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2018. 08. 15  
夏合宿はMリーダーのもと、合計4名で朝日連峰八久和川上流部の出合川中俣沢を3泊4日で遡行してきました。朝日では珍しくアブも少なく、3日間快晴の連続する絶好の条件のなかでの山行となりました。ところどころ大きな釜や淵が行く手を遮る出合川、上流部の連瀑帯が見事な中俣沢、美しい水流と戯れながらの沢登りとなりました。
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前夜山形駅周辺に4人とも宿泊していたので全員左沢線内で集合となる。電車に揺られながらパッキング具合のチェックや身支度を整えたりする。Tさんは既に足回りは完全装備でやる気満々だ。そうこうするうちに終点の左沢に到着。リーダーが手配していたタクシーに乗り込むが荷物が入りきらず、H氏のザックがはみでた状態でゴムバンドで止めて出発となる。案の定、堀尾さんのザックは林道でずり落ちる寸前まで行くが、運ちゃんが気付き事無くを得る。
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9時前に大井沢の南俣沢出合いの橋に到着し下車する。Tさんが南俣沢を遡行して尾根に詰め上げる計画と勘違いし装備を装着しようとするが、登山道で行く計画なのでその先の駐車場まで移動し身支度する。既に完全装備のTさんと林道歩き程度の身支度のMリーダーのコントラストが可笑しい。
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すぐに尾根に取りつく急登になり大汗をかく。樹林帯が切れると真夏の日差しが容赦なく照りつける。
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二時間半ほどの登りで、3つほど流水横切ると「猟師の水場」に到着。冷たい水が本当においしい。
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ブナの樹林帯は日差しが遮られまだましなほうだ。
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昼過ぎには樹林帯を抜けだし、炎天下の稜線歩きとなるが、風が吹いているのでどうにか耐えられる。東北電力の雨量計近辺で昼食休憩をとる。
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こんなところまできちんと石段を敷いてあるが、反射熱が身に応える。
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障子ケ岳方面を見ると大井沢源頭部は雪渓が残っていた。
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本日の最高地点「粟畑」に1時過ぎに到着。
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ここから天狗角力取山は20分ほど、有名な土俵で四股を踏むH氏。
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障子ケ岳と土俵。仕切板とか俵の石とか少し直しておきました。
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天狗角力取山から少し下ったところを薄い藪を漕いで右に降りるとすぐに沢形にでる。
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水もすぐに出てきて順調に岩屋沢を下降していく。
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岩屋沢は滝がほとんどなかったはずとMリーダー言っていましたが、明るい滝がでてきました。特に困難なく下降可能です。
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綺麗な斜滝もありました。もちろん下降可能です。
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ヤマガガシが漫画に出てくるような見事なとぐろを巻いて岩の上で日向ぼっこしていました。
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3m程度の滝も荷物が重いので慎重なクライムダウンとなる。
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河原もだんだん広くなってきて流れも穏やかになり出合川も近い雰囲気。
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と思うと、予想外に滝が出てきてクライムダウンを強いられる。
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5時ちょっと前に出合川に出ました。この出合の右側の砂地を今宵の幕場とする。お盆の時期にしては意外にアブがいない快適な朝日で驚きだ。恐らく先週の大雨で流されてしまったのではないかと思われる。泊り場周囲には足跡があり釣り師が入ったようだったが、私は釣りにトライ、リーダーは行水、H氏は焚火、Tさんは昼寝とそれぞれの時間を楽しむ。食いつきはあまり良くなかったが、どうにか粘って1匹は釣り上げた。尺イワナもかかったがそれは取り込みでバラして悔しい思いをした。
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今夜の焚火は星空の元、盛大に炎えあがり、至福のひと時を味わう。ジンギスカンとイワナのから揚げに舌鼓をうち、ビールもうまい。私は焚火の横で寝たが朝方、右まぶたをアブにやられお岩状態となる。
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翌日は朝から焚火を楽しみました。
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2日目は少しゆっくり目の7時半ごろに出発する。朝日が川面を輝かさせ、今日も好天の中の遡行となる。
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一時間ほど広い河原を歩いていくと、オツボ沢出合手前の瀞場は右の岩場をへつっていく。
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右から枝沢が流れ込む先で右上に赤テープを認め、突破できないかリーダーが探りを入れる。
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結局、右の枝沢を登っていき左斜面にとりつく。
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それ程濃くない樹林帯をオツボ沢方向に斜上していき、最後はオツボ沢に下る。
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オツボ沢に懸かる滝上に一旦出た。
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オツボ沢の右岸に取りつき、出合川左岸の崖上の樹林帯の中を巻いていき崖の終わるところで河原に降りた。
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川の流れは穏やかで時々砂地も出てくる。青空とエメラルドグリーンの水が何とも言えない。
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ときどき出てくる瀞場。ここでは泳ぎが必要になる。泳いで突破中のTさん。
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ウシ沢との出合いで両岸が狭まる。ザックをおいてコマス滝を見学に行く。
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深い釜と淵に遮られコマス滝は下からは見えない。
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右岸の岩場に登ると全貌が明らかになる。出合川の水を集め滝つぼに豪快に落としている。
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ザックをしょってウシ沢を少し登って右斜面に取りつき、薄い踏み跡をたどりコマス滝を巻いた。
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コマス滝の上はこんな感じの白い岩床状の流れとなっている。
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再び広い河原に一旦なる。が、すぐに深い淵が出てくる。ここは右を泳いで突破した。
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しばらく開放的な広い河原歩きとなる。
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少し川幅が狭くなってきた淵で大休止とする。トロ場に多数イワナが見えるので釣りをするが、ブドウムシでは見向きもしないか、寄ってきても直前でそっぽを向いてしまう。上流の流れに入れると多少食いつきがあった。
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大休止後、歩き始め直ぐに直径20mクラスの巨大な釜を持った呂滝が出てくる。
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釜の右側をヘつれるという話だが、無理せず右岸の明瞭な踏み跡をたどって巻く。
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下降も潅木が下まであり、特にロープは必要ない。
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再び穏やかな流れの河原をしばらく行くと、その先で左側から湯ノ沢が6×8mの一枚岩の滝となって流れ込んでくる。
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岩床帯となり両岸が迫ってくる。3mの滝が二つかかるところは、左壁を登り巻いてしまう。
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再び淵が出てくる。ここは25mぐらいのヘツリ泳ぎとなる。
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そこを越えると沢がまた開けてくる。右からの枝沢は岩床を流れ落ちてくる。
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その先、沢が左に曲がっていくところにテン場に絶好の砂地を見つけ今夜の幕場とする。
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時間は14:15分と早いが今宵の薪を集める。川の方はトンボ狙いのイワナが時々ジャンプをしている。
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今日も巨大な焚火を囲み、リーダー食当の角煮丼でお腹を満たし、西俣沢の出合いまで釣りに出かけ仕留めた尺イワナを刺身で頂いた。定番となった唐揚げもおいしくお酒がすすみH氏は早々と横になった。
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(その2に続く)

