2013. 06. 17  
6月15~16日。東北は福島・山形県境に横たわる小山塊、栗子山塊の沢を遡下降する。

栗子山塊は地元の福島登高会が詳細を極めた地域研究を行っているものの、沢登りをやる人間の間ですらその名を知る人は少ないだろう。主峰の栗子山も標高1200mを少し出ているに過ぎず、登山道はほぼないといってよい。

今回は小川支流の横川左俣を遡行し、小さな支流の遡下降を繰り返して烏川・滑谷沢Co560付近に出、滑谷沢右俣から栗子山に立つ計画を立てる。

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15日、福島駅からタクシーで横川林道ゲートまで。廃道となりつつある横川林道を終点まで入って入渓。横川左俣は前半部に滝場が集中し、なかなか面白い。

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左俣最大の2段15m滝。

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ちょっとしたゴルジュ地形もある。
滝場を過ぎると全くの平川となり、枝沢を次々に分けていくので読図に忙しい。

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左俣を乗越し、烏川の横川を横断、さらに烏川の支流を下降してようやく烏川本流に降り立つ。烏川は川幅広く、本流という感じがしてよい。魚影も濃く、蔡さん歓喜であった。

16日。滑谷沢右俣を遡行。
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滑谷沢は水量豊富で非常によい雰囲気だ。ただ沢床がナメが多くて滑りやすく、気を抜くとすぐつるっといってしまう。

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ナメ滝が続き、最も美しいところのひとつ。

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滝が続き、飽きが来ない。核心部はCo890枝沢出合先の3m壷状滝の登攀だったが、巻けるところを敢えて空身で楽しんだもの。

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源頭には薄くなった雪渓が。

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稜線に出た途端猛烈な藪になり、栗子山頂は眺めただけで終わった。

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藪の稜線から栗子川方面を望む。米沢方面への下降に使った栗子川は傾斜がきつくてガレで不安定、ボサの養殖場かと思うほどの藪でどうにもならぬ。黙々と耐えて旧万世大路に出た。

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東京を拠点として、沢登りを中心に活動する山岳会です。
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