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2014. 06. 15  
今年も飯豊の沢踏破に向けて、飯豊通いを開始した。今年は加治川流域の沢に主眼を置いて取り組むとともに、胎内川流域のやり残しを遡下行したい。
第一弾は、加治川の一大支流である内の倉川の伊蔵沢。内の倉川左岸の支流の中では赤倉岐沢に次いで下流に位置するため、アプローチもよく、流程も水平距離・標高差ともに日帰向きの沢だ。
下~中流域は平凡な河原が続くが、所々に10Mクラスの滝が懸る。上流域は滝、また滝といった具合に、滝が連続する、登りごたえのある沢だった。標高900M手前の大スラブ滝を登りきると、急に穏やかな流れとなり、渓相の変化に富んでいる。

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入渓点付近は至って平凡な渓相だ。雨のせいか、水が濁り気味で美しくない。

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すぐにゴルジュとなり、ひと癖ある小滝が続いた後、6Mの滝が懸る。ここは左壁を登った。

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尚も滝が断続するゴルジュを抜けると、しばらく河原歩きとなるが、右岸に2本、続いて左岸に1本の枝沢を分けると、両側の壁がツルツルの10M滝が懸る。左岸に踏跡があって、簡単に巻けた。さすがに、この沢は結構登られているようだ。この後いくつかの滝を登ったところに、小さなケルンがあった。

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ケルンがあった河原の終端には、9Mの滝が懸る。右岸から巻きにかかったが、すぐこの上にも9M滝が落ちていて、まとめて巻いた。

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左に枝沢を分けると、すぐに5Mチョックストーンの滝が懸る。シャワーを浴びれば右壁を登れそうでもあったが、雨に濡れて体温が下がり気味なので、左岸から巻いて、懸垂下降12Mで沢床に戻った。

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すぐに15Mの滝が出てくる。ここも両壁とも逆相気味。左には高さ10M近くありそうな雪の塔が立つ。この雪塔の裏を通って、泥ルンゼからブッシュ帯に取りついて滝を巻いた。

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だんだん滝の間隔が詰まってきた。ここは7M-4M-8M-10M-4Mと続く滝のうちの、8M斜瀑。スリップに気を付けながら慎重に左壁を登る。

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急傾斜のナメの連瀑帯を左岸から一気に巻くと、標高700Mの屈曲部付近は雪渓に覆われていた。この雪渓は15M滝の手前で切れており、左岸の泥壁に取りついて、ブッシュを頼りにトラバースして落口に出た。

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次の10M2段の滝の左壁を登る。フリクションは抜群に効く。

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標高750Mにある8M滝。左右どちらからも登れる。

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標高900M手前の大スラブ滝。何段かの連瀑によって構成されているが、総落差は60Mあった。ホールド乏しく、滑っているので、無理せず左岸から一気に巻いた。

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大スラブ滝を登りきると、穏やかなナメの渓相に変わる。ここも結構滑っているので気を抜かないように。
この後間もなく遡行を終了し左岸の登山道に向かって樹林帯を登った。
ここで大雨に降られて、予定していた赤倉岐沢下降を止めて、登山道を滝谷まで降って、赤倉岐林道で内ノ倉湖岸に戻った。登山道の標高950M付近からの所要時間は約2時間半だった。
あやめの湯で暖まったあと、コインランドリーで濡れた衣類を洗濯(乾燥も)して、新発田駅で明日の山行に参加するWさんを待った。
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Comment
No title
前衛ながら面白いところでしたね。これで晴れてたらな~。最後の大滝はわらじの人たちは登ってたみたいですね。
No title
晴れてりゃ、寒い思いもせずに気持ちよく登れたんだろうね。焼峰山に突き上げる内の倉川と加治川の四本の沢は、どれも面白そうですね。
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プロフィール

逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)

Author:逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)
東京を拠点として、沢登りを中心に活動してきました。
2018年12月2日をもって解散しました。

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