bema


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2018. 08. 13  

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夏合宿 朝日連峰八久和出合川で三日目の朝を迎える。今日はいよいよ核心の中俣沢の遡行だ。幸運なことに三日目も快晴のようだ。昨日の焚火も快適な天気だったので外で寝てしまい左瞼をアブにやられ視界が少し狭くなったのが不安材料ではあるが、6時頃にテン場を出発する。
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昨日、尺越えのイワナを釣り上げた西俣沢出合いには、6時半ごろ到着。
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本流は、両岸が迫ってきてゴルジュっぽくなるが流れは浅いので問題ない。
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ゴルジュ内の2mの滝は、右側の岩場を歩いて越えられる。
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その先がすぐに中俣沢の出合いとなり、2+3mの滝がかかる。ここも右の岩場を簡単に越えられる。
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続いて両岸が迫りゴルジュの中に釜を持った小滝が3つ続くが、左や右の登りやすそうなところを歩いて行く。
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谷が少し開けてきたところにかかる小滝は、右の白い岩場を歩いて越えて行く。
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その先で沢が右に折れるところが3x6mの滝がかかり釜になっている。
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右側の岩場に取り付いて越えると深い釜をもった、11mの3段滝が出てくる。
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ここは無理せずに、右の草付きスラブから樹林帯に入って巻いてしまう。途中リーダーにロープを出してもらった。
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その上も滝がいくつもかかっている。
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5m滝は、釜の右側をヘツリ泳ぎして右壁に取り付きクリアーする。
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その先にかかる15m滝が第1の核心となる。前回Mリーダーが来たときは、左壁の草付きとの境を登ったそうだが上部がかなり厳しかったとのことで、今回は巻きを試みる。
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リーダーが左の草付きを偵察に登るが、厳しいらしく諦め降りてくる。
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左岸側もスラブが上部まで発達しており厳しそうだ。
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結局少し戻った、右岸に切れ込んだ急な三角ルンゼを登ることになる。
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途中の草付きは可なり傾斜が急になりザイルを3ピッチほど使う。
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かなり上まで登ってトラバースして懸垂無しで河原に降り立つが、二時間半を要した。
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その先の両岸が迫ったところにかかる4m二段滝は左の岩場を登って越えた。
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すぐに開けた深い釜を持つ、2×4m滝がでてくる。Mリーダーが右側をへつり泳ぎ、滝下に取りついたかと思うと、マントリングで一気に体を滝上に引き上げた。続くTさん、私は、釜の中にスタンスを見つけることが出来ず、リーダーにお助けで引き上げられた。
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H氏はスカイフックを使って果敢にトライするが、フックがうまく引っかからず、結局お助けのお世話となる。
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2m程度の滝をいくつか越えると、釜を持った1m滝がでてくる。幸いスタンスがあり、釜から左に取りつき難なく越えることが出来た。
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その先は、深い大きな釜を持った6m滝だ。明るい雰囲気の見ごたえのある滝だ。
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Mリーダーが釜の右をロープを引いて泳いで取りついていく。
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右壁をそのままフリーで登り上で確保する。
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後続は釜を引っ張ってもらい楽をさせてもらい壁に取りつき、意外にスタンスとホールドは豊富で快適に登れる。
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やっと雪渓が出てくるが、崩れていて間を縫って通過可能だ。例年より雪渓が少ないようだ。
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雪渓の先の3mの滝は右の岩場を登って通過する。
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続いて釜つきの7×10m滝が出てくる。
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右側をへつって取りついて通過する。
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2個ほど,小滝を越えると7m滝が出てくる。右も、左も難しいそうだが、Mリーダーは左を選択。
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昼食休みを取り、気力を充実させて、Mリーダーが空身で取りつく。ハーケンを2枚打って(リスがぼろぼろで気休めにしかならない)、ザックピストン用のロープも引っ張って登っていく。上の右に移る一歩も絶妙なバランスでクリアして、ハーケンとカムで支点構築し後続を確保。荷揚げ要員でまず私が登り、ザックを引き上げるがH氏のザックが重い。
