2017. 09. 24  
台風が過ぎ去るのを待ち、さらに前回の山行の疲れも癒えた20日から、長走川上流部の主だった沢を継続遡下行してきた。

9月20日(曇のち雨)
早朝新潟のホテルを出て、水沢集落からの林道が二手に分かれる手前の広場まで車を走らせ、そこから林道を歩くこと2時間強で長走川に入渓した。入渓点から1時間15分本流を遡行して二俣(大滝沢と白滝沢の出合)に着いた。
この風景は前回の山行で目にしたばかりだが、いよいよここから大滝沢へと踏み込んでいく。
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二俣からわずかで15M滝が出てくる。
釜の流れ出し付近で右岸の浅いルンゼに取付いて高巻くが、取付きから5Mくらいが悪い。左へ少しトラバースしてブッシュを手にしてからは滝頭くらいの高さのところをトラバースしていくが、滝に近づいてきたところで露岩壁に行き当たり少し斜上した。滝上に連続する小滝の上に降り立つと、しばらく穏やかな渓相が続いた。
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両岸の壁が迫ってくると、層状の摂理の壁に挟まれた3×4の滝が懸っている。
ここから続く廊下状のゴルジュを材木廊下と呼ぶらしい。
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真夏の暑い日にはどっぷり水に浸かって突破するのも楽しいかもしれないが、今日のような日差しもなく涼しい風が吹く日にはちょっとつらい。
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ゴルジュの切れ目で赤抜ゲ沢が出合う。
出合に今回の山行後半二日分の酒と間食をデポして先へ進む。
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ゴルジュに懸る小滝群を越えていくとどん詰まりに見える最奥の左上から水流が落ちているのが見える。ゴルジュの最奥へはどっぷり水に浸からなければならなそうだったので、30Mくらい手前から左岸を巻いていった。上から見てみると滝の左側を小さく巻けるようにも見えた。
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滝を巻き終えると穏やかな渓相となるが、それも20M滝で終わりとなる。
左のガレルンゼに流れ込む二本の枝沢が再び水流を分けて直瀑と斜瀑となっている。
斜瀑に沿ってスラブ登攀を楽しんだ後、ガレルンゼ入口付近で右側の草付から樹林に取付いて20M滝の上に続くゴルジュの中にクライムダウンした。
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20M滝の上のゴルジュは材木廊下と反対側に傾いている。
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ゴルジュを抜けると比較的穏やかな渓相が続く。
ぽつぽつと懸る滝の中にはこんな美しい滝もあった。
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ラゲン滝沢出合が近くなるとゴルジュとなり、1Mの落込みの釜でついにへつりきれずワンポイントで泳ぐ羽目になった。
しかしそれに続く3M、5Mは登れそうもなく左岸を巻いてラゲン滝沢出合に向かって下降した。
ラゲン滝沢は源頭付近までずっとゴーロが続いているようにも見えた。
出合には雪渓の残骸のブロックが散乱しおり、ラゲン滝沢に20Mくらいはいったところにある台地を幕場とした。
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9月21日(小雨のち曇)
やや開けているのはラゲン滝沢出合付近のみですぐゴルジュになる。しかも泳がなければ取り付けない上に、取付いても登れそうもない滝が懸っていていきなり高巻くことに。高巻きを終えた後も岩壁に挟まれたゴルジュや草付に挟まれたゴルジュと、なんだかんだ言っても要はゴルジュが続く。
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少し開けてきたように思えたころに10M滝が懸っている。
この滝以降、滝が連続して巻いたところもいくつかあった。
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少し開けてきて落ち着いたかといった頃に、主稜線に突き上げる沢に懸る滝のような雰囲気の7MCS滝に遭遇した。
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6M二条の滝を左から巻くと奥の二俣となる。
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7Mの滝を懸けている左俣が本流だと思われるが、白滝沢を下降するために右俣へ進む。
右俣はゴーロなのでこのままあっさりと稜線に抜けれると思ったのだが、難しくはないものの結構滝が懸っていてそれなりに時間がかかった。
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烏帽子山の南の肩に突き上げた右俣の窪の終点。
ここから南へ進んで白滝沢を目指した。
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白滝沢へ続く斜面を特定して下降を開始する。
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白滝沢の下降に入る。大滝沢より滝は少な目で、クライムダウンできる滝も多い。
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巻きは難しくないが、懸垂下降の支点探しには苦労する。
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白い壁に優美な一条のラインを引いたような15M滝。この滝は右壁(左岸)ブッシュ帯を下降して下部は懸垂下降した。
この滝の下流に懸っていた8MCS滝を左岸から巻いているときに見下ろした様子。
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8MCS滝の下からは、しばらく滝もなく開けた渓相になる。
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小高い砂地(薪の山も付いている)を見つけて、この日の行動はここで打ち切ることにした。
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9月22日(曇)
