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2018. 08. 14  
沢での足慣らし2回目は赤谷川の渋沢を遡行した。この沢は、数年前の晩秋にリーダー会員のMさんが遡行しているが、あまり記録を見ない沢だ。Mさんの山行報告によればスカではないらしいし、特に難しい沢でもないようだ。
笹穴沢も候補に挙げていたが、まだ膝の具合に不安があったので、行程が短い渋沢を選択した。

単調な部分が多いものの、中盤の連瀑帯は登れる滝が続いてなかなか楽しい。
川古温泉から大源太山への林道・登山道には少ないながらもヤマビルが生息しており、今回往路復路で靴下を貫通するように一カ所ずつ血を吸われた。

入渓点付近。沢靴に履き替えているときに、沢靴に小さな蛭がたかっていた。
このとき既に左足の外側の踝の辺りを吸血されていたが、気付いたのは登山道に出てアプローチシューズに履き替えるとき、靴下の黒いシミを見たときだった。
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下部がハングした6M滝。直登は難しいだろう。
左手前の斜面を登って滝上のゴルジュもまとめて巻いた。下降はちょっと急なガレルンゼだ。
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瀑風凄まじい18M滝。沢の規模とは不釣り合いな瀑風で、舞う飛沫で瞬時に服が濡れた。
細い水流のある左岸のルンゼを登って巻く。ルンゼを20Mほど登った所にトラロープの残置があった。
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18M滝を巻いた後は、しばらく平凡な流れが続く。
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1150Mで右岸に枝沢を分けてから少し進むと、連瀑帯となる。
この連瀑帯に懸る滝は、どれも水流近くを登っていけるので楽しい。写真は8×12-4Mと続く2段のスラブ滝。
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連瀑帯を過ぎて少し遡行すると、瀞状の釜の7M滝が懸る。右側が笹交じりの斜上バンド状になっている。
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1350Mでは10Mの滝を懸けて本流が枝沢に注ぐ形になっている。
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左が顕著な岸壁、沢床はガレっぽくなってきて、左右に枝沢を分けると、いよいよ水流は細くなりボサに覆われてくる。
15分前後藪の斜面を登ると登山道に出る。
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大源太山を経由して川古温泉へ戻る。左手には荒涼とした谷川主稜線を成す山々が、右手には群馬のなだらかな山々を手前に沼田の街や赤城山まで見渡せる。
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翌日天気が良ければ笹穴沢を登って、平標山の家でテントを張って流星を見ようという計画も立てていたが雨になるようなので迷わず取止めた。代わりに、晴天が予報されている飯豊方面の登山道を歩くことにした。
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2018. 08. 05  
何度か登山道歩きを重ねて、何とか下山もできる程度に膝が回復してきたことが分かったので、今度は沢で様子を見ることにした。まずは短めで簡単そうな沢に登ってみようと白樺沢を選んだ。計画は少し欲を取り入れて、登山道横断地点まで登ってケサ丸沢というものだったが、左膝が痺れてきたので下降はカット、とは言えそれだけではあっけないので白樺沢を最後まで詰めてみた。

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土合橋から入渓点を目指す。快晴。

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いつの間にか湯桧曽川に馬が・・・。

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武能沢の先から踏跡を辿って湯檜曽川本流に降り立つ。久々の沢。先行者の足跡に幾分興醒めしたものの、やっぱり良いねぇ。

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間もなく白樺沢出合に着いた。出合はかなり貧相だな。

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両岸に草付を見ながら、岩盤を穿つ水流沿いを遡行する。
雪国らしくて良い。奥多摩、丹沢より谷川を選んだ甲斐があるというものだ。

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出合に到着。右はケサ丸沢の4M滝、左は白樺沢の30M大滝。
大滝は左壁が明瞭な段差になっていて登りやすい。上部(写真のどのあたりからかは分からない)は右側を登った。

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大滝中段からケサ丸沢を見下ろす。

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大滝上部。右壁を登っている。

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大滝を過ぎても滝が断続的に現れるが、いずれもルートはすぐに見て取れる。

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数少ない巻いた滝の一つ。ほとんどの滝は直登できる。

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先行パーティが登攀中にたどり着いた滝。ここから先行パーティと少し間をおいて遡行する。
この辺りから左膝が少し痺れてきたので、ケサ丸沢の下降をやめることにした。