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この滝上の右岸トラバースも念のため、ロープを出して通過する。
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続く4m滝は釜がかなり深い。
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空身でMリーダーが右を泳いで取りつき、そのまま右壁をフリーで登り後続を確保する。ザックピストン要員の私が続き、皆のザックを釜上の空中を通過させて引っ張り上げた。2回続いた荷揚げで腕がかなり疲労した。
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両岸が迫ってきて、10m滝がでてくる。登れないだろうと空身で見学に行くが、右側を登れそうかもしれない。
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Mリーダーが右壁に取りつきトライするが、難しく諦める。
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左岸を巻く事に決定し、草付きスラブを登り樹林帯に入ると右からの枝沢が雪渓でびっしりと埋まっているのが見て取れる。
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これから遡行する連瀑帯も正面にばっちりと確認できる。
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草付きは手がかりが無いので潅木帯から一気に30mの気持ちの良い懸垂下降で川床に戻る。
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連瀑帯を目指して明るい川床を遡行していく。
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腰程度の釜を持った滝がいくつか出てくるが、斜滝なので登るのは楽だ。
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同様の斜滝がでてくる。
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トイ状になっている部分がでてくる。
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1枚岩の斜滝は左を登る。
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この滝も左を登った。
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この連瀑帯直前の滝は右を小巻いて突破した。
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ついに連瀑帯にかかる。
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ここは、滝下を右に移動。
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とにかく登れるところ選んでどんどん登る。
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この滝は、左岸の灌木帯に入って上の滝とまとめて巻いた。
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一服ついて下をみるとこんな感じ。
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この滝は水線左を気持ち良く登れた。
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この滝で連瀑帯は終わり。左岸を巻いて越えていく。
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流れもずいぶん細くなり源流の雰囲気となる。
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それでも3-6mの滝がいくつか出てくる。
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もう滝には満腹なMリーダー以下のメンバー。
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それでもこれでもか、これでもかと滝が出てくる。
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最後の最後で雪渓が谷に架かる。
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躊躇なく雪渓下に踏み込んでいくMリーダー。
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無事通過すると又滝がでてくる。
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稜線が綺麗に見える。狐穴小屋も近いはずだ。
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でもまだ、滝がでてくる。これが滝らしいに最後の滝であった。
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チングルマなどを高山植物を愛でながら草原状の窪を登っていく。
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右に雪田が見えてくる。これは滝と呼ばなくてもいいでしょう。
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最後は窪から外れ草原を登っていくが、急斜面と重荷で結構滑る。
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狐穴小屋にやっと横着した。時刻は6時ちょい過ぎ。行動時間は12時間オーバーだった。
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小屋番のあだちさんに温かく迎えられ、1階を全部使わせてもらう。ビールを10本購入し打ち上げの宴会に突入する。
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重たかったH氏のザックからは、高野豆腐カレーの材料と漬物などがでてきた。豪勢とは言えないが、各自最後のつまみを持ち寄り楽しいひと時を過ごす。あだちさんからも自家製辛みその差し入れがあり、お酒がすすんだ。


