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2014. 09. 09  
9月4-8日。K原さんと二人で北海道は日高に遠征。ルートは中級のペテガリ川A沢である。

ペテガリ川の突き上げるペテガリ岳はかつて遥かなる山とも称され、初登頂は昭和7年の慶応隊。厳冬期の頂はさらに遅れて昭和18年、3年前の雪崩事故で多大な犠牲者を出した北大隊が雪辱したという。

4日 新千歳空港~神威山荘~ペテカリ山荘
新千歳からはレンタカー。ペテカリ山荘へ直接行ける道道・静内中札内線が30キロほど手前で車両通行止めになっているので、神威山荘から山越えルートをとる。結構多くの人が使っているのであまり登山道と変わらない。
ペテカリ山荘は広く、清潔でいいところだ。ストーブ、流し、トイレ完備で我々のほかには誰もおらず、快適。
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5日は天気が悪く一日停滞。K原さんが釣りに出掛け、3匹ほど釣ってきてくれた。ストーブで塩焼きにして食べる。

6日 ペテカリ山荘~ペテガリ川遡行~A沢出合手前テンバ
この日はペテガリ川の函状地形を行く。僅かに増水しているが遡行に支障はない。

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最初は穏やかな河原。

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だがすぐにゴルジュが出てくる。この川のゴルジュは全てツルツルに磨かれているわけではないので、弱点を見つけて楽しく突破できるところが多い。

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岩が黒く、暗い。

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下の大滝10mは左岸の小尾根に取り付いて高巻く。

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ちょっとテクニカルなへつりを楽しむ。

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だんだん岩が白くなってきたのがお分かりだろうか?

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やや冗長にも感じる函状地形が終わると明るい渓相になる。

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この日はB・C沢出合を少し過ぎたところの台地で泊まる。人の胴ほどもある薪がごろごろしていて盛大に焚火をやった。

7日 A沢~ペテガリ山頂~西尾根下降~ペテカリ山荘
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前日とは打って変わってA沢は滝の連続。ひたすら滝を登って高度を稼いでいく。

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A沢の2段30m滝。右岸に取り付く。

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草付を滝頭へトラバースするK原氏。

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岩盤が発達し、支流からも大滝が注ぐ。

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登れる滝が多く、ぐいぐいと登攀がはかどる。

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こんな滝もあって楽しい。

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Co1200を過ぎ、沢はV字状になっていよいよクライマックスを迎える。

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崩壊のガレと滝を登っていくと、奥の大滝80mが天空から降り注ぐ。

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奥の大滝は時間があれば登れそうだが、今回はルンゼを使って巻いた。

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源流で後ろを振り返ると、ガスの中から中ノ岳が見えた。

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沢を終え、ペテガリ山頂目指して東尾根を行く。東尾根は登山口から12時間はかかる長大な尾根で、踏み跡はわずかだ。

登頂後、西尾根を5時間かけてペテカリ山荘に降りる。アップダウンが結構あってハードであった。

8日 ペテカリ山荘~神威山荘
晴れて爽快な大気の中往路を戻る。お疲れさまでした。

ritani
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Comment
No title
ペテガリ川楽しかったです。ありがとうございました。
来年は是非カムエク行きましょう。
No title
なかなか面白そうな沢ですね。
けれども、最も目を引かれたのは、快適そうな台地の幕場の写真でした。
No title
テンバは快適でしたが、寝ている間に獣が空き缶を持って行ってしまった上に、飯の入ったビリー缶のふたが開けられていました。飯には被害なし。鹿か熊か。
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プロフィール

逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)

Author:逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)
東京を拠点として、沢登りを中心に活動してきました。
2018年12月2日をもって解散しました。

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