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登山道横断地点を過ぎてから二つ目の分岐を右に入ると湧水が出ていた。
ここで持参のペットボトルのお茶を飲み干して、満タンに給水。

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稜線が近いようでいて、なかなかたどり着かない。5M前後の滝が4つ、その後笹が覆い被さってきて藪漕ぎになる。

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藪を抜けると稜線直下に広がる草原に出た。
稜線上の登山道との間を隔てる上部の藪は大した労もなく抜けた。

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登山道に出て、蓬峠の登山道分岐へ向かった。

白樺沢は特に困難なところもなく、草付の広がる上越らしい雰囲気を味わえる手ごろな沢という印象だった。
ガイドブックにも紹介されており、首都圏からも近いとなると、遡行者もそれなりにいるのもうなずける。
2018. 07. 29  
F薪です。

先週、7月21日から1泊で、清津川の支流、棒沢へ行って来た。
本来は、他の会員が立てた計画だったのだが、諸事情により当人の参加が難しくなったため、私が山行リーダーを引き継ぎ、IT氏と二人の山行となった。

清津川沿いの林道は小日橋を渡る手前で一般車両通行止めだったため、橋の手前に駐車して、そこからは歩きに。
35分ほどで棒沢橋。橋の袂から入溪するとすぐに堰堤に行く手を阻まれるので、登山道を少々登ったところから堰堤上に降り立つ。

遡行開始すぐで下部ゴルジュとなり、下の写真の滝が登場。ここは、左岸をヘソくらいまで浸かると水流右に取り付ける。滝本体は少々ヌメるが問題なし。
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次の滝は背が立たずに数mの泳ぎで越え、その次は再度ヘソまで浸かって越え...と、入溪いきなりでもう水浸し。
下部ゴルジュの中間辺りで、8mほどの写真の滝。
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ここは、右岸の岩場をトラバースして水流左の中間テラスに達した後、空身で落ち口まで上がって、荷揚げをした。

下部ゴルジュ、後半のハイライトはこの2段の滝。下段は問題ないが、上段は水量も多く、結構渋い。IT氏にショルダーで上がってもらい、私はゴボウで引き上げてもらう。ここも結構濡れた。(私は...)
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この滝を越えると、ゴルジュも徐々に開けてきて、歩いて越えられる滝を3つほど越えると、川幅いっぱいの大ナメとなる。
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大ナメ手前で昼食を摂り、先を急ぐ。何しろ下部ゴルジュを越えるのに3時間半もかかってしまった...

2日目の行程が長いので、初日はなるべく先まで進んでおきたい。
もっとも、その先は問題となる箇所もなく、河原歩き時々ナメという溪相。
16時25分に横追沢出合まで到達。
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本流右岸の高台に上がると平地があり、土木工事を施して何とかテン場とすることができた。
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翌日は、もう何もなかろうと高を括って出発。
すると、出鼻を挫く極狭のゴルジュが...。写真の如く、全身突っ張りで越える滝もあったが、泊まりの荷物が詰まったザックが重い...
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幸い、3つも滝を越えると前方が明るくなってきて、ゴルジュを抜けた。このゴルジュのおかげで、目が覚めました。ハイ。
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上流部は、稜線も見えてきてなかなか気持ちがいい。時々現れる滝もいいアクセントになり、順調に進む。
9時前にCo1600の二俣を右に入ると、雪渓も現れる。谷も浅く、問題なく上を歩いて越えることができた。
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詰めの笹薮は想定より長かったが、10時45分には昌次新道に到達した。
しかし、ここからの下山が長い...。おまけに、赤湯まで一旦下ってから、また登り返さねばならない。暑い暑いといいながら、灼熱の登山道を5時間以上歩いて、車まで戻った。

ただ、途中のフクベ平のブナ林は、相変わらずの美しさで、ちょっとだけ気持ちが癒されたのであった。
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2018. 07. 09  
夏合宿や水量の多い沢に向けて、奥多摩丹波川三条新橋付近で徒渉訓練を行う。
本日は曇り空。気温もそれほど上がらず、寒さに震えながらの訓練となる。

