2016.
06.
27
前日の作戦会議の結果、沢に登りたいということで、用意した地形図でカバーしている範囲の沢に絞り込み、代塚山の反対側を流れる大白布沢のヨモギ沢とイオリ沢を繋ぐことにした。
本川の渓相からあまり期待していなかったが、ヨモギ沢は滝が多く、小粒ながらもゴルジュがあったりして、なかなかの秀渓だった。
大白布沢の大滝遊歩道で堰堤を越えて河原に降りると、広い河原の末端で右岸から流れ込む沢がヨモギ沢だ。
出合は見落としそうなくらい貧相だが、ヨモギ沢に入ると結構開けている。本川とはずいぶん雰囲気が違う。
この沢はI黒さんにリードを任せる。

しばらく河原を行くと、結構早い段階で滝が現れる。この後も、小粒ながらゴルジュとなってナメ滝が続く。

さらに、谷が右に折れると、4M-5Mと続く二段の滝が懸る。

ツルツルの岩肌のゴルジュに小釜と小滝が続いて、釜に浸かって突っ張りで登る。

700Mあたりまで思いの外長く滝場ば続いたが、滝場を過ぎるとしばらく河原歩きとなる。

河原歩きのまま斜度を増して終わってしまうかと思いきや、河原の先に結構大きな滝が見えてくる。
基部まで来てみると、目測で8M程度。遠くから見たほどの落差はなかったが、なかなか豪快な滝だ。
左壁を簡単に登れる。
この後も小粒な滝が続き、稜線下100Mくらいで水が涸れるまで楽しめた。

前日に引き続き代塚山の三角点に立つ。ついでに早めの昼食を摂った後、前日とは逆方向の東尾根を下降する。
下降はT森さんに任せる。東尾根もそれほどひどくはないが藪が続くが、尾根が細いのでトレースするのは西尾根程難しくない。
目指すはイオリ沢源頭の1028M小ピーク。その手前にこんなハゲ地もあって、展望良好のはずだが、ガスに遮られていた。

1028M小ピークから、一旦ヨモギ沢の枝沢に下降してしまいそうになりルート修正した後、イオリ沢へ急な斜面を下降する。

300M以上下降してやっと窪に降り立つ。細い窪が延々と続く。

滝が多い沢ではないが、740Mあたりには8M滝が懸っており、懸垂でこれを下降する。
下から振り返って見れば、上からは見えなかったホールドがあり、多少クライミングの技術があればクライムダウンできそうだった。

なかなか谷幅が広がらず、ボサっぽい流れが続いたが、最後は開けてきて森林を流れる小沢のようになる。
沢を取水パイプが横切るところで左岸にあがって、パイプに沿った踏跡を辿ると、キャンプ場に出た。

ヨモギ沢は、小粒ながらも登れる滝が多く懸り、変化に富んだ沢だった。ただし、代塚山には登山道はなく、藪を漕いで尾根を降るか沢下降するしかなく、ルートファインディングは必須技能である。代塚山東尾根はキャンプ場へ続いているせいか、尾根上には踏跡があった。
大水災害以来使えなくなっていた川入キャンプ場もだいぶ復旧してきており、車で入れるようになり、ほぼキャンプ場としての機能を取り戻したかのように見える。
本川の渓相からあまり期待していなかったが、ヨモギ沢は滝が多く、小粒ながらもゴルジュがあったりして、なかなかの秀渓だった。
大白布沢の大滝遊歩道で堰堤を越えて河原に降りると、広い河原の末端で右岸から流れ込む沢がヨモギ沢だ。
出合は見落としそうなくらい貧相だが、ヨモギ沢に入ると結構開けている。本川とはずいぶん雰囲気が違う。
この沢はI黒さんにリードを任せる。

しばらく河原を行くと、結構早い段階で滝が現れる。この後も、小粒ながらゴルジュとなってナメ滝が続く。

さらに、谷が右に折れると、4M-5Mと続く二段の滝が懸る。

ツルツルの岩肌のゴルジュに小釜と小滝が続いて、釜に浸かって突っ張りで登る。

700Mあたりまで思いの外長く滝場ば続いたが、滝場を過ぎるとしばらく河原歩きとなる。

河原歩きのまま斜度を増して終わってしまうかと思いきや、河原の先に結構大きな滝が見えてくる。
基部まで来てみると、目測で8M程度。遠くから見たほどの落差はなかったが、なかなか豪快な滝だ。
左壁を簡単に登れる。
この後も小粒な滝が続き、稜線下100Mくらいで水が涸れるまで楽しめた。

前日に引き続き代塚山の三角点に立つ。ついでに早めの昼食を摂った後、前日とは逆方向の東尾根を下降する。
下降はT森さんに任せる。東尾根もそれほどひどくはないが藪が続くが、尾根が細いのでトレースするのは西尾根程難しくない。
目指すはイオリ沢源頭の1028M小ピーク。その手前にこんなハゲ地もあって、展望良好のはずだが、ガスに遮られていた。

1028M小ピークから、一旦ヨモギ沢の枝沢に下降してしまいそうになりルート修正した後、イオリ沢へ急な斜面を下降する。

300M以上下降してやっと窪に降り立つ。細い窪が延々と続く。

滝が多い沢ではないが、740Mあたりには8M滝が懸っており、懸垂でこれを下降する。
下から振り返って見れば、上からは見えなかったホールドがあり、多少クライミングの技術があればクライムダウンできそうだった。

なかなか谷幅が広がらず、ボサっぽい流れが続いたが、最後は開けてきて森林を流れる小沢のようになる。
沢を取水パイプが横切るところで左岸にあがって、パイプに沿った踏跡を辿ると、キャンプ場に出た。

ヨモギ沢は、小粒ながらも登れる滝が多く懸り、変化に富んだ沢だった。ただし、代塚山には登山道はなく、藪を漕いで尾根を降るか沢下降するしかなく、ルートファインディングは必須技能である。代塚山東尾根はキャンプ場へ続いているせいか、尾根上には踏跡があった。
大水災害以来使えなくなっていた川入キャンプ場もだいぶ復旧してきており、車で入れるようになり、ほぼキャンプ場としての機能を取り戻したかのように見える。
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