2018. 06. 20  
F薪です。

6月最初の沢登りは、飯豊の主稜を水源とする実川の小さな支流を訪れた。
飯豊前衛の更に入口付近である。

前日も付近の沢を探索していた今回のリーダーnao氏&YMZK氏とはレイクサイド角神の駐車場で合流...とは言っても、F薪の到着した16日23時過ぎにはお二人とも夢の中であったが...
翌朝、朝食を済ませて出発。日出谷から実川沿いの林道に入り、八ツ目沢を渡る橋のすぐ先に車を停めて支度をした。

橋から覗き込むと、沢床までは結構な高さがある。しかも、両岸切り立っていて素直に下降できなさそう。結局、少し斜面を降りた後、懸垂下降で沢床に到達した。

歩き出してすぐ、写真の淵に遭遇。結構深そうだ。
まだあまり濡れたくない季節でもあり、YMZK氏の肩を借り左の岩を乗っ越して通過。
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この辺りはゴルジュ中に、深めの淵や滝が続く。
最初の5m滝は、倒木の懸かった左壁を登る。スタンス外傾プラスぬるぬるなので、ザイルを出した。
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深めの淵も果敢に攻めるnao氏。
もっとも、切り立ったゴルジュの底なので高巻きも大変なのだ。
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少し開けてくると堰堤が現れ(地形図にも堰堤記号がある)、その先は写真のような穏やか流れがCo260の二俣まで続く。
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Co260は計画どおり左俣に入るとすぐに写真のCS滝。シャワーを浴びる覚悟があれば直登も可能だろうが、覚悟がないので左岸を高巻く。
高巻くが、結構な大高巻きになった。ここも最後の数mは懸垂下降となった。
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そして、高巻いて降り立ったところに朽ちたドラム缶があり、さらに遡った先には、なんと土管が!
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この後も、何箇所かで同様の土管が放置されており、不思議な雰囲気を醸し出している。
林業用と思われるワイヤーが残置されている箇所もあり、妙に人臭い。
さて、高巻きを終えたところで時刻は午前11時5分。ザイルを出す箇所も数箇所あり、結構時間がかかっている。
なので、Co435付近の奥の二俣で、左沢(計画では右沢遡行)へ入り稜線を目指すことに。更に、計画では稜線を越した北側の沢を下降する予定だったが、時間短縮のため尾根をそのまま下降して出合に戻ることとした。
さて左沢だが、流れはだいぶ細くなったが、ところどころでのっぺりとした滝が懸かる。

ほぼ最後ののっぺり滝。ルート、見極め中
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Co435二俣から稜線までほぼ1時間半。ようやっと稜線まで到達。
鞍部ではないピークにある珍しい峠の高井峠から真西に伸びる尾根である。
尾根上は、うっすらと踏み跡があるように感じる箇所もあるが、まあ藪尾根だ。
藪を透かして、ところどころで飯豊の主稜線が望める。
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地形図に「556」と標高を記している地点の手前は、ザレた急斜面になっており懸垂下降を交えて下る。
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556地点から先は、踏み跡がややはっきりしてきた。ヤブは相変わらずだが...
尾根末端、Co180付近まで下ると取水施設があり、幅広の林道跡が延びていた。
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同行のお二人によると16日の沢は「ヤブ沢」だったそうだが、八ツ目沢は中間部が少々単調なものの、ゴルジュと滝、高巻き、藪と変化のある沢で、一日たっぷりと楽しめた。
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2018. 05. 28  
F薪です。

5月最後の週末は、那須連峰最北端の二俣川へ。
二岐山御鍋登山口近くの駐車場に車を停めて入溪。
駐車場(かなり広い)の奥に「御鍋遊歩道」と書かれた看板があり、遊歩道を谷に向けて下ると二俣川の流れに降り立つことができる。

地形図の神社の位置より駐車場は少し下流寄りのため、降り立った地点から少し遡ると950mの二俣である。
右俣は2段5mの滝を懸けて出合う。計画の左俣はナメが続いて、なかなかの景観。
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左俣下流部のナメ地帯。
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しばらくは、幅の広いナメが続き、新緑と陽射しのもとをひたひたと進む。
...が、すぐに倒木を交えたゴーロ地帯に。しかも高度が殆ど上がらずに、少々ダレ気味。

入溪から1時間。
Co1025左岸枝沢の先に、ようやっと滝が懸かる。
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ここは、右岸のバンドから巻き気味に越える。

全般に流れは緩やかだが、深い釜が多く、へつって越える場面が多くなる。
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...お、お腹が苦しい...