雨に降られた前夜と打って変わって、雨にも降られず焚き火もできて快適な一夜を過ごすことができた。
遡行開始後しばらくは河原状の渓相が続く。滝はぽつぽつと出てくるが、難しい滝はない。
12Mの深く落ち込む滝を巻くと引上ゲ沢が6Mの滝を懸けて出合う。
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引上ゲ沢出合を過ぎると、まもなく前回の山行で下降してきた地点を通過する。
前回の山行の幕場。少し浸食されたように見える。台風時の雨によるものか?
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白い6×12の斜瀑。下から振り返ると美しい滝だ。
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やがて井戸の底のようなゴルジュとなる。
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525Mで右岸から支流が入ってくるあたりから樹林帯が沢床付近まで降りてきて、谷も開けてくる。
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落差のある滝と深い釜を右岸から巻いていくと二俣に出る。
釜の向こうに突き刺さっている倒木は、たぶん二俣から見えていた倒木だろう。
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一度の山行でもう一回15M滝を巻き、材木廊下を通過するのは大変なので、二俣の下流480M付近の右岸枝沢から尾根を越えて赤抜ゲ沢へアプローチすることにした。赤抜ゲ沢右岸から530M付近に出た。
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出合にデポしておいた品を取りに往復した後、遡行を開始する。
530M付近は台地状のブナ林や広い砂地もあって、この一帯を幕場としたいところだが、後の行程を考えると先へ進んでおきたいので、後ろ髪を引かれる思いでここをあとにした。
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ブナ林の落ち着いた渓相はすぐに終わり、ゴルジュと登れそうもない滝の連続となる。15Mの滝を左岸から巻きにかかると、次から次へと似たような滝が目に入ってきて延々と巻き続けた。
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高巻きを終えてしばらくするとゴルジュからは解放されたものの、なかなか幕場にできるスペースが見つからなかったが、695M付近でようやく狭いながらも小高い砂地を見つけた。
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9月23日(朝方は雨・曇)
ゴルジュ、釜、滝の連続で息を抜く間もない。
700Mで杉の沢への近道になる支流を分けた後、ゴルジュの中の釜を持った1.5Mの滝を巻こうとすると、その先の屈曲部の滝も手がかりがなさそうなので、結構長い高巻きとなる。
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850M前後は登れそうもない滝が続いて大高巻きとなった。
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かなりスケールダウンしたが、厭らしい渓相もスケールダウンしたなりに続いているかのようだ。
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950Mを左俣へ進み、さらにこの後1000Mも左へ進んで烏帽子山-蒜場山間の尾根にあがった。
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詰め上げたところから稲葉ノ平あたりまでの方向の見定めが少し難しいが、そこを過ぎれば進む方向は明瞭。
踏跡もあり、所々にひらけたブナ林もあって予想以上に早く杉ノ沢への下降点に到達できた。
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杉ノ沢と赤抜ゲ沢を分ける派生尾根の西側の沢を下降するが、10M級の滝が思った以上に多く懸っており、今度は予想外に時間を要した。これは杉ノ沢の本流よりかなり大変だ。
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短い沢の下降に2時間45分を要して、ようやく出合が見えてきた。
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ここからは昨年も下降して情報のあるエリアだ。杉ノ沢本流の5Mは淀ノ沢出合までにある唯一ともいえる滝で、昨年残置したシュリンゲにロープをかけて懸垂下降した。
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幕場定めをしながら下降して、淀ノ沢出合よりやや下流まで行くが、結局引き返して淀ノ沢出合上流50Mくらいにあった砂地を幕場とした。
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9月24日(曇のち晴)
最終日は降るだけ。500M付近に懸る滝を巻くくらいで、あとはほとんど河原歩きと林道歩きだ。
長走川本流が見えてくると「帰ってきた」気分になった。
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通行する人も稀に思える林道に隔てられた地に、軽トラック、釣師の乗用車、バイク・・・、予想外に多くの人が入っていた。
幸いにもすれ違った軽トラックが引き返してきたところで声を掛けられて乗せてもらうことができた。
一時間以上早く駐車地点に戻ることができたので、干し物をしてゆっくり荷物の整理をしてから温泉へ向かった。
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長走川を堪能しつくした五日間だった。
あの悪い林道からアプローチして長走川へ向かうのも当分ないと思うと、車を傷めつけられた苦い思いも薄れていくような気がする。
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2017. 09. 18  
今回の山行では初めて裏川へアプローチする。山行前には17日の昼前後から雨、18日には台風接近の予報が出ていたので、当初の行程をできるだけ前倒そうとしたが、なかなか思惑どおりは行かなかった。

