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2015. 05. 27  
どうも、F薪です。

5月24日、日曜日は大若沢でした。
膝の調子にまだ自信がなかったので、先々週のまったり稜線様子見山行から、初級の沢様子見山行へとステップアップの予定でしたが、思ったより骨のある山行になりました。

計画では、大若沢右俣を稜線に詰め上げ、白泰山避難小屋(非難小屋ではないぞ)付近から長滑沢を下降する予定でした。
ですが、ちょいとアクシデントがあり、大若沢左俣Co1100付近から長滑沢との中間尾根を乗っ越して長滑沢を下降するショートカットルートをとることとなりました。

大若沢は記録も多くあるので、今回はショートカットルートと長滑沢からの下降に焦点を当ててお送りします。

...ということで、アクシデント後リーダーより、稜線へ詰め上げる計画は中止として、左俣すぐの枝沢から尾根を乗っ越して長滑沢を下降する旨、計画変更が告げられました。
地図で見ると、登り200m下り100mの何ていうことのないショートカットに思われます。
左俣に入り、Co1100手前右岸のルンゼに入ります。傾斜は少々急ですが、特に危険を感じない登りなので、20~30分も登れば登り詰められるかなと思っていましたが...
100mほども登ると、左岸に枝尾根が見えてきてそちらからだと楽に乗っ越しができそうです。
枝尾根に乗り、尾根を登り始めました。(下の写真)
Owaka01.jpg

ところが、ところが...
登るにつれてだんだんと岩稜チックになってきました。地形図には岩記号もなく、思ってもみない展開です。
Owaka02.jpg

あともう少しで尾根を乗っ越せそうなところで、高さ10数メートルの岩場に行く手を遮られます。
登って登れなくもありませんが、右手を見ると巻いて上がれなくもなさそう...。ひとまず偵察に出てみると、傾斜は急なものの、何とか岩登りをせずに上がれそうです。他のメンバーにも声を掛け、巻き道を行きます。
登ってみると、さらに岩稜が続いています。しかも、何だか崩れ落ちそうな脆い状態です。
どうしようかと、しばし鳩首凝議。
リーダーの判断で、一旦岩稜の左側へ下降してから登り返すことになりました。幸い、下降点から岩の途切れたコルが見えて、なんとか長滑沢側へ繋ぐ目処が立ちました。

下降に使った枝沢は、特に悪場もなく下りやすい沢でしたが、ショートカットした積もりが、登り下りで2時間半近くもかかってしまいました。

(長滑沢左岸枝沢下降中)
Owaka03.jpg

長滑沢との出合いで、昼食休憩。休憩後、直ちに下降に入ります。しばらく進むと、明らかに大きな滝が水を落とす気配。
近づいてみると、下流の流れが遥か下に見えています。
某記録では「大滝20m」となっているようですが、どう見ても20m以上はありそうな立派な滝でした。右岸の斜面を懸垂下降2ピッチで滝下へ到達。

(長滑沢大滝懸垂下降之図)
Owaka04.jpg

(長滑沢大滝上部之図)
Owaka05.jpg

(長滑沢大滝、少し下流から望む之図)
Owaka06.jpg

大滝より下流は悪場もなく、約45分で大若沢へと合流しました。
合流地点からは、山道が下っているはずです。しばらく沢沿いに進むと、左岸上部に道が見えたので、強引に斜面を登って登山道に合流。一般登山道にしては、ややデンジャラスな道を歩いて、入溪点に戻りました。

核心は、やっぱり中間尾根の乗っ越しかなぁ。
天気は予報に反してよかったものの、計画は大幅に変更となり、おまけに少し手ごたえが増しました。

...F薪は、膝はなんとか持ちこたえたものの、下界に下りてきたら首筋やらおでこやらが妙に痒い。そう言えば、懸垂の待時間なんかにやたらと虫が飛び回っていたなあ...う~ん、やられたかも~。

そうそう、季節柄かギンリョウソウもたくさん見ることができました。
Owaka07.jpg
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プロフィール

逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)

Author:逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)
東京を拠点として、沢登りを中心に活動してきました。
2018年12月2日をもって解散しました。

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