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2014. 04. 13  
今週は槍ヶ岳直下の飛騨沢です。槍沢へ滑降する計画でしたが、飛騨乗越に着いたのが遅すぎて、翳ってしまっていた(尾根の直下がかなりの急斜面です)ので、止めました。

新保高温泉付近はほとんど雪が消えていて、小鍋谷に架かる橋の手前まで雪がなく、板をザックに着けて歩きます。
穂高平まで、2回程雪が途切れていて板を外して歩くところがありましたが、それ以外は順調にシール登行できました。

P4120053.jpg
白出沢を渡って、登山道に取りつくところは雪がなくて歩きましたが、そこからは板を外さなければならないところはありません。ただ、表面こそザラメ状でも下地は凍っていて固いので、シールが効きにくく、シールを付けた板のエッジも掛かりにくくて、傾斜の急な片斜面のトラバースは結構苦労しました。

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登山道なりに進んで、森から沢沿いに降りてくると、ブドウ谷のデブリが目に入ってきます。今年は、前回来た時と比べると、デブリも少なくて歩きやすく感じました。


槍平から前方を見渡します。抜けるような青空。風も弱く、絶好のコンディション。

P4120061.jpg
自分の写真を撮るのが面倒なので、影を撮ってみました。

P4120069.jpg
飛騨乗越直前で急に斜面が氷と化してしまったので、何とかクトーを装着して登り切りました。暖かく風が弱くても、乗越は凍っていることが多いようです。予めクトーを装着しておいた方が良いのだと、反省です。

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飛騨乗越から槍の穂先が間近に見えます。直下には槍沢の源頭部が見えますが、既に翳っていました。午前中に日差しを浴びて弛んだ雪がカチカチに凍っていそうです。相当な急斜面なので、一歩間違えなくても滑落モンでしょう。これを見て、槍沢滑降を諦めました。泊まりの荷物を背負ってきたのに・・・・。

P4120067.jpg
槍の反対側、大喰岳を見上げると、表層雪崩の痕跡(クラウン)が見えます。いつのものでしょうか?
景色を見納めて、クトーとシールを剥がして、元来た飛騨沢を降ります。最初のアイスバーンは横滑りでかわしますが、氷の凹凸のわずかな衝撃が、20kg以上の荷物故に堪えます。その後も、数ターン毎に止まって脚を回復させながら、槍平のやや上部(2150M付近)まで滑り降りて、この日の行動を終えました。テント泊。

翌日はそのまま下山しました。
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逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)

Author:逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)
東京を拠点として、沢登りを中心に活動してきました。
2018年12月2日をもって解散しました。

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