単独徒渉、2人・3人のスクラム徒渉、流木徒渉を行う。
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激流帯でロープ徒渉。末端交換三角法で。
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足がつかない・・・。

M氏は激流にさらされても笑顔で余裕だ。(なんでやねん。)
うまく流されながら対岸に辿り着く。
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セカンドのロープ徒渉。
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徒渉訓練が初めてのリーダーO嬢。
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いつもより埋まっているが、へつったのち泳いで突破、ザックピストンを行う。
泳ぎの推進力があってうらやましい。
その他、へつり、飛込み、ラッコ泳ぎなどを行う。

飛込む5秒前?!
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※泳ぐときはヘルメットをはずすのが原則なので、飛び込む前にはヘルメットをはずしましょう。(本人補足)

奥の釜まで行く。
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訓練を終えて・・・
徒渉点の見極め、徒渉技術、徒渉しない判断など・・・しっかりとした知識と技術を身につけたい。と優等生みたいなことを書いているが、流れがあって足がつかないところが苦手である。強く思うのは、なんとかこの苦手意識を克服したい、ということだ。

nao
2018. 07. 07  
F薪です。

仕事がゴタついて、出発時刻が遅くなるかと危ぶまれたが、なんとかゴタゴタをかわして予定通りに(ちょっと遅れたけど ^^;)出発!
今回はシーズン初の関川村入り。『関川村山岳渓流地図』を見て捻り出したルートに挑戦である。
女川流域、実は初めてだが、強力な助っ人(と言うか影のリーダーというか...)女川マイスターのI田氏とnao氏の参加を得られたので大変心強い。

さて、夜の関越を一路新潟目指して走る。途中I田氏と運転を交代しながら、道の駅・関川には24時30分過ぎに到着。軽く前夜祭の後就寝。関東ではなんと観測史上初という6月の梅雨明け当日の夜、新潟も夏のような天候で、夜もあまり涼しくなかった。
翌朝は、朝食後、女川沿いの林道を進む。ゲートのある箇所が出発点になる。ゲート前に車を停めて身支度。やっぱり暑い...夏だ、もう。

ゲート手前に女川本流方面へ下る枝道がある。それを辿り、本流を吊橋で渡った先の取水施設脇から踏み跡があるので辿るが、途中不明瞭な箇所も。尾根を乗っ越してはっきりしてきた踏み跡を辿り、遡行する予定の沢に降り立つ。吊橋の主搭とアンカーのワイヤーが残っており、かつて山道があったことをうかがわせる。
この沢、前出の資料では「コウザギゾ」とある。不思議な名前だが、参考資料によると女川を挟んでそびえる「光兎山」と関係があるようだ。(「コウサギザワ」が訛って「コウザギゾ」?)

件のコウザギゾだが、ごくごく穏やかに女川に流入している。それほど厳しくなさそうだなとは思っていたが、想定以上に穏やかな雰囲気。
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中流部に若干滝場がある。
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この20mほど続く、ゆるいナメ滝はなかなかきれいだった。
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枝沢を分ける度にだんだんと水量も減り、森の中の小川のようになる。ところどころボサの煩いところも出てきた。
最後は藪を嫌って左へ寄ったため、予定の鞍部よりやや北側に出た。12時2分。
反対の大蔵赤松沢側を覗き込むと、急ながら何とか下れそうだ。笹薮懸垂でしばらく下ったところから、女川の対岸に光兎山がよく見えた。
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ところが、ここから傾斜が急になり、ほぼ崖状。
安全優先で、懸垂下降で沢形へ降りようと試みる。そして、2ピッチの懸垂で何とか涸れた窪へ到達。ザイルを回収して、やれやれと降り出すと、いきなりすっぱりと足元が切れ落ちている。そんな涸滝を更に2箇所懸垂して、やっと流れのあるところに出た。標高差150mほどを1時間半もかかってしまった。ここで昼食休憩。ただ、この後もCo400付近の等高線が混んでいて何かありそうな予感。
ただ、しばらくは、やや傾斜が落ち着き、何とか歩いて下れる滝も。
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しかしながら、懸垂下降になってしまった滝も。
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この滝の下流に、多段のスラブ滝と、3段の滝が続くが、3段の滝の最下段が下れなさそうだ。
ゴルジュ内なので、高巻きの取り付きも難しい。止む無く多段の滝の上まで登り返し、左岸から巻きにかかる。しばらく順調に巻いていくと、崖に行く手を阻まれた。見下ろすと、少し先の木間越し50mほども下に流れが見える。ただ、手前は途中まで下りてピッチが切れそう。
I田さんに先行して様子を見てもらった。
結果、下の写真上部の岩壁の上から懸垂して、滝の落ち口右側で一旦ピッチを切り、滝の右、潅木帯との境をさらに懸垂して着地...。小さい沢だが、なかなかに渋い。
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この時点で16時近くなっていたので、どこかテン場になりそうなところ...と左右を見ながら下降を続ける。
そうしたら、また大きな滝が。落ち口のしっかりした木を支点に1日目最後の懸垂下降。
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やれやれ疲れた。
この滝のちょっと下流を整地すれば何とか泊まれそうだったので、土木工事を施し今宵の宿とした。焚き火も何とか熾せ、まあ快適な一夜だったが、辺りはカジカガエルの楽園で、夜中中沢音に負けじと合唱していた。

