2日をもって解散しました。

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