FC2ブログ
2012. 09. 10  
御釜の畔にテントを張って泊まる・・・I氏の企画に乗って濁川を遡行した。

P9080001.jpg
エコーラインから樹林帯の斜面を下降して標高540m付近で入渓する。川の名前の如く水は白濁して川底がとても見づらい。

P9080002.jpg
峩々温泉まで炎天下の平凡な河原歩きが延々と続く。

P9080005.jpg
峩々温泉から丸山沢出合まで林道を歩く。イタドリが多く、進むにつれて林のようになってくる。この林道歩きも単調でうんざりさせられた。勘弁してくれ・・・
丸山沢出合からさらにイタドリの藪を漕いで濁川本流の河原に出るが、またまた延々と単調なゴーロが続く。丸山沢を分けて水の濁りは一層増していた。

P9080012.jpg
ようやく滝らしい滝(7m)があった。歓喜に駆られた?I氏は釜に浸かって右壁に取り付いて直登し、後続I氏No2をビレイする。写真はI氏No2の登攀。この滝を登ったところで五色沢が合流している。

P9080013.jpg
さらにゴーロを行くと遠めに不帰滝が見えるようになる。不帰滝が手前の樹林に遮られて見えなくなると、左壁から水を落とす15m滝が懸かる。この滝の基部から不帰滝上まで一気に高巻くが、ガスが出てきて不帰滝は全く見えなかった。高巻きは蔓草が茂って進行に苦戦するのみならず、I氏が蜂の巣にヒットして刺されるというおまけも付いた。

P9080017.jpg
高巻きを終えると小川のような流れの不帰滝の上に出た。石垣模様の壁の5m滝を左から小さく巻くと、短いながらも両岸切り立ったゴルジュに迎えられる。

P9080020.jpg
ゴルジュを抜けると火山地帯特有の荒涼としたハゲ斜面と河原が続く。湧水も多いが、ほとんどが硫黄臭い。1490mには飲める水が湧いていたので水を確保した。(御釜に流れ込む小川は美味しい湧水だったので、必要なかったのだが。)

P9080027.jpg
いよいよ水が枯れそうになる頃、脆い壁のゴルジュとなる。ゴルジュの中には3m、4mの滝が懸かっていて、4m滝の手前で水が枯れる。とにかく脆いので四肢を壁に押さえつけるようにして登らないとホールドが取れてしまう。

P9080028.jpg
ゴルジュを抜けても窪となって水流跡(かすかに流れてる?)は続く。右手は丘のようになっていて、ここを登っていくと眼下に御釜を見下ろす位置に立つ。

御釜
しばらく御釜を見下ろした後、ケルンが積んである御釜の畔に降ってテントを張った。刈田岳にはまだ観光客が行き交う姿が望まれた。観光客の目に我々はいかなる存在として映っただろう?
日が落ちて、観光客の姿が見えなくなると、かすかに水の流れる音がするだけの静かな夜になった。

P9090025-s.jpg
御釜の畔の朝。我々だけの世界、この上ない贅沢。(I谷より追加)

P9090027-s.jpg
御釜上部には沢筋があり、ここで水を汲める。なかなか旨かった。(I谷より追加)
スポンサーサイト



NEXT Entry
2012.09.15-17 朝日連峰 桝形川三俣沢~西俣沢~鰍沢亀ノ子沢
NEW Topics
爽快滝登り!...でも、手が冷たい(2018.11.23:丹沢・早戸川円山木沢)
焚き火納め(2018.11.17-18:丹波川ムジナ沢左俣(トノ沢)~小室川谷
秋のレスキュー訓練(2018.11.10:新茅ノ沢F4&モミソ懸垂岩)
2018.11.4 櫛形山脈縦走
2018.11.03 内川 中ノ俣沢(途中撤退)
深まる秋に(2018.11.03:足尾・東利根倉沢~西利根倉沢)
2018.10.20-22 前川 壺安沢・オコナイ沢・ヨシワラ沢
2018.10.6-10 実川 入り鳥ノ子沢~黒羽根沢~御西沢~上追流沢~豊実沢
2018.10.13-14 谷川連峰 湯檜曽川大倉沢
2018.10.7-8 奥秩父 入川真ノ沢
Comment
Trackback
Comment form
 管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)

Author:逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)
東京を拠点として、沢登りを中心に活動してきました。
2018年12月2日をもって解散しました。

カレンダー
09 | 2019/10 | 11
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
検索フォーム
カテゴリ