テン場は丁度Co300付近。翌日は、さすがにもう何もないだろうと出発するも、雪国の沢は甘くない。
下の写真はCo290付近で右岸から合わさる枝沢の滝だが...
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この下で、つるつるの2m滝とこの下の写真の滝を懸垂下降...
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腰まで浸かる淵。
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小溪ながら天晴れな溪相で、最後まで予断を許さない。
とは言え、この小滝を下るとさすがに本流も間近な雰囲気に。
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そして...
ふー、無事女川本流へ出ました。水量もさほど多くなく、徒渉に問題なし。
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林道への復帰も、nao氏がトラロープを発見したところから比較的すんなりと...。
林道復帰時刻は8時40分。後はテクテク林道を車に戻り、温泉へGo!!
...と思ったら、途中林道上部の擁壁がごっそり崩落している。滑ったら、女川本流へ数十メートルダイブである。いや、ここは一番怖かった。何とか崩落箇所を通過し、1時間弱で車まで戻った。途中ミツバもたくさん採れたし。めでたしめでたし。そして、荷物を片付け、いざ温泉!と車を走らせていたら、首筋がモゾモゾする。何だろうと探ると、グニャっとした感触。
...ヒルにたかられてましたorz。「ヒルがいるから気をつけて~」とI田さんは言っていたが...。何でボクだけ...。しかも首筋。

最後は、ヒルでオチがついてしまったが、今回の計画、反対ルートだったら果たして登れたのだろうか?コウザギゾ下降は何の問題もないが、大蔵赤松沢遡行は、厳しい高巻きの連続になりそうだ。
標高は低いながら、なかなか手応えのある山行になった。
そして、2日間ともよく晴れて暑かった...。夏合宿に向け、暑さ対策訓練にもなったかな。

2018. 06. 26  
F薪です。

先週に引き続き実川...と言っても、漢字は同じだが、山域も読み方も違う「実川」流域へ出かけてきた。
個人的な山行テーマのひとつ、湿原を訪ねる沢旅だ。
2年前の秋に、赤倉沢右俣から花沼湿原を訪れたが、今回は本流右岸の七兵衛田代と山犬田代を訪ねる計画である。

前泊の道の駅から檜枝岐を過ぎ、いつもの駐車地点へ車を進めると、なんと駐車スペースが満車。
幸い1台が出て行ってくれたので、何とか2台駐車することができたが、こんな数の車が入っていることはなかったので、ちょっと驚き、先行きに不安を感じた。

しばらく林道を歩き、赤安沢出合先から本流に降りて遡行開始。ゴキタ沢まではゴーロ勝ちな沢歩きだが、ゴキタ沢を過ぎるとナメ優勢となる。
ゴキタ沢の次に右岸からの支流が流れ込む周辺はミニゴルジュとなっている。
前回は、このゴルジュを全て巻いてしまったが、今回は水線突破で切り抜ける。
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最初のゴルジュを抜けしばらく行くと、前回印象に残った美瀑登場。
下流の河原で昼食休憩とする。
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ここまでで複数の釣り人を追い越してきたが、帰宅後ネットで調べると、どうも、17日に行われた檜枝岐村渓流釣り大会の釣れ残り狙いの釣り師たちのようだった。どうりで人が多いと思った。
さて、件の美瀑は右岸より小さめに巻く。

