2012. 08. 14  
8月11-14日。恒例の夏合宿は今年も朝日連峰で行われ、我々の班は当初岩井又沢の予定だったが不安定との天気予報に南隣の末沢川に転進する。

結局雨は3日目の午後から降り出したので、結果的には岩井又沢にも入れたのだが・・・

村上からタクシーで末沢橋まで、2時間ほどの林道歩きの後入渓。

P8110003-s.jpg
初日は全く穏やかな渓相。

P8110005-s.jpg
初日のテンバ、柴倉沢出合先にて。Y氏が1匹釣り上げた。それにしてもアブ多し! 夏合宿のために新調したカヤライズもお披露目。

2日目。少しずつ滝が出てくる。
P8120007-s.jpg
大瀞と奥に3m滝。ここもY氏が大きいのを上げるが糸を切られる。

P8120013-s.jpg
大立堀沢出合。上部のスラブに登攀意欲をそそられる。

P8120014-s.jpg
明るい沢筋に淵が続く。いよいよ夏合宿という雰囲気だ。

P8120022-s.jpg
小脇沢出合を過ぎると沢は急峻の度合いを強める。ゴルジュの中の15m滝は左のインゼルから取り付く。

P8120023-s.jpg
15m滝上部は中間リッジに乗って越える。

P8120029-s.jpg
川前沢出合のテンバ。良好なテンバはここが最後。流木が山のようにあり、焚き火に使いやすい木を選ぶのに苦労した。最後は天を焦がすような大ファイヤーで幕。夕方、空に鰯雲が現れる。不穏。

3日目。本山行の核心部。連瀑、雪渓処理、藪漕ぎと盛り沢山。朝焼けがあり、降りそうな予感。
P8130031-s.jpg
6m斜瀑から始まるゴルジュ。

P8130034-s.jpg
続く滝を高巻き、ゴルジュの只中に降りると・・・

P8130035-s.jpg
2m滝、左壁カンテの回りこみ。これが技術的核心部で、唯一ザイルを出す。

P8130041-s.jpg
雪渓現る。Co730付近。ズタズタになったものが多い。

P8130044-s.jpg
雪渓から潅木とアイスハンマーでクライムダウンする。

P8130049-s.jpg
Co900、30m大滝。見栄えのする滝で非常に美しい。ここは傾斜のゆるい右壁を登り、左へトラバースして落ち口へ。

P8130053-s.jpg
大滝を背に、右俣に入る。ここで一応連瀑は終わるが、尚も小滝が出てくる。このころから降雨。

袖朝日岳手前の尾根に出る。ちなみにこの沢は尾根に出ても道はなく、西朝日岳まで6時間以上藪を漕がされた。ガスっていて景色は何も見えない。暗くなる直前、ほうほうの体で西朝日着、登山道歩き1時間で竜門小屋へ、20時過ぎ到着。行動15時間、疲れた。

4日目は日暮沢へ下山するのみ。左沢駅近くの温泉に入って蘇生した。
スポンサーサイト
NEXT Entry
夏合宿 竹ノ沢中ノ俣沢チーム
NEW Topics
2017.7.22 長走川深沢 綱木俣沢途中退却~田代沢
湧き水&山道(2017.07.23:神宮川ヤチキ沢)
2017.07.16-17_前川本谷
2017.07.15-16 長走川 淀ノ沢~大面沢
2017.7.2 長走川 モウコ島沢~赤沢
2017.6.25 玉川 ナダレ沢
2017.06.24 玉川 片貝沢~藤倉沢
2017.06.18 大荒川スグノ沢
2017.06.17 玉川大アネ沢
遡ってみました(2017.06.17:足尾・仁田元沢~石塔尾根)
Comment
No title
皆様お疲れさまです。

今回の藪漕ぎは、何級になるのでしょうか?
今までの藪漕ぎは、今回よりははるかに短い時間でしたので、体力気力のよい経験になりました。
ありがとうございます。
No title
3級、最も濃いところで4級くらいでしょう。
でもこれが延々6時間に及ぶのはたまらんですね。ガスって何も見えないし。

I谷
No title
そうですね、ガスが無ければ、目標の山頂に向けてひたすら邁進することで、現在地の確認にも時間も取られずに、疲れも少なかったかも。
お疲れさまでした
藪漕ぎ6時間...
感服いたしましたm(__)m

1時間、2時間の藪漕ぎにヒーコラ言っている場合ではありませんでした。
No title
藪漕ぎ6時間かかりましたか。
4時間という話は聞いていましたが、先人が速かったのか、藪が成長したのか・・・
しかし、明るくて開放的な雰囲気の美渓ですね。
No title
今回はガスっていたおかげでそれほど汗をかかず、藪が風を防いで低体温症にならずに済みました。

それにしても期待していた稜線上の草地はほとんどないです。3-4時間はまず無理かと。

沢自体は確かにレベルもそれほど高くないのでお勧めなのですが。
Trackback
Comment form
 管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)

Author:逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)
東京を拠点として、沢登りを中心に活動する山岳会です。
このブログを訪れた方は、会員以外の方も、気軽にコメントを書き込んでください。
新人募集中!

カレンダー
06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
検索フォーム
カテゴリ