9月15日

裏川堰堤は東北電力の設備なので、林道は整備されており普通乗用車でも問題なく走行できた。林道終点で山道の入口を見つけるのに少し苦労したが、一歩踏み込んでしまえば初めのうちははっきりした踏跡が続く。しかし途中には草を踏み倒しただけのような区間もあって、全体にはかなり荒れているという印象だ。この道を盆休み前後の猛暑の中アブに纏わりつかれながら歩くことを考えるとかなりげんなりしてしまう。

林道終点から一時間半足らずで要所口に辿り着く。要所口は快適そうな段丘になっており、できれば二日目にはここまで降りてきて増水の心配もなく泊まりたいものだと思った。
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白蓬沢の出合は本流をスケールダウンした感じで穏やかな印象だが、やっぱり両岸は立ってくるのがこの山域の沢の常といったところか・・・。
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二俣まで三カ所ほどまとまった滝場があり巻いたところもあったが、特に困難なところや大滝はない。左俣は3段の滝を懸けて(3:2)の水量比で出合う。左俣が本流で地形図からは結構険しい渓相が想像される。
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右俣は穏やかな流れで出合っている。
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いくつか滝が懸るが特に難しい滝や大きな滝はなく、概して平凡な沢だ。
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至って斜度を感じない沢で、最後まであまり斜度を上げないまま尾根に突き上げている。
尾根到着はほぼ正午。こびやた沢へ降って泊まる計画だったが、ここから20Mも降ればこびやた沢に着いてしまう。17日に予報されている雨が気になるので、先へ進むことにする。
尾根にはうっすら踏跡があって、沢へ降りて遡行するより早そうなので、尾根を辿って長走川との分水尾根を目指すことにした。
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こびやた沢を見下ろしながら尾根を登って分水尾根に到着。反対(西)側へ下降していくと引上ゲ沢が見えてくる。
最後は懸垂下降で沢床に降りた。
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地形図通り斜度はなく穏やかな流れだが、両岸はかなり立っており滝が出てこないことを願いつつ下降する。
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滝がでてくると、支点になるブッシュも手が届くところにはなく、高巻きに時間をとられる。
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800M前後のところから斜度を増して釜へと落ち込む滝が続くようになる。
左岸に取付いて、ここから出合までを一気に巻くことにした。
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枝尾根から主尾根にでると踏跡があって、小ピークを一つ越えた先のコルから白滝沢へ向かって下降した。
コル付近はちょっと開けたブナ林になっており、水があればここに泊まってしまっても・・・という気になった。
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椀を伏せたような4Mの滝の釜の畔に降り立った。
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少し下った所にある広い淵の際に小高い砂の台地を見つけてツェルトを張った。
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9月16日
白滝沢は引上ゲ沢をスケールアップした感じの渓相だ。大きな滝もあるが、高巻きはそれほど難しくない。
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ひらけた区間もあるが、概ねゴルジュ帯の下降が続く。
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出合付近の滝群は右岸から巻いて、尾根の先端から二俣に降りてきた。
二俣から下流は問題になる所はなく、10分程で柳小屋沢出合に着いた。
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柳小屋沢の出合は少し藪っぽい。小滝が懸る程度で難しい所は少ないが、異様に倒木が目についた。
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550M付近で大きくカーブしているところがゴルジュとなっており、3Mの滝が登れず、ここを巻くために右岸の悪い高巻きに1時間半以上要した。
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600Mを過ぎると小滝とナメが連続するようになり、上部で水流が細くなってくると登れない10M以上の滝が連続する。
最後は再び小滝とナメが続くようになり、沢型はブッシュ帯に消える。
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筆塚山北方の小ピーク付近に詰め上がると、そこにも踏跡があった。間違いなく昨日辿った白滝沢左岸の尾根から続いていると思われる。もしかしたら大倉沢左岸尾根も踏まれているかもしれない。
既に15:00を回っていたが、大倉沢に向かって下降する。
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ブッシュ帯を下降していくと一旦ルンゼに降り立ち、ルンゼが本流に注ぐところで倒木を支点に懸垂で本流に降り、足下にあった5M滝下まで続けてロープを伸ばした。
続く3M滝をクライムダウンしたが、さらに深い釜に落ちていく5M滝が懸り、その先も狭い溝のような沢型が続いている。幕場になるようなところを期待できそうな渓相ではないので、早々に見切りをつけて左岸の尾根を登り返した。斜面の途中のやや開けたところにツェルトを張った。
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9月17日
大倉沢に下降することも考えたが、幕場が860Mで尾根の方がはるかに近いこともあり、露岩のルンゼを登って尾根にあがった。
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予想通り大倉沢左岸尾根にも踏跡があった。720M小ピークの先で踏跡が不明瞭になるが、コンパスで方向を定めて大倉沢出合に続く尾根を目指す。途中広々としたブナ林を抜け、しばらくすると植林帯となる。
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大倉沢出合に降りてきた。結局下降する予定だった大倉沢は、上部と下部を見ただけで殆ど巻いてしまった。
出合付近で川幅が広がっている本流を膝あたりまで浸かって徒渉して、往路と同じ山道を辿って林道終点に戻った。
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結局最後まで雨は降らず、荷物を整理して車に積み込んでいるときにぱらぱらと小雨が落ちてきた。
2017. 09. 17  
せっかくの三連休は、台風の影響が出てしまいそう・・・、でも、沢には行きたい!ということで、台風の影響が出る前に、谷川の南カドナミ沢へ行ってきました。

