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2012. 03. 28  
 3月20日~21日 今年の沢登り再開。沢中泊で尾名手川へ行く。相変わらずの先走り山行で時期尚早の感はあるものの、待ち切れずに今年初の泊まりの沢登りに行く。
 案の定、水流は冷たく手はあかぎれ。2日目朝に起きると沢靴・スパッツは凍り、解凍しきらないうちに足を入れるはめに。

 初日、まずは本流遡行。ポイントは2箇所の「通らず」
泊まりの荷を背負ってのここの通過はなかなか厳しい。
尾名手川本流の「通らず」


 白矢ノ沢出合に幕営し、荷物をデポ。支流探索へ向かう。
初日の目的地は「大滝沢右俣(仮称)」
ここは3年前に初めて尾名手川に来た時に、大滝沢本流から左岸側に見えた小さな支流で、出合に連爆を架けていたのを思い出し、今回入渓してみる。
大滝沢右俣に入ってからの連爆


 入渓してみるとビックリ。最初の6連爆だけで終わるかと思いきや、両岸切り立った地形の中に滝が途切れることなく、これでもかと続く。
 水量も少なくならず、ほぼ源頭まで水流あり。滝が稜線直下まで。しかも登ろうと思えば全ての滝が登れてしまうという、沢全体が滝のような面白い支流だ。
同じ尾名手川支流の「中ノ沢」に匹敵する、もしくはそれ以上の面白さだ。

「大滝沢右俣」のメインがこの大滝。2段ハング20m。
我々は右の岩壁を登り右上。立ち木でピッチを切り、落ち口に伸びるバンドに乗りクリア。
ポイントは1ピッチ目の中間部岩の乗越しと、2ピッチ目のバンドに乗るところ。クラックを利用してバンドに乗る。
 登攀しなくても右岸側から巻ける。
大滝沢右俣 20m大滝

 大滝を越えても滝は途切れることなく続く。
20m大滝の上のナメ滝


 ほぼ源頭まで滝が続く。
8m滝 水流沿いを登る


 初日は尾名手川本谷を下降し、テン場に戻る。本谷は出合い上部に連爆がある程度。


 2日目は「トバノ沢」を遡行し「白矢ノ沢」右俣を下降。
トバノ沢は25mのスダレ状大滝があるのみ。左岸側から巻ける。
トバノ沢25m大滝


 下山時には白矢ノ沢出合の少し手前から、尾名手川入渓点へと伸びる山道を発見。これを辿ると約1時間で入渓点近くの民家の裏に出た。
 この道を知っておくと、山行がかなり楽になる。

まる
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プロフィール

逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)

Author:逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)
東京を拠点として、沢登りを中心に活動してきました。
2018年12月2日をもって解散しました。

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