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2014. 10. 24  
胎内川の支流探索も終盤となる今回は、作四郎沢を訪れた。
週を追うごとに気温が下がってきていたが、週末は天候に恵まれて快適に遡行できた。


奥胎内ダムが完成前に、胎内川を遡行しておこうというパーティは多いが、当のダムはなかなか完成しない。それでも本流は工事のため通れないので、例によってアゲマイノカッチ越えで作四郎沢出合へ向かう。奥胎内ヒュッテ前の流れは、著しく左岸に寄っており、去年と同じ感覚では水量を推し量れない。股下くらいの水深だったが、去年のように広くゆったり流れていたら、膝くらいの深さだっただろうか?

20140927_1.jpg
アゲマイノカッチから楢ノ木沢出合へ続く尾根の踏跡を辿って、楢ノ木沢を渡って本流側に降りたところで入渓。
心配していた、作四郎沢出合の手前の深場も、越上あたりまでの深さの徒渉で通過できた。
作四郎沢の出合付近は、本流の縮小版と言った感じのゴルジュだ。

20140927_2.jpg
一旦わずかに開けるものの、激狭ゴルジュに突入する。両側の壁間は幅2Mくらい、岩壁の上の草付も急峻で、V字谷というより、空から地面に楔を打ち込んだような角度だ。

20140927_3.jpg
狭隘なゴルジュの出口となる2M滝は、右壁をショルダーで越えた。
この滝を越えると、200M程の間幾分開けた明るい谷となる。

20140927_4.jpg
再びゴルジュとなるが、さっきのゴルジュより幾分開けた感じだ。
腰以上の深さがありそうなところは、こんな風にへつったりして、越えていく。

20140927_5.jpg
標高550Mから続く連瀑帯。下から3段目以降は枝沢の滝で、本流は2段目の上で右に屈曲していて、ここからは見えない。この滝場は登りに行かず、左岸の小尾根を越えるように巻いた。

20140927_6.jpg
地形図を見た感じでは、右に大きな支流を分ける辺りに幕場がありそうな気がしたが、はずれ。
出合を過ぎて少し進むと、9M、15Mと続く滝があって、左岸から巻いた。
沢身に戻って少し行ったところに、テントひと張り分の砂地を見つけて幕場にした。
薪は乏しかったが、何とか焚き火もできた。
意外なことに、鉈で切り落とされた比較的新しい枝が落ちていた。
最近ここを遡行した人がいるということか。

20140927_7.jpg
二日目も、遡行を開始するとすぐにゴルジュとなる。
流れの真ん中に鎮座する大岩。水は岩の下から染み出てくるように見える。

20140927_8.jpg
大岩を過ぎると、間もなく6M滝から続く連瀑帯に行き当たる。
登れそうもないので、右岸を巻くが、思った以上に大高巻きとなった。

20140927_9.jpg
沢身に戻ると、目前にまた滝場が続く。沢の向きを考えると左岸を巻きたいが、リスクが高そうなので、仕方なく右岸を巻くことにした。

20140927_10.jpg
標高800M付近からの滝場が始まる。前半は、5M前後の滝が続く。
壁間いっぱいに水を湛える釜を持った滝が出てきて、そこから右岸の草付をトラバースして巻いていく。

20140927_11.jpg
沢身に戻ると、今度は15M直瀑が・・・。大きな滝は巻いてばかりだ。今度は左岸に取り付く。

20140927_12.jpg
15M滝を巻くと、ほぼ悪場はなくなり、平凡なゴーロの区間が多くなる。

20140927_13.jpg
最後は草原を詰めて、稜線上の灌木の藪を掻き分けること1分で、二本木山から二王子岳へ向かう登山道に出た。

20140927_14.jpg
7月は途中までしか刈り払いされてなかったが、今回は全区間きれいに刈り払いされていた。
この日は二王子小屋に泊まって、翌日、黒石山を経て胎内第一ダムへ下山した。
相変わらず、手ごわい藪道でした。
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逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)

Author:逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)
東京を拠点として、沢登りを中心に活動してきました。
2018年12月2日をもって解散しました。

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