中盤は、大きな滝こそ無いが適度に滝が懸かり、まずまずの溪相だ。
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ただ、倒木は少々多い印象。
それから、コケで結構滑りやすいため注意を要する。
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Co1150付近からは、ナメも復活してきて雰囲気もいい。
Co1150より上部は、最後の滝の懸かるCo1400付近までナメが断続的に続く。
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少し傾斜の強いナメ滝も。
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ちなみに、Co1300付近から岩の色が白っぽく変わり、フリクションがよく効く岩質に。
コケもあまりついていないので、安心して登れる。

こんな、コンクリ・ナメもあった。
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Co1320付近で左岸から合わさる枝沢には、まだ雪が残っていた。
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ナメと滝が途切れると、いよいよ源頭。
水が涸れる前に昼食をと言うことで、少々早いけれど11時半頃に休憩として、休憩後に最後の詰めに突入。
沢の名残の窪を拾いながら、それなりの密度の笹薮をかき分けること20分ほどで稜線の登山道に飛び出した。
開けたところからの眺めはいい感じ。
左は大白森山。右奥のトンガリは赤崩山だろうか。
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小白森山付近では、二俣川の谷を挟んで二岐山がよく見える。奥は南会津の山々か。ただ、山の名前はよくわからない(笑
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あまり記録のない二俣川であったが、日帰りの癒し溪としては楽しめる沢だったと思う。
入溪点より下流もナメの発達した溪相のようなので、下流から遡って焚き火を楽しむ計画なども立てられそう。テン場適地は、かなり上部まで随所にある。


2018. 05. 27  

新人のT一です。小常木谷に行く予定でしたが、天気が下り坂ということもあり、竜喰谷に転戦することになりました。この日、レスキュー訓練2が行われ、Yさんはすでに道の駅丹波山でテントを張っています。中央線大月駅でTさんと合流し、道の駅に向かいます。そのまえに中央自動車道大月インター近くまで戻り、コンビニで食料を補給しました。高月橋を越えて岩殿山に入るとすぐに明かりか少なくなります。ここから道の駅まで約40km…ワインディングロードが続きます。時々野生動物が道を横切ります。飛び出しには注意しましょう。11時30分すぎに道の駅たばやまに到着しました。

 朝食をとりながら、今日の打ち合わせをしました。午後1時すぎから雨の予報です。中ノ沢からの下山も選択肢のひとつにしました。

 道の駅を出発し、一之瀬林道から竜喰谷に向かいます。昨年は路肩が崩落してゲートが閉鎖され、遠回りを余儀なくされました。今年はすっかり復旧しています。石楠花橋を少し下ったところにある広い路肩に車を停めました。すでに一台駐車されていました。入渓すると水量がかなり多めです。竜喰谷出合滝からF1を過ぎるとすぐに釣師がいました。悪いので、邪魔をしないように高巻きました。精錬場の滝までは私がトップで行きました。左から登り、ハーケンを打って中間支点を作る練習をしました。適当なところにリスがあり、一発でハーケンが決まりました。音が変わるのがわかりました。精錬場の滝 続いてTさんがロープを引いて登り、Yさんをビレイしました。確保支点の作り方を学びました。トップを交替して、下駄小屋の滝へ向かいます。下駄小屋の滝は左のリッジから登り、残置スリングがある場所までいきました。懸垂して河床に降りました。スリングのある上部はホールドに乏しくいやらしいところですが、水量が少なければ水流沿いを登ることも可能です。末広がりの滝は、水量のためかまるで「雪解けの富士山」のようです。とても美しく、見取れてしまいました。20180513_093430_convert_20180528000343.jpg しばらく進むととても立派な滝がありました。水量も多く、とても登れる気はしません。曲り滝

「見覚えのない滝だな~」と思いながら、左岸の枝沢から巻くことにしました。泥壁でなかなか大変でしたが、なんとか超えて進んでいくと、見覚えのある場所に…中ノ沢の出合に着いてしまいました。このとき巻いた滝が「曲り滝」だと気付きました。とても登れる水量ではありませんでしたが、せっかくなので様子を見に戻ることにしました。

