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2018. 05. 28  
F薪です。

5月最後の週末は、那須連峰最北端の二俣川へ。
二岐山御鍋登山口近くの駐車場に車を停めて入溪。
駐車場(かなり広い)の奥に「御鍋遊歩道」と書かれた看板があり、遊歩道を谷に向けて下ると二俣川の流れに降り立つことができる。

地形図の神社の位置より駐車場は少し下流寄りのため、降り立った地点から少し遡ると950mの二俣である。
右俣は2段5mの滝を懸けて出合う。計画の左俣はナメが続いて、なかなかの景観。
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左俣下流部のナメ地帯。
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しばらくは、幅の広いナメが続き、新緑と陽射しのもとをひたひたと進む。
...が、すぐに倒木を交えたゴーロ地帯に。しかも高度が殆ど上がらずに、少々ダレ気味。

入溪から1時間。
Co1025左岸枝沢の先に、ようやっと滝が懸かる。
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ここは、右岸のバンドから巻き気味に越える。

全般に流れは緩やかだが、深い釜が多く、へつって越える場面が多くなる。
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...お、お腹が苦しい...

中盤は、大きな滝こそ無いが適度に滝が懸かり、まずまずの溪相だ。
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ただ、倒木は少々多い印象。
それから、コケで結構滑りやすいため注意を要する。
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Co1150付近からは、ナメも復活してきて雰囲気もいい。
Co1150より上部は、最後の滝の懸かるCo1400付近までナメが断続的に続く。
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少し傾斜の強いナメ滝も。
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ちなみに、Co1300付近から岩の色が白っぽく変わり、フリクションがよく効く岩質に。
コケもあまりついていないので、安心して登れる。

こんな、コンクリ・ナメもあった。
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Co1320付近で左岸から合わさる枝沢には、まだ雪が残っていた。
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ナメと滝が途切れると、いよいよ源頭。
水が涸れる前に昼食をと言うことで、少々早いけれど11時半頃に休憩として、休憩後に最後の詰めに突入。
沢の名残の窪を拾いながら、それなりの密度の笹薮をかき分けること20分ほどで稜線の登山道に飛び出した。
開けたところからの眺めはいい感じ。
左は大白森山。右奥のトンガリは赤崩山だろうか。
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小白森山付近では、二俣川の谷を挟んで二岐山がよく見える。奥は南会津の山々か。ただ、山の名前はよくわからない(笑
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あまり記録のない二俣川であったが、日帰りの癒し溪としては楽しめる沢だったと思う。
入溪点より下流もナメの発達した溪相のようなので、下流から遡って焚き火を楽しむ計画なども立てられそう。テン場適地は、かなり上部まで随所にある。


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2017. 12. 01  
秋ももう終わりに近づき、上越では雪予報であったが、塩原の箒川鹿股川桜沢の計画に参加した。
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東十条にて早朝ピックアップしてもらい、東北自動車道を急ぐ。山の上の方は雪が被っていて心配したが、現地はどうにか積雪が無かった。
おしらじの滝入口の駐車場に車を止めて沢支度するが、雪がちらほら舞いすこぶる寒い。

林道をしばらく歩き、うっすらとした踏跡のある尾根を下降していく。
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途中、2回の懸垂下降を強いられたが、1時間半程度でスッカン沢と桜沢の分岐に到着する。遊歩道わきから、勢いよく水を落とす咆哮霹靂の滝(向かって右が咆哮の滝、左が霹靂の滝)を眺めながら昼食をとる。
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豪快に水を落とす霹靂の滝は登れそうになく、左の水流がほとんどないが黒々とナメっている咆哮の滝(15x20m:3段)を慎重に登る。
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滝上はきれいな幅広ナメが広がり癒される。すぐに4x5m 幅15mの美しいスダレ滝が出てくる。右を簡単に越えられる。
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水流には落ち葉が整然と積み重なっていて美しい。
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ナメの中間には、幅10mの1m滝が2個続き水流がきれいだ。
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ここまでなるべく濡らさないように歩いてきたが、トップのOさんが果敢に水に入っていくので少し見習うが、やはりこの季節の水は冷たい。
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左に岩壁が続くところを過ぎると遊歩道の吊り橋が見えてくる。雷霆橋だ。
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その先に導水管らしきものが架かっていたが、近づくと汲み上げモータ付きの源泉採取設備であった。かなり古く今は使用されていないようだ。
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今度は右側が岩壁となり、ゴーロ状を歩き何れも簡単に越えられる2m滝、4x6m滝を通過すると2段10mの雷霆の滝の雄姿が現れる。
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下段は右のリッジ状をフリーで登り、上段はHさんにザイルを引いて登ってもらう。
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滝上のナメを少し行くと2段8x12m滝が出てくるが、左から中央をフリーで登れる。
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次に2x3m、3x5m滝が出てくるが何れも問題ない。その先は所々に釜が出てくるゴーロがしばらく続く。
co930mのインゼル状を越えると水が涸れ、涸れ棚をなど登って楽しむと、石垣マニアのHさんが右に石垣を発見。昔の橋脚かもしれない。
その先で水流が復活するが、ゴーロを遡行していくと銀色のアルミパイプが見えてくる。これは、おしらじの滝遊歩道の柵であった。
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そこを過ぎると神秘的なコバルトブルーの釜を持った「おしらじの滝」となる。
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今回は、水が流れ落ちているが、通常はほとんど水流は無い。ちなみに前回2年前の写真がこれです。
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しばらく、おしらじの滝の景観を楽しんでいると、遊歩道の管理者が降りてきて整備状況を確認していた。遊歩道は、昨年死亡事故が発生した様で、遊歩道から滝上部を立ち入り禁止にしていた。
遊歩道を10分ほど登り駐車場に戻った。
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遡行時間2時間半と短い工程であったが、出てくる滝や流れが美しく癒し系の沢登りを楽しめた。
塩原新湯温泉ムジナの湯で汗を流し、次の目的地である越後湯沢のキノコ山行に移動した。