美瀑より上流のコの字型の屈曲部は、美しいナメの続く、本流のハイライトである。
好天なら更に綺麗だっただろう。
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文献で「ザル滝」とされる滝の下流は短いがゴルジュとなっている。
前回は股下徒渉で難なく抜けた箇所だが、今回はかなり水量が多い。
泳ぐか、覚悟を決めて水に浸かるか思案するが、よく見ると左岸側に水から顔を出している岩がある。そこに足が届けば濡れずに突破できる。
少し腕力がいるが、右手の岩のしっかりしたホールドを利用して、全員難場を突破。
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問題のザル滝。右側の水流を登った記録も見ていたので偵察に行くも、水勢が強く難しそう。
止む無く、前回同様左の乾いた壁をザイルを引いて登る。逆層でちょっと嫌らしい。
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この上の二段スラブ滝を越えると、初日の核心部は終了。
計画どおり、赤倉沢・硫黄沢二俣付近で荷を解いた。

終盤雨がぽつぽつと降り出し、時おり本降りになる中、濡れた薪に少々てこずりながらも無事焚き火も成功。夜も更けるにつれ雨もあがり、気分は上々である。
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翌朝は、薄く雲が残っているものの薄く陽も射し始めた。
一帯はキャンプ場のような台地が広がり大変快適。珍しく、若者4人パーティが少し下流にテントを張っていた。もう一箇所焚き火の煙が上がっていたように思うが、こんなに人のいる沢だったかな...
最近、記録も多くなってきたしなあ、と複雑な心境であった。
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のんびり朝食後、今回のメイン・イベントである田代巡りに出発!
本流を少し下降したところから、右岸の無名沢に入る。遡行を続けるにつれ、上空には青空が広がりテンションも上る。
沢から少々の笹薮を漕いで、飛び出した七兵衛田代はワタスゲの揺れる別天地。
いや、来てよかったねとみんなで言い合う。
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池塘がないせいか植生は少し寂しいけれど、たくさんのワタスゲとタテヤマリンドウとところどころにヒメシャクナゲのアクセントがなかなかいい雰囲気。
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ゆっくりと田代を横切り、立ち去りがたい想いを振り切って次の目的地へ。
振り返ると孫兵衛山と思しきピークが、存在感を放っていた。
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七兵衛田代の北端から、再び藪に突入するが、ところどころに踏み跡があるような気配も。
方向を見定めながら進むと、出た!山犬田代に無事到着。七兵衛田代に比べると、ほんとうにこじんまりとした田代だ。
お昼には少し早いけれど、ここで昼食休憩とした。
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昼食後、地形図の「代」の字にあるポコの北側を回りこむようにゴキタ沢源頭に向かう。
源頭部は、穏やかな流れでテン場適地もそこここに点在している。湿原を訪ねた後、ここで一夜を過ごすのも悪くないぞ。
下降に使ったゴキタ沢は、まさに下降向き。Co1500付近から等高線が混んで来るが、急傾斜のゴーロに終始する。
そろそろ林道かなと思う頃、右岸に踏み跡が現れ、それを辿るとあっけなく林道に飛び出した。
「何にもなかったね~」とは、メンバー揃っての感想だったけれど、二つの田代を巡った満足感はあったのではないかな。

それにしても、この日は梅雨明けを思わせるような青空が広がり、満足の沢旅を締めくくってくれた。
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2018. 06. 20  
F薪です。

6月最初の沢登りは、飯豊の主稜を水源とする実川の小さな支流を訪れた。
飯豊前衛の更に入口付近である。

前日も付近の沢を探索していた今回のリーダーnao氏&YMZK氏とはレイクサイド角神の駐車場で合流...とは言っても、F薪の到着した16日23時過ぎにはお二人とも夢の中であったが...
翌朝、朝食を済ませて出発。日出谷から実川沿いの林道に入り、八ツ目沢を渡る橋のすぐ先に車を停めて支度をした。

