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2015. 06. 23  
前日に引き続き、奥川流域を遡行する。

幕場を撤収して、林道が右岸から左岸に渡ったところに車を停めて、滝沢出合へ向かって林道を歩いていくと、日帰り参加の丸山さんが前泊のテントをたたんでいるところだった。
植林を下降して河原に降り立つと、平坦な砂地と流木があって、こちらで泊まればよかったと思わされた。

奥川を徒渉して、滝沢を遡行し始める。オソバ沢を分けるまでは、平凡な河原で、しばしばボサが被っている。要は、全くの藪沢である。
DSCF1920.jpg

オソバ沢を分けて、沢が左右に曲がると、藪を抜けてすっきりした渓相に変わり、滝が続くようになる。
DSCF1922.jpg

いくつか滝を越えたところで、今日も雪渓が出てきた。雪渓脇の斜面には、食べごろのコゴミが群生している。この雪渓は上を歩いて越えた。
DSCF1925.jpg

雪渓を過ぎると、落差のある滝も出てくる。
DSCF1932.jpg

小さな滝が詰まっていて、意外に面白い沢だ。ついに10Mクラスの滝も出てきた。
左壁を行けそうだが、中間2歩くらいが沢靴のフリクション限界を超えるか超えないかといった感じに見えたので、左岸を巻いた。
DSCF1943.jpg

10M滝を巻くと、780Mの右岸枝沢の出合で、枝沢は出合に5M滝、さらにその奥50Mくらいのところに大きな落差の滝を懸けていた。水量は(3:2)で枝沢の方が多い。

平凡そうな本流を行くと、こちらにも堂々とした12M滝が懸り、一時遡行を阻む。
この位置からは右側を登れそうに見えたが、のぞき込んでみると、どうもつるつるでホールドがなさそうなので、巻くことにする。
DSCF1945.jpg

右岸の急峻なブッシュ帯に取り付いて、高度を上げてから、ブッシュを掴みながらバンドをトラバースして、落口に出る。DSCF1946.jpg

滝上は緩やかな流れとなる。箱のような谷だが、日当たりの良い所には、ウドやモミジガサが出ていた。
DSCF1950.jpg

910Mあたりからはさらに穏やかな渓相になる。
DSCF1963.jpg

再び斜度が増してきて、小滝が見え始めると、雪渓が谷を埋める。何か所かで途切れる雪渓を、降りたり、ブッシュ帯に登ってトラバースしたりして繋いでいく。
DSCF1973.jpg

長大な雪渓を淡々と登る。
DSCF1975.jpg

雪渓が終わり、ブッシュが疎らに生える浅い窪をトレースすると、6畳ほどの広さのテーブル状の雪渓に窪が消えた。
このテーブル上から、8Mほどブッシュを掻き分けると登山道に出た。
DSCF1978.jpg

登山道に出た後、鏡山山頂で飯豊主稜の眺めを楽しむが、下山しようという頃になって、大粒の雨が降り出した。
あまり期待していない沢だったが、多くの滝を懸け、楽しい沢だった。
間延びした等高線ながらも多くの滝が懸るという点では、内ノ倉川七滝沢の縮小版といったところか。
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Comment
No title
次々と滝が現れ楽しかったです!
苔もきれいでした
雪渓処理も勉強になりました

お持ち帰りした、初めて食べるモミジガサ、おいしかったです(^^)
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プロフィール

逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)

Author:逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)
東京を拠点として、沢登りを中心に活動してきました。
2018年12月2日をもって解散しました。

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