翌日はガス模様の中を以東岳に向け7時半頃に出発する。
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高山植物を愛でながら稜線歩きを楽しむ。
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9時半頃以東岳に到着。途中以東小屋の小屋番の女性とすれ違う。狐穴小屋の足立さんからビールが10本売れて足りないから持ってくるように連絡があり運んでいる途中とのこと。我々がそれを消費した張本人とばれてしまう。
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新築に近い以東小屋は非常にきれいだった。
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ガスも切れて大鳥池が見えてきた。
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お昼ごろに大鳥小屋に到着。蛇口が10個程度並んだ流しから勢いよく水がでている。頭を洗ってさっぱりして昼飯休憩をとる。
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何個か吊り橋をわたって沢沿いの道を下っていく。
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14時に泡滝ダムに到着した。6時間程度の歩きだった。
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その先の駐車場で途中の以東岳からスマホで呼んだタクシーに乗り込む。落合タクシーの運ちゃんがおしゃべりに夢中になりボンボを少し通り過ぎてしまうが、大きな影響は無く、汗を流しバスにて鶴岡駅に向かい解散した。
今回の八久和川出合川中俣沢は、初日から3日間は好天の上アブも少なく、これ以上ない絶好のコンディションの中で遡行でき最高だった。開放的な明るい沢であるが、泳ぎ、登攀、巻き、ルートファインディング等の総合力が必要な沢で、終始リードして頂いたMリーダーに感謝する。

bema

2018. 08. 05  
朝日前衛祝瓶山南面の荒川水系岩井沢を利用して石滝川上流部を遡行する計画で夏合宿前の足慣らしの山行を組んだ。参加者は、Fさん、Tさん、私の3名だった。前泊地の道の駅関川は0:30頃到着。軽く寝酒をして就寝。翌朝の天気予報は晴れ、2日目午後から崩れる予報なので当初の予定の逆回りコースの岩井沢遡行~石滝川下降~サカサ沢遡行~オオワキ沢下降に切り替える。オオワキ沢がスカ沢だったのでこの選択は正解だった。