橋から覗き込むと、沢床までは結構な高さがある。しかも、両岸切り立っていて素直に下降できなさそう。結局、少し斜面を降りた後、懸垂下降で沢床に到達した。

歩き出してすぐ、写真の淵に遭遇。結構深そうだ。
まだあまり濡れたくない季節でもあり、YMZK氏の肩を借り左の岩を乗っ越して通過。
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この辺りはゴルジュ中に、深めの淵や滝が続く。
最初の5m滝は、倒木の懸かった左壁を登る。スタンス外傾プラスぬるぬるなので、ザイルを出した。
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深めの淵も果敢に攻めるnao氏。
もっとも、切り立ったゴルジュの底なので高巻きも大変なのだ。
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少し開けてくると堰堤が現れ(地形図にも堰堤記号がある)、その先は写真のような穏やか流れがCo260の二俣まで続く。
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Co260は計画どおり左俣に入るとすぐに写真のCS滝。シャワーを浴びる覚悟があれば直登も可能だろうが、覚悟がないので左岸を高巻く。
高巻くが、結構な大高巻きになった。ここも最後の数mは懸垂下降となった。
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そして、高巻いて降り立ったところに朽ちたドラム缶があり、さらに遡った先には、なんと土管が!
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この後も、何箇所かで同様の土管が放置されており、不思議な雰囲気を醸し出している。
林業用と思われるワイヤーが残置されている箇所もあり、妙に人臭い。
さて、高巻きを終えたところで時刻は午前11時5分。ザイルを出す箇所も数箇所あり、結構時間がかかっている。
なので、Co435付近の奥の二俣で、左沢(計画では右沢遡行)へ入り稜線を目指すことに。更に、計画では稜線を越した北側の沢を下降する予定だったが、時間短縮のため尾根をそのまま下降して出合に戻ることとした。
さて左沢だが、流れはだいぶ細くなったが、ところどころでのっぺりとした滝が懸かる。

ほぼ最後ののっぺり滝。ルート、見極め中
20180617_Yatsume07.jpg

Co435二俣から稜線までほぼ1時間半。ようやっと稜線まで到達。
鞍部ではないピークにある珍しい峠の高井峠から真西に伸びる尾根である。
尾根上は、うっすらと踏み跡があるように感じる箇所もあるが、まあ藪尾根だ。
藪を透かして、ところどころで飯豊の主稜線が望める。
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地形図に「556」と標高を記している地点の手前は、ザレた急斜面になっており懸垂下降を交えて下る。
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556地点から先は、踏み跡がややはっきりしてきた。ヤブは相変わらずだが...
尾根末端、Co180付近まで下ると取水施設があり、幅広の林道跡が延びていた。
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同行のお二人によると16日の沢は「ヤブ沢」だったそうだが、八ツ目沢は中間部が少々単調なものの、ゴルジュと滝、高巻き、藪と変化のある沢で、一日たっぷりと楽しめた。
2018. 05. 28  
F薪です。

5月最後の週末は、那須連峰最北端の二俣川へ。
二岐山御鍋登山口近くの駐車場に車を停めて入溪。
駐車場(かなり広い)の奥に「御鍋遊歩道」と書かれた看板があり、遊歩道を谷に向けて下ると二俣川の流れに降り立つことができる。

地形図の神社の位置より駐車場は少し下流寄りのため、降り立った地点から少し遡ると950mの二俣である。
右俣は2段5mの滝を懸けて出合う。計画の左俣はナメが続いて、なかなかの景観。
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左俣下流部のナメ地帯。
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しばらくは、幅の広いナメが続き、新緑と陽射しのもとをひたひたと進む。
...が、すぐに倒木を交えたゴーロ地帯に。しかも高度が殆ど上がらずに、少々ダレ気味。

入溪から1時間。
Co1025左岸枝沢の先に、ようやっと滝が懸かる。
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ここは、右岸のバンドから巻き気味に越える。

全般に流れは緩やかだが、深い釜が多く、へつって越える場面が多くなる。
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...お、お腹が苦しい...

