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2015. 02. 16  
F薪です。

今シーズン第二弾の房総の沢、セーナ沢へ行って来た。
清澄山付近から、安房鴨川へ流下し二タ間川へと合流する袋倉川の支流だ。

本流筋には二つのダムがあり、鴨川市の水源となっている。
下流の、袋倉第一ダムの直ぐ下流で左岸から出合うのがセーナ沢である。

出合は、こんな雰囲気。水量比は2対1くらいか。
SenaSawa_01.jpg

しばらく平凡な流れを遡ると最初の滝が現れる。右側にはいわくありげなステップが。房総らしい光景だ。
SenaSawa_02.jpg

次の滝は、大きな釜を抱えているが、倒木を使ってアプローチができた。少しだけ神経を使う一歩があるが、左から登れる。
SenaSawa_03.jpg

二つ目の滝までは、ナメが主体で結構いい雰囲気だ。記録は殆ど見当たらないけれど、当たりの沢かと期待が膨らむが...
30分ほどで大倒木帯が行く手を阻む。連瀑帯は心躍るが、倒木帯は...

第一倒木帯突破の図
SenaSawa_04.jpg

倒木帯を抜けると、いいじゃん...ナメの復活だ。
SenaSawa_05.jpg

いいじゃんなナメナメを越えると顕著な二俣。右俣はナメが続き行ってみたくなる風景。
写真左に黒いスラブ滝が見えるが、ここは水流が殆どない。そして、その更に左に...
SenaSawa_06.jpg

じゃーん!! 本日のハイライトの大滝が懸かっている。
ここは、つるつるでまあ登れないでしょう。
...なので、右岸から高巻く。境界杭と巻き道のような踏み跡があった。
SenaSawa_07.jpg

巻き終わって落ち口から覗くとこんな。
SenaSawa_08.jpg

あんまり前に出ると危ないよ(笑
SenaSawa_09.jpg

大滝上部もしばらくいい感じのナメが続き、詰めはすっきりと...と期待するも、ほどなく第二倒木帯に突入。以降は溪相が回復しそうもないので、残念ながらCo150m二俣手前の右岸尾根へエスケープ。257m付近に詰め上げた。
SenaSawa_10.jpg

地形図の破線路は林道になっていたが、しばらく稜線上を忠実に辿る。林道に降りてしばらくで林道終点。山道に入る手前に猪の罠が設置されていた。そう言えば、さっき稜線に上がる手前で、逃げていく猪をみたなあと思い出す。
SenaSawa_11.jpg

罠は、山道へ入るところにもワイヤータイプのものが設置されており、危うくmaruさんがかかるところだった。
房総バリエーションルートは猪罠に注意ですな。

計画では、尾根を乗っ越して本流筋を下降しようと思っていたが、倒木帯が予測されるので、素直に尾根沿いを下山した。
山道が断続的に続き、入溪点に戻れる。
SenaSawa_12.jpg

この時期ならではの房総の沢だが、倒木の多さには辟易した。
いや...滝もあり、水もきれい、ナメもきれいな沢でしたよ。

東北や越後の沢が、ブラームス、シューマンのピアノコンチェルトのようなヴィルティオーゾ的なコンチェルトとするならば、房総は、ルロイ・アンダーソンのピアノコンチェルトのような感じかな。
最初は笑っちゃうんだけど、味わうと意外と癖になる...(って、例えが個人的過ぎてよくわからないか...あはは)
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Comment
No title
その例えは、む、難しいです!
わかるのはNG氏ぐらいではありませぬか・・・?
味わうと意外と癖になる房総の沢、私もぜひ行ってみたいものです(^^;)
No title
房総の沢は未経験ですが、
例えるなら、バッハのインベンション第2声のような軽快かつ迷路のピアノイメージを描いてしまいマス!
No title
沢ヤカ男でした。
No title
訳分からん例えですみません。
まあ、平たく言えばB級グルメみたいなもんです。

清澄周辺は、房総におけるヤマビル発祥の地ですので、暖かい時期は行かない方が無難です。

by.F薪
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プロフィール

逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)

Author:逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)
東京を拠点として、沢登りを中心に活動してきました。
2018年12月2日をもって解散しました。

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