曲り滝確認 この後私の失敗により、懸垂下降するハメになりました。悔しいので残置ハーケンの位置やルートをしっかり確認してきました。今度は右岸を高巻きましたが、こちらの方がずっと楽でした。中ノ沢出合で昼食を摂っていると、ポツポツと雨が降り始めました。時間と天候の関係で、中ノ沢から下山することにしました。中ノ沢は小粒ながらよい滝がありました。1340m付近の二俣を左に進み、しばらくすると大常木林道に出ることができました。Tさんがダウンロードした地図とは別の場所を林道は通っているようです。1353m地点の鞍部ではなく、その尾根上1400m付近を通っています。1353mピークに向かう尾根には踏み後があり入口はわかりやすいですが、所々不明瞭になりました。地図を確認しながら下降していくと、再び林道と合流しました。どうやら精錬場の滝につながる林道のようです。100m程進んで、落ち葉が堆積する枝沢を下降し、石楠花橋まで下りました。

沢下降 その頃には、雨も本降りになっていました。

 「竜喰谷」…ずっと以前から名前に惹かれていましたが、2度目にもかかわらずすっきりしない沢旅となりました。今では何か因縁のようなものを感じます。最も近い沢のひとつだけに、水量が少ない時期に再度挑戦しようと思います。

2018. 05. 25  

前夜道の駅みとみ泊りで、雨が車の屋根を時々強く打ったが、天気予報通り青空がのぞく気持ちの良い朝となる。早朝集合のIさんと合流し、西沢渓谷茶屋下の駐車場に向かい沢支度を整えた。茶屋でそれぞれ「ヨモギ餅」160円也をおやつに購入し、いつもの西沢渓谷の林道を行く。新緑と青空のコントラストが美しい。

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東沢にかかる吊り橋を通過し、少し登ったところの看板の踏み跡をたどり、堰堤上に入渓する。少し歩くとすぐに鶏冠谷出合となる。

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左側尾根には鶏冠山に向かうバリエーションルートがあり、これを下山に使用することを確認し遡行を開始する。花崗岩系の白い岩が多く流れの幅は1-2m程度といったところ。昨日の雨で少し増水気味という感じだ。

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最初の釜をもった小滝を右からへつり気味で越えるところで早速つるっと滑って洗礼を受け胸まで浸かる。非常に滑りやすい岩質で以後注意するが、それでもときどき滑った。

まー昨日の酒を完全に抜くにはちょうど良いか。

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すぐに5x6m滝がでてくるが右から簡単に登れる。続く8m滝は、右側にトラロープがついていてそれを利用して小巻く。

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大岩に挟まれた26m滝は左側を登って通過する。

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開けた河原状を行くと、所々に釜を持ったナメ状小滝が出てくる。左から飯盛沢の流れ込みをすぎたところの3x4mの滝の流れはきれいだ。

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休憩直後の1x2mのナメ状滝もやたら滑るので慎重に足をおいて通過する。

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ナメと釜を持った小滝を楽しみながら遡行していくと、左側に草付き混じりの25mのスラブ滝が出てくる。

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正面には2+5+3+2m4段の美しいスラブ状滝がかかる。右、左、中央と登りやすそうなところを選んでいく。中段の5mは左をトップのHさんが慎重に登り、ハーケンで自己確保支点を構築し、私とIさんを確保してもらう。

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続いて出てくる、8x10mの逆くの字滝は水流右沿いをHさんにロープを引いてもらうが、この滝も滑りやすく途中残置ピンで支点をひとつとり慎重に登る。ここでも上でハーケンを打って自己確保支点を構築してもらった。ハーケン大活躍。

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所々ナメとスロープと釜がある気持ちいのいい河原を行くと、奥飯盛沢が左から7m,の滝をかけて201で合わさる。

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その先の7x9mは釜が深いが左の水中にスタンスを見つけ慎重にへつって突破した。

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その上はきれいなナメになっている。

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少し歩いたところが開けた二俣。時間は9時半、ここまで出合から2時間丁度だ。右俣はナメ状の滝の奥に20mクラスの滝がみえる。

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今回遡行する左俣は、1枚岩に50cm1mの流れがかかる。

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すぐに出てくる7x15mトイ状滝は水流左を水しぶきを浴びながら登る。

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続く8x10m滝は右のチムニー上を芋虫のように這って登り体力をかなり削られる。途中にあるスリンゲのかかったハーケンはペラペラだ。