bema

2017. 06. 05  
那須連峰では初級者向きの沢として人気の高い白水沢だが、比較的遡行者が少ない右俣・大白森沢・一ノ沢を繋げるルートを辿ってみた。北風が強く吹き付けて気温も上がらない日だったので、終始雨具を羽織ってルート取りも晩秋のような山行になった。

堰堤上で白水沢に入渓すると早速出迎えてくれるのが、白い壁の10M滝。
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10M滝のルートは左側。明瞭な踏跡がついている。この滝を越えたあと、堰堤を過ぎると左岸に吹上沢を分ける。
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吹上沢を分けたあと、6MY字型の滝を左から巻いて越えると、ナメ状の小滝が流れ込むエメラルドグリーンの淵がある。
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20Mの滝は左側を巻き気味に登る。
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中段でヒョングッてる10M2段の滝も左壁を登る。この滝は正面から見た方がヒョングッてる様子がよく分かる。
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続く7M直瀑も左壁から。
ここを過ぎると、ナメと小滝が断続するようになり、二俣となる。
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二俣を右に入ると間もなく大白森沢の出合。青っぽい灰色の石の右俣と赤茶色の石の大白森沢とが対照的だ。
右俣は上部に二基の大きな堰堤がある以外は何もなく、あっさりと甲子林道に出た。
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甲子林道を甲子峠に向かって歩き、大白森沢に入渓する。上部は所々雪渓が残っていた。
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右俣と大して変わらないだろうと思っていたら、意外に滝が懸っていて楽しめるところもある。
1540M付近の4M滝をクライムダウンする。
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12M滝はすっぱり切れ落ちており、水流横を懸垂下降すると飛沫を浴びて寒そうなので、高巻いて水流から離れたところを懸垂下降した。
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すかさず8M-3Mと続く滝も高巻きと懸垂で下降する。大白森沢と右俣とは逆に辿った方がよかったみたいだ。
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二度の懸垂下降の後は滝もなく出合に戻った。昼食の後二俣まで降って左俣を遡行する。
左俣に最初の滝が懸る所に、左岸から7M-3M-4M-4Mの連瀑を懸けて流れ込むのが一ノ沢だ。
最初の7Mと次の3Mを右壁を登って越えたが、後続には巻いてもらった。
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しばらく遡行すると8M斜瀑が懸るが、難なく越えられる。
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さらに7M-4M-9Mの連瀑が懸る。難しくはないが、最上部は壁が脆いので慎重に登らなければならない。
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(1:2)で左に流れを分けると4M滝が懸るが、簡単に越えられる。
この後は小滝が出てくる程度で、やがて水が涸れ、少しだけ薄い笹薮を漕いで詰めて行くと甲子峠へ続く登山道に出る。
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登山道を1時間ちょっとで大黒屋に戻ってくるが、日帰り入浴時間には間に合わなかった。
2017. 05. 28  
今年の沢初めとして、近年沢初めのルートとして定着してきた感のある那須・男鹿山塊の沢へ行ってきた。
今回は木ノ俣川西俣沢左俣の計画をしたときから地形に興味を惹かれていた大巻川がターゲットだ。

