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2012. 06. 25  
6月23-24日。滝王国として名高い日光にあり、ことに険谷が集う女峰山北面・鬼怒川三沢右俣(本流)へ行く。

去年の同じ時期に挑戦したが、体調不良に撤退してしまったのでリベンジである。

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1日目はなんと言うこともないゴーロ歩き。あまりに単調で長く感じる。全く調子が出ないままCo1350付近のテンバに到着。薪は豊富にあり、これが燃え出すのと同時にいつもの溪の夜になる。梅雨らしからぬ快適な一夜。

24日。始めは引き続きゴーロだが、やがて両門の大滝に断ち切られる。
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左俣50m、右俣60m。全く以って壮観だ。今回は滝下まで近づかなかったので去年の写真を。
この大滝の巻きは比較的スムーズに行く。

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巻きの途中から右俣滝を望む。

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左俣滝上に降り立つ。左俣もまた連瀑に次ぐ連瀑らしい。

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右俣はやがて大ゴルジュ帯に突入する。最初のうちは登れる滝が連続し、楽しませてくれるが側壁が高巻き不能なだけに、いつ不通が出てくるかと気が気でない。

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6m直滝、空身になり右壁を登る。何とか登ったもののこの上には20mハング滝が現れ、全く前進不能。懸垂下降しゴルジュ入口まで戻る。がっかり。1時間半ほどロスした。

大ゴルジュ帯を高巻きに入るが、これが2時間に及ぶ。ゴルジュに護られた大連瀑帯は容易に下降を許さず、密生するヤブに行程は捗らず。立合川以来の厳しい巻きに疲労困憊だった。

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Co1870二俣。溪は癒し系となった、と思ったら。

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どーんと出てくる2段50m大滝。
この上でようやく溪は穏やかとなり、一里ヶ曽根へ詰め上がった。

これで女峰山を巡る沢は下タキ沢、上タキ沢、三沢右俣と遡行できたがいずれも険しく、火山の溪の厳しさ、面目躍如たるものがあった。
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Comment
ゴーロ歩きと高巻きと・・・
初日はあまりの単調さに、とても長い行程に感じました。
二日目は流呈の半分くらい高巻きだったような印象ですが、ときおり見下ろせるゴルジュの中の滝の景観が美しく、楽しめました。
それにしても、スキー場跡地脇の登山道はよく滑った。
No title
一泊二日の行程ではあれが手一杯でしょう。ボルト無しでは前進できそうもないし、難しい沢でしたね。
No title
絶望的なゴルジュは楽しめましたよ。
予定通り?ふりだしに戻りましたが。
高巻きながらトラバースする経験値アップした気がします。
ルート開拓お疲れさまでした。
険谷シリーズパート4は・・・。

 沢ヤカ男
No title
沢ヤカ男氏へ

考えうる残りは稲荷川アカナ沢、七滝沢、鬼怒川野門沢、三沢左俣、三沢支流熊穴沢、ですが稲荷川水系は強いてお勧めしません。
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まとめtyaiました【女峰山険谷シリーズ Part3】

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プロフィール

逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)

Author:逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)
東京を拠点として、沢登りを中心に活動してきました。
2018年12月2日をもって解散しました。

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