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36mの滝を3個ほど小さく巻いていくと、左から一ノ沢が30mのスラブ滝を懸けて合わさり、本流は18m3段滝(上部の6m滝はスラブ状)となっている。ここは巻きだろうと思っていると、滝下部で観察していたHリーダーから雨具着用の指示。1段目は残置スリンゲがかかっていてそれを利用して登りそこから左を巻く作戦となる。水流にかかる残置スリンゲをたよりにJHさんがリードする。全身が滝の中で久々に見る光景だ。

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私は残置スリンゲのところの最後の部分で足を滑らせ、ザイルに助けられて突破した。ハーケンでトップは自己確保支点を構築しておいてよかった。1段目上のテラスで一ノ沢F1の右ルンゼをザイルを引いて登り、その後根っこを頼りにトラバース点を探しながら急斜面を登っていくがスラブ状壁の突破点がなかなか見つからない。

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かなり上まで行きザレた花崗岩スラブ斜面ザイル確保でトラバースする。そこから懸垂下降20m程で樹林帯におり滝上にでるが、懸垂下降中ザレに乗った大岩が微妙に動きだし冷や冷やした。この巻きに1時間30分ほど要した。

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45m程度の滝を越えていくと左からニノ沢、三ノ沢が滝を懸けて流れ込んでくる。次から次へとナメ、トイ状滝、スラブ滝が出てきて楽しい。

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沢が大きく右に折れるco1830mの二俣は右沢に9mスラブ滝がかかっているがこれを左の草付き混じり斜面をザイル確保で登る。

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滝上はナメ状となり水が細ってきたので水取りする。

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7x9mの滝が右から入ってくるところからガレの急登となりかなりへばる。

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時々樹林帯に逃げ、右のスラブ状を少し登り左の岩壁下をトラバースしていくと鶏冠尾根鞍部co2150mに着く。高度差約200mの登りだった。

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シャクナゲが咲く山道をいくとほどなく2177mピークに到着した。気持ちの良い展望の中、一休みする。

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いったん下り、上り下りを繰り返す尾根を行くと鶏冠山山頂2115mに到着した。

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第三岩峰手前の巻き道分岐では、あえて岩峰コースを選ぶ。岩峰を越えたところが垂直に切り立っており、少々頼りないツガに支点をとり5m懸垂下降しテラスに降り立ち、4か所の支点に残置されたシュリンゲに連結ザイルを通して20mの懸垂下降で山道に戻った。

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そこから第二岩峰への岩稜には所々鎖がかかるが、どれも最後の1mぐらい長さが足りない。Y県どんだけ予算が無いのか・・・。

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第二岩峰を越えたところで左に折れ尾根を下っていく。コシアブラが出ていないか注意していたが結局とれず鶏冠谷出合へ出た。4時間10分の長い尾根歩きだった。

久しぶりの12時間近い行動時間に少々へばり気味だったが、風呂入ってロシア風トンカツ食べて翌日のレスキュー訓練のため丹波山村を目指した。

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bema
2018. 05. 13  
F薪です。

鈴鹿2日目は、御在所岳に詰め上げる東多古知谷を歩く。
地形図で見ると、流程が大変短い。標高差も350mほどとコンパクト。ゆったり穏やかな元越谷とは対照的な沢のようだ。

御在所岳表登山道の登り口そばの駐車帯に駐車。下山は、表登山道を予定しているので好都合。
東多古知谷は登山道の右側を流れる沢だ。水は少なめ。国道の上すぐに堰堤があるので、登山道を少し登り堰堤の上から入溪。
そしていきなり写真の滝。手前左の斜上バンドから楽に越えられるが、奥は薄暗いゴルジュになっていて、どんな滝が登場するのか...と思ったら、突っ張りで越えるような2m滝が2本続き、最初の滝のような岩の詰まった5m滝でゴルジュは終了。
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沢がやや右にカーブするところに、大きめの滝が懸かっていた。15mほどか。
最初リーダーが右側に取り付くも、左の方がよさそうということで、左の水流沿いを登る。
後続には念のためザイルを出した。
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続いて、谷が少し開けると百間滝と呼ばれる大滝が登場。東多古知谷は別名百間滝沢とも呼ばれているようで、この谷のシンボルである。
登っている方も多々いるようだが、今回は素直に巻き。見たところ、右岸が巻きやすそうだったため、右岸の斜面に取り付く。傾斜は急だが、木も生えておりそれほど苦労することもなく高巻けたが、高巻きに1時間ほど費やすこととなった。