大巻川橋の近くのスペースに車を停めて入渓に向かうが、橋からはすぐ先に堰堤が見えており、両岸急峻な地形なので、大巻川の名の通りに大きく右岸を巻いて堰堤上で入渓した。
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しばらく平凡な渓相が続く。両岸とも深く浸食されており壁の上の樹木に光を遮られて薄暗い印象だ。
小雨も降り続いていて尚暗かった。
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小滝が出てきたと思ったらすぐに堰堤が・・・。簡単に左岸から越えると、堰堤上は谷が浅くなって明るくなる。
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950Mあたりから斜度が増してきて、小滝や斜瀑が懸って楽しくなってくる。
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8MCSは登れないが、右側の大岩を挟んで抜け道が・・・
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とは言っても、細流の5M滝が懸っていて右壁を直登して越えなければならない。
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さらに10M滝。左岸を巻いていくと上部にはトラロープが・・・常連の釣師が入っているらしい。
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1100M辺りからはナメが出てきたりして、さらに渓相が変化してくる。
この6M滝は遠目には登れないかも・・・だったが・・・
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近くで見てみると右壁に簡単なルートがあった。
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さらに水流を二分する8M滝は、右から取付いて中段で左に渡って落ち口へ抜けた。
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8M滝を越えて、右に(1:5)で本流とも思える水量の多い沢を分けると、雪渓が谷を埋めるようになる。
雪渓の先に懸る10MくらいのCSは、CS部分が完全にハングしていて無理。
手前で右岸の泥付に取付いて巻いた。
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さらに30Mに渡る連瀑を右岸から巻くと、またも雪渓が谷を埋める。
末端に15Mくらいの連瀑が懸っていたが、水流を嫌って右壁のチムニーを登った。
この後もう一本簡単なチムニー状を登ると水流に合流する。
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チムニーを越えた辺りで傾斜が緩くなり、次第に登ってるのか降ってるのか分からないくらい平坦になる。
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黒滝山から西村山へ向かうピンクテープの藪道が交差する地点で谷を離れて、藪道を辿って西村山へ向かう。
西村山山頂から北斜面を下降して西俣沢右俣に入渓した。
まもなくするとびっしりと雪渓に埋まっていた。
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雪渓が途切れた1310M付近になんとか横になれそうなところを見つけて、丹念に整地して幕場にした。
近くにコゴミが群生していたので、夕食のために少々採取した。
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幕場直下は3M滝、20×30の連瀑となっていた。
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1030M付近で左岸から支流を併せると8M、12Mの滝が懸っている。
左岸を巻いていくと、途中からトラロープが張ってあった。ここにも釣師が入っているようだ。
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970M付近にも6M、8Mの滝が懸る。見下ろしたときは下段の下降が難しそうだったので、左岸を大きめに巻いたが、下から見てみると大巻きする必要はないことが分かった。
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一層開けて平凡になった沢を下降していくと二俣に着く。
ここからわずかに降ると取水堰があって、左岸に道がついている。
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取水堰の点検路を辿って林道を目指す。
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林道に出て大巻川橋へ向かう途中、ヤマウコギの木を見つけ若芽を採取した。
明日の朝食はウコギ飯で決まりだな。
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2016. 06. 18  
この山域ではメジャーな南沢だが、よく登られているのは35M大滝があるという本流の右俣だ。
今回は左俣を遡行してみた。

広い河原から一転、樹林に覆われた細い枝沢が南沢だ。
出合の様子は、奥秩父・東沢の鶏冠谷とイメージがダブる。
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最初の10M滝は、左右どちらも登れそうだが、右側を登る。
黄色味がかった白い岩盤で、少し丸みを帯びた凹凸がホールドとなるが、指の掛かりはよく、簡単に登れる。
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滝上もなかなかいい雰囲気の渓相が続く。
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続く8M滝も右壁を登る。
岩盤は赤みを帯びており、中間がナメ状になった2段の滝だ。
所々に剥がれやすいところがあるので、注意して登る必要がある。
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今回の遡行では最大落差の15M滝。
ここも右壁を登る。上部は草にスタンスが隠れていて、少し悪い。
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続く8M滝はT森さんにリードしてもらう。
中間に残置シュリンゲがある右壁を登る。
ホールドはやや小さめだが、岩はしっかりしており、フリクションも効くので、基本に忠実に登れば難しくない。
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8M滝を越えると、ゴルジュとなって、谷はクランク状に左、右へ曲がる。
3M末広の滝でゴルジュを抜けると、階段状の12M滝が懸る。
水流右側を登りきると、間もなく二俣となる。水量比は(1:3)。
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水量が少ない方の左俣を遡行する。
曲がりくねった狭いゴルジュに5M以内の小滝が連続する。
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2M(手前)と5M(奥)の滝。
本流の滝と比べると、ホールドが小さくなってくるが、落差も水量も少ないので、難易度はとんとんといったところか?
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ゴルジュの最後には8M滝が懸るが、これはホールドが外傾しているうえに小さいので、結構難しそうだ。
今回は初級レベルのメンバーもいるので、少し戻って巻いたが、巻きも簡単ではなかった。
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8M滝と上部に続く2×3もまとめて巻くと、ナメの小滝が続く瀑流帯となるが、土砂と一緒に谷に落ちてきた倒木が多くて少し煩わしい。やがて右岸に赤いスラブが続くようになる。
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ナメの瀑流帯が終わると、平凡な渓相に変わり、水は一層少なくなる。
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次第に笹が覆いかぶさるようになり、覆いかぶさる笹を掻き分けながら進んでいくと、ひょっこり登山道に出る。
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登山道を東へ進み甲子山山頂に出る。
この後、白水滝を見物して、大黒屋経由で林道入口の駐車スペースに戻った。
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プロフィール

逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)

Author:逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)
東京を拠点として、沢登りを中心に活動してきました。
2018年12月2日をもって解散しました。

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