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2018. 09. 16  
今週はのんびり沢歩き、栗子山塊の烏川流域を逍遙してみた。
地形図の記載でははっきりしないが、過去の遡行者の記録から推測すると、烏川橋が架かっているが橋の名の通り烏川本流。
烏川に565Mで左岸から注いでいるのが滑谷沢で、滑谷沢は650Mで右俣と左俣に分かれる。
その滑谷沢右俣に730Mで左岸から注いでいるのが三本松沢ということになるようだ。

栗子トンネルの西端脇に車を停めて、小雨降る中旧万世大路を辿って入渓点へ向かう。
九十九折の登りを過ぎると二ツ小屋トンネルに差し掛かる。
トンネル両端から差し込む明かりを頼りに真っ直ぐ進めばライトを灯すことなく歩ける。
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烏川橋が見えてきたところで沢へ向かって下降して、烏川橋を背に烏川を下降し始める。
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烏川は所々岩盤が露出してナメ状の落込みとなるが、概ね穏やかな流れで、ひたすら淡々と歩いて下降を続ける。
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滑谷沢に入ると下降してきた烏川本流より水量が多くなる。
出合付近は2~3Mくらいの滝や大きな淵を有する少し強い流れだが、次第にナメが現れ穏やかな流れになってくる。
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二俣を過ぎ、地形図の滝記号がある辺りからはポツポツと滝が懸っていいるが、Ryoさんは淡々と巻いていく。
750Mあたりに懸る7M滝はすぐにはよい下降点がなくて少し大きく巻くことになってしまったが、ナメの続く流れを上から見下ろすなかなかのビューポイントだった。
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ナメやナメ滝が現れる中を淡々と歩く。
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ブナの段丘が出てきて、両岸ともに開けた雰囲気になってくると奥の二俣が近い。
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830Mの奥の二俣にある快適なBPにタープを張る。
天気予報より長く降り続いた雨もこの頃にはあがっていて、濡れた薪にも何とか着火して焚き火にあたることができた。
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二日目の遡行を開始。ナメが多く、いくつか樋状をなすが、今日も淡々と歩くばかり。
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890M左沢が滝を懸けて流れ込んでいる。
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基部が抉れた4M滝は少し戻って左岸から見下ろすように巻いた。
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12×30のナメ滝。基部から見上げると8×20くらいに見えるが、落口と思われたところからさらに4×10くらいの滝が続いていた。
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山頂付近まで窪が続いている。
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山頂付近は西へずれてしまって三角点に達することはできなかったが、進路修正して踏跡に合流する。
1200M小ピーク付近は視界が開けて眺望がよい。
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コルの手前から下降を開始すると、さっきの踏跡より道らしく見える三本松沢の窪に出た。
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三本松沢左俣は単調な沢で、落差がある所も落ち込みが連なる程度でロープを使うことなく下降できる。
出合が近くなるとひたすらナメが続いて気持ちいい。
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行きあたったミニゴルジュの壁の間には、小滝となって落ちていく三本松沢と、4M滝となって落ちている滑谷沢右俣が見える。
ここで右岸の台地を越えて滑谷沢右俣の遡行に移る。
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右俣は左俣以上に淡々とした穏やかな流れが続く。
途中下降しくる3人パーティと軽くあいさつを交わしてすれ違った。
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いい加減飽きてきた頃、ようやく大平橋が見てきて遡行終了。
万世大路を辿って駐車地点へ戻った。
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2013. 06. 17  
6月15~16日。東北は福島・山形県境に横たわる小山塊、栗子山塊の沢を遡下降する。

栗子山塊は地元の福島登高会が詳細を極めた地域研究を行っているものの、沢登りをやる人間の間ですらその名を知る人は少ないだろう。主峰の栗子山も標高1200mを少し出ているに過ぎず、登山道はほぼないといってよい。

今回は小川支流の横川左俣を遡行し、小さな支流の遡下降を繰り返して烏川・滑谷沢Co560付近に出、滑谷沢右俣から栗子山に立つ計画を立てる。

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15日、福島駅からタクシーで横川林道ゲートまで。廃道となりつつある横川林道を終点まで入って入渓。横川左俣は前半部に滝場が集中し、なかなか面白い。

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左俣最大の2段15m滝。

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ちょっとしたゴルジュ地形もある。
滝場を過ぎると全くの平川となり、枝沢を次々に分けていくので読図に忙しい。

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左俣を乗越し、烏川の横川を横断、さらに烏川の支流を下降してようやく烏川本流に降り立つ。烏川は川幅広く、本流という感じがしてよい。魚影も濃く、蔡さん歓喜であった。

16日。滑谷沢右俣を遡行。
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滑谷沢は水量豊富で非常によい雰囲気だ。ただ沢床がナメが多くて滑りやすく、気を抜くとすぐつるっといってしまう。

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ナメ滝が続き、最も美しいところのひとつ。

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滝が続き、飽きが来ない。核心部はCo890枝沢出合先の3m壷状滝の登攀だったが、巻けるところを敢えて空身で楽しんだもの。

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源頭には薄くなった雪渓が。

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稜線に出た途端猛烈な藪になり、栗子山頂は眺めただけで終わった。

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藪の稜線から栗子川方面を望む。米沢方面への下降に使った栗子川は傾斜がきつくてガレで不安定、ボサの養殖場かと思うほどの藪でどうにもならぬ。黙々と耐えて旧万世大路に出た。

プロフィール

逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)

Author:逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)
東京を拠点として、沢登りを中心に活動してきました。
2018年12月2日をもって解散しました。

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