百間滝。
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百間滝高巻き中の図。
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百間滝を越えてからは、登れる滝が続きなかなか楽しい。
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青空&新緑。それに花崗岩の岩肌がきれいだ。
水も、貯水池が上流にあるはずだが、意外なほどきれい。
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時おり巨岩ゴーロを交えて楽しく登っていくと、ロープが張ってあり登山道が横切る。
御在所の山頂へ行こうと言っていたので、そこから上がってもよかったのだが、どうせだからと貯水池の堰堤下まで遡行してみた。
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御在所の山頂部は園地になっていて、ロープウェイで登ってきた観光客、ハイキング、トレイルランニング、クライミング、様々なスタイルの人が入り混じる世界であった。
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2日目は、短いながら滝の登攀も多く、癒し溪の元越谷とは異なる鈴鹿の一面を見ることができた。

ちなみに、若干懸念していたヒルの被害は2日間ともなかったことを付記しておく。
2018. 05. 13  
F薪です。

ゴールデンウィーク後半は、鈴鹿の谷を2本歩いて来た。
初日の5日は、野洲川の源流部元越谷へ。

林道のゲート手前に車を停めて、しばらくの林道歩き。
林道の下には何箇所か堰堤が見える。ただ、水はきれいそうだ。
林道脇が広場になった箇所から入溪。始めは平瀬が続いて穏やかな流れだ。しばらく歩くと堰堤登場。近距離で2つの堰堤があり、どちらも左から簡単に越える。
川底の白砂が美しい。きれいだなあと思いながら歩を進めると、またしても堰堤。今度は連続して3箇所の堰堤があった。最後の堰堤は両岸とも切り立っており、小さくは高巻けなさそう。左岸を少し大きく高巻いて越えた。

堰堤を越えた先に深く水を湛えた釜。
水がエメラルドグリーンに輝いて目を楽しませてくれる。
深い釜はヘツリで越えていく。
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入溪から1時間ほどで、大滝に到着。
先行した2人パーティが写真撮影をしていた。
通常ルートは乾いた右壁をバンドまで登り、左へトラバース気味に水流沿いを登るもののようだが、結構濡れそうなので、乾いた右側を登った。
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大滝の上もエメラルドグリーンの釜や、
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ナメが続く。
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今日は天気もいいので、陽射しも気持ちがいい。
時には狭小なゴルジュ地形もあり。突っ張って越えていくのも楽しい。
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標高800m辺りまで上ると、沢は再び平らな流れに変わり。蛇行を繰り返すようになる。
北の沢なら、先に湿原でもありそうな雰囲気だ。
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詰めは少しの急登で藪漕ぎもなく930m峰南側の鞍部に飛び出した。
稜線の登山道では、数名のハイカーと行き交う。
また、風化した花崗岩による独特の風景も見られた。
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盛りのシロヤシオが、なかなか華やか。
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20分ほど稜線を辿ると水沢峠(すいざわとうげ)。
下山は、水沢峠から西に向かう地形図の破線路を辿ったが、あまり歩かれてはいないようで少し荒れ気味であった。

初めての鈴鹿の沢は、好天にも恵まれ、新緑とエメラルドグリーンの水が印象に残る美溪であった。
2018. 04. 22  
F薪です。

一週間経ってしまいましたが、先週は今年初ということで、心の故郷檜枝岐へ行ってまいりました。
土曜日は会津駒ケ岳、日曜日は三岩岳を狙っての計画だけれど、日曜の天気は悪そうだ。
今シーズンはなかなか山にスキーで入る機会に恵まれず、1月末の二岐山&スダレ山とお手軽日白山に続き、ようやっと3回目という寂しい状況。まだ、何度かチャンスはあれど、来シーズンはもちっと山行回数を増やしたいと思う。