いつもの大石橋手前の駐車場で身支度を整えるが、アブが結構まとわりつき大変。8時過ぎに出発する。
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水量が少ないので吊橋利用せずに荒川本流を徒渉する。
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少し下降した左岸から岩井沢が小さく流れこむ。川幅1-2m、ぱっとしない感じでスカ沢の予感。
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少し遡行すると両岸が迫るが、淵はなく流れの中を遡行する。
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出合から20分ほどでオオワキ沢が右から2:1で流れ込む。今回は左の岩井沢を行く。
最初の1mトイ状滝は釜が深く泳ぎは避けて左を小さく巻く。
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両岸がかなり迫ってくると4mのヒョグぎみ滝が行く手を遮る。
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下部がつるつるでスタンスが無いので右壁をショルダーで登る。後続をザイル確保するがラストは下部を引っ張り上げ結構な腕力を使う。
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続く2段4m滝は、倒木がかかっていて、結局ザックを降ろして通過。
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しばらく単調なところを行くと右からコワキ沢が2:1で流れ込む。すぐ先に2段7m滝がでてくるが、右を難なく登れる。結局これが岩井沢で一番大きい滝だった。
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幾つか小滝を超えると腰までの釜を持った2x4mのトイ状滝は突っ張りで突破する。
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その後は3m程度の滝を2個越えると沢は源頭部っぽくなり右から1:2で枝沢が入ると直ぐに水が涸れる。
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水流の全くないガレを高度差250mを詰めて鞍部に到着。日差しも強く体力を奪われる。朝日では水流がかなり上部まであるのが普通と思っていたがこの沢は違った。
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乗越して藪を少し漕ぐと直ぐに沢形に出る。5m程度の滝が2個ほど出てくるが懸垂で下降し石滝川にでる。
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石滝川ムキ沢との出合いは、平凡な1m程度の流れ。ここで昼食休憩する。
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しばらく下降すると5m滝が出てくるが左岸を下れる。
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1-3m程度の釜付きの滝が幾つか出てくるがいずれも簡単に下れる。
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腰まで程度の釜は積極的に水に入り、暑い体を冷やすが水はそれほど冷たくない。
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6m2段滝は、念のためロープを出す。
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この先、渓相も落ち着き魚も走るので竿を出しながら下降する。
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サカサ沢が右から合流するところを更に下降し、5x7m滝のすぐ下に焚火跡のある絶好のテン場適地があり、初日はここに幕を張る。周辺には最近の足跡もあり、釣り師が入ったのかもしれない。
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アブが非常に多く防虫ネットが手放せないが、焚火までこぎつけばどうにか落ち着く。川の水がそれほど冷たくなくビールはイマイチだ。
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翌日石滝川を少し戻りサカサ沢を遡行する。流れは細く最初の1mの滝は両岸が狭まり突っ張りで越える。
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この後に4-5m程度の滝が2個出てくるが、いずれも簡単に越えられる。
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沢の分岐にはご丁寧に赤テープが必ずある。
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1時間ほどで鞍部に着き、オオワキ沢へ下降する。最初の斜面はがれた急斜面で右側の灌木便りに沢床へ降りると、ガレ沢の急傾斜を下降する。
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特に目立つ滝はなく急なゴーロ状の後は、穏やかな流れを時々小雨となる中、アブにたかられながら下山を急ぐ。
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結局、1mの滝が1個あるだけで、荒川出合に2時間ほどで到着した。
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サカサ沢~オオワキ沢は釣り師用の石滝川上流部への道として結構使用されているようで人臭かったのは残念だが、雨にもそれほど降られず溯下降できたので良かった。ただし、アブの多さには閉口させられた。指先を含め20ヵ所以上被害にあっていた。
小国町のリフレで汗を流し、そばと麦切りをお昼に食べて帰京した。

bema
2018. 07. 07  
F薪です。

仕事がゴタついて、出発時刻が遅くなるかと危ぶまれたが、なんとかゴタゴタをかわして予定通りに(ちょっと遅れたけど ^^;)出発!
今回はシーズン初の関川村入り。『関川村山岳渓流地図』を見て捻り出したルートに挑戦である。
女川流域、実は初めてだが、強力な助っ人(と言うか影のリーダーというか...)女川マイスターのI田氏とnao氏の参加を得られたので大変心強い。

さて、夜の関越を一路新潟目指して走る。途中I田氏と運転を交代しながら、道の駅・関川には24時30分過ぎに到着。軽く前夜祭の後就寝。関東ではなんと観測史上初という6月の梅雨明け当日の夜、新潟も夏のような天候で、夜もあまり涼しくなかった。
翌朝は、朝食後、女川沿いの林道を進む。ゲートのある箇所が出発点になる。ゲート前に車を停めて身支度。やっぱり暑い...夏だ、もう。

ゲート手前に女川本流方面へ下る枝道がある。それを辿り、本流を吊橋で渡った先の取水施設脇から踏み跡があるので辿るが、途中不明瞭な箇所も。尾根を乗っ越してはっきりしてきた踏み跡を辿り、遡行する予定の沢に降り立つ。吊橋の主搭とアンカーのワイヤーが残っており、かつて山道があったことをうかがわせる。
この沢、前出の資料では「コウザギゾ」とある。不思議な名前だが、参考資料によると女川を挟んでそびえる「光兎山」と関係があるようだ。(「コウサギザワ」が訛って「コウザギゾ」?)

