2015. 08. 13  
夏合宿と称する下記の長期山行。本質的には合宿になっていないので、来年は名称を改めようか・・・。
今年はメンバーの都合上、前半のみの参加と後半のみの参加ができる洗濯沢を遡下行するルートを計画した。

今年は、加治川治水ダムから湯ノ平温泉に至る林道、登山道共に修復が進み、湯ノ平温泉再オープンの雰囲気を感じる。
今年もアブの発生は少なく、アブ対策の厚着が仇となって、アブよりも暑さが気になる。
湯ノ平山荘でも、女湯に湯が引きなおされ、脱衣場と共に囲いと屋根が設けられている。
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小屋脇にはソーラー発電設備やアンテナが設けられ、水場には屋根が設置された。おかげで、薪か木炭でも担いでくれば、水場向かいの釜場も快適に使えそうだ。
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湯ノ平山荘からおういんの尾根を登って中峰を目指す。尾根への取り付きはやっぱり急で、重荷が堪える。
尾根に乗ってからは、日差しを遮る樹木が少なく、風もほとんどなかったので一層暑くなる。
アプローチ半ば、1000M付近にして、Kさんが熱射病でリタイヤ。
Kさんのことは心配だが、できれば途中ビバークして梅花皮小屋で集中、無理なら引き返すように伝えて、ここからそれぞれ単独行動となる。

今回は中峰の水場から孫左衛門沢右俣を下降する。水場への入口は、中峰の標識が置いてあるところに、ペットボトルがぶら下がっているのですぐに分かる。ブッシュを掻き分けた後、開けた斜面を左へ向かって30Mほどトラバースすると水場がある。水は冷たくて美味。

孫左衛門沢右俣は昨年下降した左俣と同様に、ゴーロ主体で下降向きの沢だ。二俣に30Mの滝を懸けるが、左岸を簡単に巻くことができる。

本流に出る。雪渓が少ないのと、このところ雨が降っていないとのことで、水量は少ない。
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特に苦労するところもないまま遡行していくと、洗濯沢出合が見えてくる。
今年もここに泊まり、快適に過ごすことができた。出合の河原には幕場に適した砂地と、洗濯沢寄りに湧水がある。
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翌朝、9日に洗濯沢に入る。最初は左に赤い岩壁が聳えるゴーロで始まるが、谷が右に折れると滝場が始まる。
10×20のナメは水流が強そうなので左のバンド上を登ったが、上部で水流が二分して4Mの直瀑が懸かるところで、途切れており、足を伸ばしてかろうじて滝頭に乗り移った。
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10M滝は、立って見える左壁にホールドがあり、空身で登って荷揚げして越える。
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両岸が圧迫された間をナメとなって流れる。奥には12M滝が見えている。
12M滝は、左岸枝沢を少し登ったところから、中間のブッシュ帯に取り付いて滝上に出た。
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滝上からゴーロとなった後、いくつか滝を越えると、左側を40~50Mの岩壁に囲まれた広いゴーロの広場となるが、その大部分を干スノーブロックが埋め尽くしていた。
本流側には釜を持った直瀑が懸かり、ゴーロの広場の入口まで戻って、左岸の小尾根からブッシュ帯に取り付いた。
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高巻き途中からスノーブロックで埋まったゴーロの広場を見下ろす。
この後、出合の滝を過ぎた辺りで、下降しようとしたが、登れなそうな滝が懸かっているので、再びトラバースを続け、最終的には烏帽子沢と中ノ沢の出合付近まで高巻くことになる。
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出合からは中ノ沢の4段の大滝が見えている。烏帽子沢は急なゴーロが天に向かって伸びているように見える。
4段の滝は左岸の急なブッシュ帯から高巻く。
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大滝の上も、滝が連続するが、快適に登っていける。10Mクラスを二本越えると、30M5段滝が出てくる。
左から取り付き、2段目を登ったところで右に移る。この滝の核心は4段目。平板状の左壁と水流の境目を登る。
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左岸に2本の枝沢を分けると、ゴーロに埋もれた連瀑で20M高度を上げ、直後に簾状の9M滝が続く。
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急なゴーロとなり、1630M付近で斜度が落ちてくると源頭の雰囲気が漂う。
右にカーブすると、稜線上に梅花皮小屋が見えてくる。
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最後は水場と梅花皮小屋のトイレに水を引くための取水設備があるところに詰め上げた。
パイプが通っている作業道を伝って、水場を経て梅花皮小屋に着いた。
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小屋には、Kさんも、Wさんもまだ来ていなかった。
Kさんは恐らく引き返したのだろう。
梶川尾根を登ってきたWさんは、「17日から門内小屋の小屋番に高桑さんが入る」という情報を持って、約1時間後に到着した。
門内小屋でゆっくりしていたそうだ。

梅花皮小屋はガイド山行の大所帯が入って大賑わいだった。
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遡ってみました(2017.06.17:足尾・仁田元沢~石塔尾根)
Comment
No title
暑さに耐え、おういんの尾根をクリアした者だけがたどりつける場所でしょうか・・・^^;)

一度、洗濯沢出合に泊まってみたいです
源頭部の風景が気持ちよさそう!
あぁ。。。行けばよかった
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