さて、雪解けが異様に早く、既にGW頃の様子と言う檜枝岐だが、登山口(林道入口)の様子はこんな感じ。沢を渡る橋から奥はまだ雪がたくさんあるので、車はここまで。駐車車両が数台あったが、グラウンド前の登山者用駐車場も近いし、そっちの方が平らで支度しやすいと思うけど、少しでも歩く距離を少なくしたいのかね?
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出だしは、スキーを担いで歩かねばならない。無雪期の駐車スペースから、左手の雪のある斜面を登ったら、思ったより時間がかかってしまった。素直に、夏道を上がればよかった。
標高1,340m付近からはシールを付けて登っていける。途中、クラックの入ったところもあり、下りでは注意しなくてはと記憶に留める。
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しばらく歩くと、時おり青空が覗き、大戸沢岳あたりが見えてくる。無木立の南東斜面は面白そうだ。
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樹林の苦しい登りを続けると、前方が開けてくる。樹林がまばらになると、頂上まではあと僅か...のはずだけど、なかなか苦しいところでもある。
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ほんとうにもうちょっとだ!がんばれ!!
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ふー。シールを着けたところから3時間。登山口から標高差1,200mを登り切った。頂上からは、曇り勝ちながら、燧の姿がかっこいい。
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目を東から北へ転じると、大戸沢岳、中門岳への稜線も雪をたっぷり載せている。いずれ、こっちにも行ってみたい。
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予報どおり、風が少し強くなってきた。明日は山行は無理かなあ...などと思いながらシールを外し、滑降態勢に。
(あ、写真はまだシール外す前ですな ^^;)
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頂上から小屋の下を抜け、樹林帯の始まるところまであっという間に滑り降りてしまった。うーん、あっけない。でも気持ちいい。
その後も樹林の中なれど、樹間が広く意外と滑りやすい。もう少し雪の多い時期も面白そうだ。
気持ちよ~く滑り降りると(最後はちょっと無理やり下る感じになるが)、看板のあるところで雪が終わりに。あとは、スキーを担いで夏道を降りる。
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その後、夜から降り始めた雨は、予報どおり翌朝も本降りのまま。この雨の中で登山はちょっと...ということで、潔くスキーは諦め、山菜探索モードに。でも、フキノトウ以外はちょっと早かったか。(まあ、あまり山奥までは行かなかったし)
お土産に少々収穫して、春の味覚を楽しんだ。
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会津駒ケ岳のみで終わってしまった、今期初檜枝岐だったが、来シーズンはもう少し早い時期も含めて訪れてみたいと思うのであった。
今年ももちろん、また行きます(笑
2018. 04. 13  
2018. 03. 28  
こないだの水曜日に積もった雪が気になるが、予定どおり矢駄(やた)沢に行く。
地形図の水線が太いのも気になるし。

やっぱりまだ雪が残っている。
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出だしの堰堤を越えると、釜付きのかわいいF1がお出迎え。
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浸かりたくないこの時期。へつって越える。

水が綺麗だ。
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こんな立派な滝も。
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と!本日の核心がやってきた。
左のバンドから。フリーで登っていったリーダーに続く。ロープで確保してもらう。
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割とガバがあり、大丈夫なのだがドキドキしてしまった。

ゴーロを挟んで適度に滝が現れ、適度に濡れ・・・飽きさせない。リーダーを。
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二俣にて。右俣にはずら~っと堰堤が続いているのが見えて、すごいですね、、、と話していたら、左も堰堤だ。
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沢でしかしない動きをして、足のスジが久しぶりに伸び、攣りかけた。
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北面の沢だけど、意外と陽が差し込む。
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まだまだ続くぞと思っていたが、
標高1000m位で水はほぼ涸れ、沢は雪で埋まる。
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注)沢の中の風景です

左右の枝沢からデブリが押し出されてきている。
股下までズボッと入ってしまったり・・・
傾斜が強いところもあり、雪がついているおかげで少し難易度が上がっている雪岩ミックスの沢筋を進む。

登山道が最も近づく1160m付近からエスケープ。
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柔らかい雪で滑りやすい登山道を下る。
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下山後は、天然温泉 いやしの湯へ。
時間が早かったのですいていました。


お疲れ様でした!


nao
2018. 03. 18  
H氏憧れの沢に行く企画~葛葉川本谷編~

沢を始めた人の多くが行くであろう定番の沢・葛葉川本谷に、先輩のH氏はまだ行ったことがない。
行きたい!ということでとんとん拍子に決まった計画。

他のメンバーは初めての葛葉川、私は4回目。
なんで来たの?と言われたが、
沢に行けるならどこでもいいっス・・・あと運動不足解消・・・。

というわけで!
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意外と滝が多く、ロープを出す滝もあったりして、この時期にぴったりの沢
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アプローチ良く下山路もあり、良い沢だね!という好評価なのでした
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そして自分の成長が実感できる沢です。

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逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)

Author:逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)
東京を拠点として、沢登りを中心に活動する山岳会です。
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