件のコウザギゾだが、ごくごく穏やかに女川に流入している。それほど厳しくなさそうだなとは思っていたが、想定以上に穏やかな雰囲気。
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中流部に若干滝場がある。
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この20mほど続く、ゆるいナメ滝はなかなかきれいだった。
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枝沢を分ける度にだんだんと水量も減り、森の中の小川のようになる。ところどころボサの煩いところも出てきた。
最後は藪を嫌って左へ寄ったため、予定の鞍部よりやや北側に出た。12時2分。
反対の大蔵赤松沢側を覗き込むと、急ながら何とか下れそうだ。笹薮懸垂でしばらく下ったところから、女川の対岸に光兎山がよく見えた。
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ところが、ここから傾斜が急になり、ほぼ崖状。
安全優先で、懸垂下降で沢形へ降りようと試みる。そして、2ピッチの懸垂で何とか涸れた窪へ到達。ザイルを回収して、やれやれと降り出すと、いきなりすっぱりと足元が切れ落ちている。そんな涸滝を更に2箇所懸垂して、やっと流れのあるところに出た。標高差150mほどを1時間半もかかってしまった。ここで昼食休憩。ただ、この後もCo400付近の等高線が混んでいて何かありそうな予感。
ただ、しばらくは、やや傾斜が落ち着き、何とか歩いて下れる滝も。
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しかしながら、懸垂下降になってしまった滝も。
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この滝の下流に、多段のスラブ滝と、3段の滝が続くが、3段の滝の最下段が下れなさそうだ。
ゴルジュ内なので、高巻きの取り付きも難しい。止む無く多段の滝の上まで登り返し、左岸から巻きにかかる。しばらく順調に巻いていくと、崖に行く手を阻まれた。見下ろすと、少し先の木間越し50mほども下に流れが見える。ただ、手前は途中まで下りてピッチが切れそう。
I田さんに先行して様子を見てもらった。
結果、下の写真上部の岩壁の上から懸垂して、滝の落ち口右側で一旦ピッチを切り、滝の右、潅木帯との境をさらに懸垂して着地...。小さい沢だが、なかなかに渋い。
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この時点で16時近くなっていたので、どこかテン場になりそうなところ...と左右を見ながら下降を続ける。
そうしたら、また大きな滝が。落ち口のしっかりした木を支点に1日目最後の懸垂下降。
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やれやれ疲れた。
この滝のちょっと下流を整地すれば何とか泊まれそうだったので、土木工事を施し今宵の宿とした。焚き火も何とか熾せ、まあ快適な一夜だったが、辺りはカジカガエルの楽園で、夜中中沢音に負けじと合唱していた。

テン場は丁度Co300付近。翌日は、さすがにもう何もないだろうと出発するも、雪国の沢は甘くない。
下の写真はCo290付近で右岸から合わさる枝沢の滝だが...
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この下で、つるつるの2m滝とこの下の写真の滝を懸垂下降...
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腰まで浸かる淵。
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小溪ながら天晴れな溪相で、最後まで予断を許さない。
とは言え、この小滝を下るとさすがに本流も間近な雰囲気に。
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そして...
ふー、無事女川本流へ出ました。水量もさほど多くなく、徒渉に問題なし。
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林道への復帰も、nao氏がトラロープを発見したところから比較的すんなりと...。
林道復帰時刻は8時40分。後はテクテク林道を車に戻り、温泉へGo!!
...と思ったら、途中林道上部の擁壁がごっそり崩落している。滑ったら、女川本流へ数十メートルダイブである。いや、ここは一番怖かった。何とか崩落箇所を通過し、1時間弱で車まで戻った。途中ミツバもたくさん採れたし。めでたしめでたし。そして、荷物を片付け、いざ温泉!と車を走らせていたら、首筋がモゾモゾする。何だろうと探ると、グニャっとした感触。
...ヒルにたかられてましたorz。「ヒルがいるから気をつけて~」とI田さんは言っていたが...。何でボクだけ...。しかも首筋。