8時少し前に駐車スペースに到着すると、既に車が三台停まっていた。しかも、そのうち一台の近くでは、沢の格好をした二人組が準備をしている。もしや?!と思ったらやはり、「南カドナミ沢に行きます」とのことであった。

そのお二人が出発してから数分後、出発。噂の通り、南カドナミ沢のスタート地点は、なんともしょぼい。
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右岸の踏み跡を少し辿り、適当なところから入渓する。20分程でようやくナメが出てきて、沢っぽくなる。
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4mは、右から登ろうとしたが、上部がハング気味だったので、素直に左岸を巻く。
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先行した二人組に追いついてしまった。あんまりぴったりくっついて行くのも申し訳ないので、休憩を取ってやり過ごす。
この7mは、右岸から巻く。
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釜を持った8m滝は、左から。ちょうどいいところに潅木があり、簡単に登れる。
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7m滝は、右から入って水流を登るルートが取れそうであったが、先行者が登攀中であったため右岸を巻き、先に行かせてもらうことにする。
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登れる滝もたくさんあり、なかなか楽しめる。
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co880で中俣との二俣。100mはありそうなスラブが続いていた。
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一旦、ゴーロになるもののお楽しみはここから。
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2段5m滝は、階段状で簡単そうに見えたが上段は逆層で滑りそう。左から巻いたが、巻きもいまいちで素直に登った方が良かったかも。
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co980の三俣。左に入り、またもやゴーロとなる。
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緑の苔が張り付いた滝(水はほぼない)をいくつか登っていくと
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スラブ地帯に突入。絶対滑っちゃ駄目なところ。振り返ると、高度感がハンパない。
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スラブ地帯が終わると、岩登りチックになる。そして最後は、藪を少し漕いで・・・というイメージだったが、いやはや、なかなかしっかりした藪漕ぎとなる。大好きな藪漕ぎをたくさんできたということで良しとしよう・・・。

稜線でランチタイム。遥か彼方に、土樽駅の電車、高速道路を走る車が見える。
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下りは、カドナミ尾根。しっかりした踏み跡があるものの、滑る滑る。一時間弱でスタート地点に戻る。

車に着いたら、Yさんが冷えっ冷えのコーラをくれた!(Y号には秘密がいっぱい)
帰りはせめてもの恩返しにハンドルを握るものの、高速を下りた後の都内の運転が一日のなかで一番疲れた・・・。