最後は、ヒルでオチがついてしまったが、今回の計画、反対ルートだったら果たして登れたのだろうか?コウザギゾ下降は何の問題もないが、大蔵赤松沢遡行は、厳しい高巻きの連続になりそうだ。
標高は低いながら、なかなか手応えのある山行になった。
そして、2日間ともよく晴れて暑かった...。夏合宿に向け、暑さ対策訓練にもなったかな。

2017. 10. 06  
この2年連続で藪を避けて雪のついた春山に朝日北部の鍋森周辺を周遊してきた。どこまでも続くたおやかな雪のべったりついた稜線歩きが印象に残った山行であったが、土地勘もあるので今度は沢の溯下降を組み合わせて周遊する計画として、梵字側小沢遡行~ネズックラ沢下降の計画をたてた。

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前日夜から東北道をとばし、5時間半ほどで道の駅西川に到着する。週末の天気予報は、9/30(土)に午後3時過ぎから7時頃まで小雨がありそうだか総じて晴予報で問題がなさそう。寒気が入り込んできていてかなり寒いが、明日の行程を確認し6時早々に出発として、軽く寝酒をやって就寝した。翌日、月山第一トンネル鶴岡側出口の駐車場に車を止め、7時ちょい過ぎに出発する。

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トンネル脇の藪を軽く漕ぎ沢形に出て少し下降し、左から出会う本流を少し登ったところの右からの小さな流れに入り植林帯の中を歩くとなんと山道がついていて隣の引越沢(いつ沢)まで横断する。

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引越沢に出ると赤テープがついていて山道が続きそれを辿っていくと目的の西綻沢に出発から50分程度で容易にたどり着くことができた。2m程度の川幅の平凡な渓相の西綻沢を遡行していく。4m程度の何れも簡単に登れる滝が数個あるが大きな滝は特に無く、970mのコルに10時前に詰め上げる。

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梵字川小沢の右岸の枝沢を下降していく。途中ヒラタケが出ていたので少し頂戴する。

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3-4m程度の岩滝が多数連続するが、いずれもクライムダウン可能で高度を下げていくと4mの板状の滝を懸けて小沢と合わさる。枝沢から小沢への下降点の滝が難しいのではないかと予測していたが左岸の溝を降りることができた。

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小沢は5-6mの川幅で白っぽい石がごろごろした明るい印象の沢だ。

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しばらく単調な河原が続くと、1:1で右俣と出合う。

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左俣を遡行していくと4x8mの滑滝、2mの幅広滝が出てくるが、何れも簡単に登れる。

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再び河原が続くようになり、左から10mの滝を懸けた枝沢が入ってくるところで昼食休憩をとる。かたわらの水たまりには魚が5-6匹泳いでいる。


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このころから雷鳴が聞こえ始め雨がポツポツと降ってくる。昼食もそこそこに雨の中、遡行を再開するとすぐに連瀑帯に突入する。最初の2mの釜を持った滝は左をへつって越えていく。

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続く4mの2段滝、6x10mくの字滝、4m滝と続くが何れも釜を持っていて、左或いは右をへつって越えていく。


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比較的大きな8mのスダレ状滝は右側を登ることができた。

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続く逆相気味の4m滝は、雨で滑りそうなので右を小さく巻いて突破した。

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次の3m滝は左、2m、2x5m滝は右といった具合に登りやすそうな方を選択していくと、細い流れが左と右から流れ込んでくる。そこを通過すると深い釜をもった、2m滝が太い流れを勢いよく落としており、取り付けそうにない。諦めて右を巻く事にする。

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巻き登っていくと、続く4mの滝も勢いよく水を落としているのが見え登れそうになく、かなり上まであがってまとめて巻くと、東俣沢出合を過ぎた小沢の滝上に降り立つことができた。


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東俣沢出合の4m滝上に小沢からトラバースして遡行を継続する。最初の釜は、左をへつる。何れも6mの滝を伴った枝沢を2本やり過ごすと再び連瀑帯となり、5x7mは右を小巻き、続く釜のへつりで滑ってしまいドボンする。3x4mは左、2x3mは右をのぼり7m滝で雨も小降りになったので釜に魚を探す。


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時間を少し費やしていると再び雷鳴が轟き始め雨脚が強まってくる。左側のバンドを利用して越えていくと、ブナハリタケが倒木に出ていて少し頂戴する。