by K
2017. 09. 16  
先週、9/9-10は、苗場山清水川水系の釜川右俣を遡行してきた。Hリーダーが昨年より計画を出していたが、その度に悪天で流れ、今回が4度目の正直だった。今度こその願いが通じたのか、2日間とも久しぶりに好天に恵まれ、気持ちの良い遡行を楽しめた。
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前日、林道終点ゲートまで入り、テント泊とする。林道脇の駐車スペースは我々だけで、テントの中で過去の遡行記録を参考に作戦会議をした結果、林道と交差地点まで7時間かからないようなので、8時出発と決め込み就寝する。翌朝は予報通り快晴。期待が高まる中準備を急ぎ、8時前に取水堰に向かって10分ほど下り入渓する。
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水量多めの河原をしばらく行くと、6x7m滝が出てくるが、左を小さく巻いて越える。
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大岩が転がる河原を右へ左へ徒渉し、時にアスレチック登りをして遡行していく。
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深い釜を持った小滝に出会うが、右にトラロープつきの巻き道があり利用させてもらう。
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いくつかゴーロ滝と釜を越えて行くと左俣が1:3で合わさるが、すぐ先に5m2条滝が行く手を阻む。右に釣り師のトラロープがかかるが痛んでいるので、ザイルを出して慎重に登って突破した。
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続いて5x6mが出てくるが、右を小さく巻いてクリアする。
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続く2条5mCS滝も登れそうになく右を巻いてクリアする。
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たおやかに水を落とす大釜2m滝は右を登る。
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その先は両岸が狭まりトイ状になるが右を進んでいく。
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すると、勢いよく左から水を落とす2mヒョグ滝がかかるがこれは登れず、手前の左ルンゼ状をザイル確保で登って巻くが、沢床に降りるのに懸垂下降のおまけつきとなる。
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更に4mの直瀑は胸まで浸かって左のチムニー状に取り付き、ザイル確保で突破する。
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その上は激流となっており、ザイル確保で左をヘつってどうにか通過する。
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しばらく、開けた感じになり、右から左から滝をかけた細い流れを通過すると長い淵を伴った4m2段滝となる。右側を胸まで浸かってヘつって突破する。
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何個か釜を越えて行くが、小さな滝上で左に移るが流れが速くお助けを出してもらう。
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急に両岸が狭まり、4x6mのトイ状ひねり滝となるが右を慎重にヘつって突破する。向こう側にスラブが見え開けた感じだ。
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そのすぐ上に大岩が転がる4mスダレ状スラブ滝となる。念のためザイルを出してもらい右側を登る。
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大岩が行く手を塞いでいるので左から流れ込む枝沢3mのナメッタ滝をタワシでこすって慎重に登りトラバースして越えると、一転目の前に大スラブ広がり、これは・・・。いよいよきたかと言った感じ。
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三ツ釜滝到着です。
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でも間違えて右岸をヘつっていってブッシュに入ってしまい。
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振り子懸垂で沢床に戻る。30分ほど時間を無駄にしたが・・・。
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14時前でお腹がすいていたが、三ツ釜突破してから昼飯とし、右のリッジに取り付く。
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スラブの上の方がザレていて嫌らしかったが、3人ともフリーで潅木帯までたどり着く。2段目の滝も近くから見ると圧巻だ。
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ブッシュを少し登り、ヤド沢に架かる滝の釜の落ち口に懸垂下降して徒渉してしまう。
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滝上でゴキゲンなランチタイムをとる。
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大きな釜を持ったナメ滝をいくつか快適に越えて行く。
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再び両岸が迫ってきて、3mの直瀑が現れるが、左壁を空身でザイルを引いてリーダーに突破してもらう。
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大岩で分けられた2条は左を登る。
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続く6m滝は、倒木手前から左の草付きからブッシュに入り巻くが懸垂下降のおまけつきとなる。
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テン場適地を見つけ時間も16:10なので初日はここまでとする。7時間で林道まで行けるはずだったが、清水沢手前のここまで8時間半ほどかかってしまったのはちょっとショックであった。
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それでも焚火は盛大に楽しい夜は更けてゆく。
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2日目は、早めの6時過ぎに出発する。ちょっと眠気がある体に、釜といくつか小滝を越えて行くとエンジンがかかってくる。すると12m滝が豪快に落ちている。リーダーは左水線を登る準備をしていたが、遡行記録でここは左を巻いていたと自分が発言し左を巻くことになる。(自分の勘違いで左水線を登るのが正解)
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懸垂下降で沢床に戻り、遡行すると3m、7x9mと何れも釜を持った滝が出てくるが快適に登れる。
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すると、20mのトロ場が出てきて、朝っぱらからしっかりと水と戯れることができた。
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そこから少し行ったところに12m滝が豪快に水を落としている。直登は難しく、左草付きをリーダーがザイルを引いて登り巻きクリアした。
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巻き終えたところが清水沢の出合い。1:5で左から清水沢が流れこんでくる。何個か小滝を通過しナメ床の歩きを楽しむと8mCS滝が出てくるが、登れそうにないので右を巻く。朝に日差しを受けて水が輝き始める。
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続く4m二条滝は右壁を快適に登り、3段のナメ状滝も難なくこなしていく。
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両岸がまた迫ってきて、3mCS前の流れの強い淵は左を胸まで浸かってヘつってどうにか突破する。
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3x4mのCS滝を右からクリアすると大釜を伴った12m滝が出てくるが、左を比較的簡単に小さく巻ける。
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そこからは、急に開け朝の光にキラキラと輝く沢の世界となる。
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しばらく河原を行くと、林道の橋に出る。
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ここで時間確認すると、9:50、登山道までここから早めの記録で4時間半、下山に4時間半かかっており到底日のあるうちに下山するのは難しいと判断し、林道を下ることにする。ちと悔しいが諦め、3時間半林道を歩き、林道終点ゲートの駐車場に戻った。
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bema
