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河原状となり幕場を探しながら遡行するが、徐々に雨が強まる中、いいテン場が見つからず、結局少し戻った藪中の平坦地を30分程度かけて切り開き、タープを張る。雨はあられ混じりの土砂降り状態となり、すぐ脇の涸れ沢が濁流となり急速に水位が上がってきて、避難の可能性も考えタープ下でしばらく待機した。


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幸い1時間程度雨はやんだが、薪はずぶぬれで焚火は諦め、タープ下で夕食をとっていると、ハコネサンショウオがユーモラスに宴会場を横切っていきびっくり。
雨は降ったが、それほどひどくならなかったことに感謝して就寝した。

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翌日は晴れ。ネズックラ沢の下降が結構大変との事前情報があったので、7時過ぎに出発する。昨日直線的に流れる茶色い濁流の様相を呈していた本流も透明な流れに戻っていて一安心。釜を持った2m二条滝が出てくるが左を小さく巻き越える。

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その先は開けてきて緩やかな流れの河原を行くと次々にテン場好適地がでてくる。昨日は雨が強く急いでいたため、ここまで見に来れなくて残念。

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30分ほど歩くと左から1:2で枝沢が合わさる。左沢の方を遡行していくが、踏んづけるのがもったいない苔むした穏やかな渓相が続く。

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枝沢をいくつか通過していくと流れは徐々に細くぼさっぽくなってくる。多段4m滝がでてくるが右側を簡単に登る。その先、1:1で沢が分かれるが左沢を選択し遡行を続けると詰めとなり、笹とカンバやブナ混じりの密籔に突入する。
20分程籔と格闘しのっぺりとした尾根をのっこし、籔の薄めの所を選んで下降していき、最後は灌木頼りにネズックラ沢の上部の沢形に降り立つ。

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所々溝状の流れとナメ床を交えながらしばらく気持ち良く下降していく。

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流れは徐々に大きくなってくるが、渓相は明るいナメと釜が続く。7x8mのスラブ滝、
12x13mのデコ状茶色の明るい滝は左から右へ移りクライムダウンする。

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しばらく、ナメ床状の流れを行くと両岸が迫ってきてゴルジュとなる。いくつか釜を持ったトイ状滝やネジレ滝を気持ちよくクライムダウンしていくと、10m滝となる。左岸側と灌木の際を下れそうだが慎重を期し懸垂下降する。トップは下部で右に振られ水流をまともに浴び、釜にどっぷりつかって突破するが、後続はうまく左岸沿いに下降する。

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その先トイ状滝が2つ続くが先がすっぱり落ちている上、両岸もつるつるで支点もない。

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クライムダウンは到底無理で、左岸を巻き降りると途中から草付き斜面で所々ある潅木を利用して懸垂下降2ピッチで川床に降り立つ。滝の高さは確認できなかったが、25-30m程度と思われた。

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続くトイ状滝は、下れそうになく左岸の灌木にスリンゲをかけて懸垂下降するが、トップは足の立たない釜にはまり、エイト管にかかったザイルが邪魔で釜を通過するのに苦労した。後続はなるべく釜にはまらないようにザイルをトップに引いてもらいうまく下降した。




まだまだ、トイ状の流れのゴルジュが続き、4m、3m、2mの滝を突っ張りで越えて行くが
自分とTさんは最後は釜に浸かって突破。Wさんは手足の長さを利用して釜をやり過ごす。

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そこからは、単調な河原となりしばらく下降すると、左から白保土沢と出合い、遅い昼食休憩とする。
時間も押しているので、白保土沢を遡行して旧国道に突き上げるのは諦め、左岸の枝沢の急傾斜詰めて旧国道に出て、月山第一トンネル上部の尾根を藪漕ぎして駐車場に戻った。

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緩やかな流れの西綻沢、梵字川小沢の連瀑帯と高巻き、あられ混じりの雷雨との遭遇、鍋森の尾根の密籔、ネズックラ沢のナメとゴルジュV字滝下降、大滝の高巻き懸垂下降と沢登りの要素が結構詰まった沢旅を楽しめることができた。



bema

プロフィール

逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)

Author:逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)
東京を拠点として、沢登りを中心に活動してきました。
2018年12月2日をもって解散しました。

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