2017. 09. 11  
暑かったり涼しかったりで、体調が悪~い。
なんだかウツウツと過ごしていて、朝起きてもだるいなぁなんて思っていたが、登山口に到着した途端にものすごく元気が出てきた、ワタシだ!!
ただの、おやまに行きたい病だったらいし(笑)

日向山登山口にから入渓までは一時間ちょいの林道歩き。
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入渓は大岩の傾斜の緩いゴーロ帯。
南アルプスって感じです。
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まずは女夫滝8m。右岸にロープがかかっていました。
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つぎは、ハシゴ滝。ダンダンダ~ンっとキレイです。
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深い釜を持ったいくつかの滝を巻いていきます。
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途中のナメにホッ。
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癒されたのもつかの間、大物きました。「右だー」
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モダンアートはヘツリやすい。
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一枚岩のナメは壮大です。
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ともすると、大岩帯に突入。岩、デカすぎでしょ!?
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段々の滝は、右岸を巻いて突破。
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サイドのスラブが迫ってくる。大滝が現れても巻けない。
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大岩のゴーロ。越えるのは一苦労。
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中を偵察してもらうと。
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岩の向こうは立てるほどに広い。くぐって越える。
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次も、岩の中を進む。目指すはあの光。なんかこわいなあ。
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岩の中の一段が上がれず、ザックを先に上げて、空身になってどうにか越えた。ここで膝小僧がアザだらけになった・・・トホホ
飛び出た先は、本日の目的地の石室。しかしながら時間が15時少し前だったので、もう少し進んでみることにした。
そうしたら難所あらわる。ワタシがI先輩のショルダーで上がるのだか、上り口が狭くてお尻がはまってしまいあたふたあたふた。本当にすいませんでした。ダイエットします。後続は、ゴボウを試みるもこれまた難しいんです。ワタシはただただ応援するのみ。

頑張った甲斐があって、極上のテン場に到着。
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今回の目的、南アルプスの天然水でボウモアのトワイスアップ。あーら、フォトジェニック!
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乾いた木が多かったので焚き火もできて、満足な夜。
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二日目の塑行を開始。
序盤から現れました、連瀑大滝45m。
下は右の草付きから。
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中盤からはリードしてもらいました。
ワタシでは下部の残地までしか辿り着けず、ほぼゴボウさせてもらいやっと。
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急峻なゴーロは息が上がる。
落石注意箇所は緊張が高まり、疲労度もアップ。
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登山道にでて緊張感から開放された瞬間的、その場に倒れ込んだ。

下山は烏帽子岳を越えて八丁尾根を行く。
踏み跡はあるらしいとの前情報だったが、とてもよく整備されていた。
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クサリ有り。
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ハシゴ有り。ザイル、ハシゴ、クサリと直登ルートが続く。
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日向山まで約6時間。
二日目の行動時間は、10時間半でした。お疲れ様でした。
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翌日、ポンコツだったことはいうまでもなく。


この夏、私の裏ミッションはリーダー会員と行く、リーダー会員食当の山行♪

7月はM氏と北アルプス前川本谷でポトフ。
8月はNG氏と飯豊長走川黒森沢で夏野菜のトマト煮込みとローストビーフ。
そして今回はI氏と南アルプス尾白川本谷で釜飯!のはずが、釜飯のもと忘れにより白ごはん(※)。しっかりオチまでつけていただきました。
みなさまご馳走様でした。とってもおいしかったです。
※もちろんおかずはありです。


shin

プロフィール

逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)

Author:逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)
東京を拠点として、沢登りを中心に活動する山岳会です。
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