中盤は、大きな滝こそ無いが適度に滝が懸かり、まずまずの溪相だ。
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ただ、倒木は少々多い印象。
それから、コケで結構滑りやすいため注意を要する。
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Co1150付近からは、ナメも復活してきて雰囲気もいい。
Co1150より上部は、最後の滝の懸かるCo1400付近までナメが断続的に続く。
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少し傾斜の強いナメ滝も。
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ちなみに、Co1300付近から岩の色が白っぽく変わり、フリクションがよく効く岩質に。
コケもあまりついていないので、安心して登れる。

こんな、コンクリ・ナメもあった。
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Co1320付近で左岸から合わさる枝沢には、まだ雪が残っていた。
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ナメと滝が途切れると、いよいよ源頭。
水が涸れる前に昼食をと言うことで、少々早いけれど11時半頃に休憩として、休憩後に最後の詰めに突入。
沢の名残の窪を拾いながら、それなりの密度の笹薮をかき分けること20分ほどで稜線の登山道に飛び出した。
開けたところからの眺めはいい感じ。
左は大白森山。右奥のトンガリは赤崩山だろうか。
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小白森山付近では、二俣川の谷を挟んで二岐山がよく見える。奥は南会津の山々か。ただ、山の名前はよくわからない(笑
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あまり記録のない二俣川であったが、日帰りの癒し溪としては楽しめる沢だったと思う。
入溪点より下流もナメの発達した溪相のようなので、下流から遡って焚き火を楽しむ計画なども立てられそう。テン場適地は、かなり上部まで随所にある。


2018. 05. 27  

新人のT一です。小常木谷に行く予定でしたが、天気が下り坂ということもあり、竜喰谷に転戦することになりました。この日、レスキュー訓練2が行われ、Yさんはすでに道の駅丹波山でテントを張っています。中央線大月駅でTさんと合流し、道の駅に向かいます。そのまえに中央自動車道大月インター近くまで戻り、コンビニで食料を補給しました。高月橋を越えて岩殿山に入るとすぐに明かりか少なくなります。ここから道の駅まで約40km…ワインディングロードが続きます。時々野生動物が道を横切ります。飛び出しには注意しましょう。11時30分すぎに道の駅たばやまに到着しました。

 朝食をとりながら、今日の打ち合わせをしました。午後1時すぎから雨の予報です。中ノ沢からの下山も選択肢のひとつにしました。

 道の駅を出発し、一之瀬林道から竜喰谷に向かいます。昨年は路肩が崩落してゲートが閉鎖され、遠回りを余儀なくされました。今年はすっかり復旧しています。石楠花橋を少し下ったところにある広い路肩に車を停めました。すでに一台駐車されていました。入渓すると水量がかなり多めです。竜喰谷出合滝からF1を過ぎるとすぐに釣師がいました。悪いので、邪魔をしないように高巻きました。精錬場の滝までは私がトップで行きました。左から登り、ハーケンを打って中間支点を作る練習をしました。適当なところにリスがあり、一発でハーケンが決まりました。音が変わるのがわかりました。精錬場の滝 続いてTさんがロープを引いて登り、Yさんをビレイしました。確保支点の作り方を学びました。トップを交替して、下駄小屋の滝へ向かいます。下駄小屋の滝は左のリッジから登り、残置スリングがある場所までいきました。懸垂して河床に降りました。スリングのある上部はホールドに乏しくいやらしいところですが、水量が少なければ水流沿いを登ることも可能です。末広がりの滝は、水量のためかまるで「雪解けの富士山」のようです。とても美しく、見取れてしまいました。20180513_093430_convert_20180528000343.jpg しばらく進むととても立派な滝がありました。水量も多く、とても登れる気はしません。曲り滝

「見覚えのない滝だな~」と思いながら、左岸の枝沢から巻くことにしました。泥壁でなかなか大変でしたが、なんとか超えて進んでいくと、見覚えのある場所に…中ノ沢の出合に着いてしまいました。このとき巻いた滝が「曲り滝」だと気付きました。とても登れる水量ではありませんでしたが、せっかくなので様子を見に戻ることにしました。

曲り滝確認 この後私の失敗により、懸垂下降するハメになりました。悔しいので残置ハーケンの位置やルートをしっかり確認してきました。今度は右岸を高巻きましたが、こちらの方がずっと楽でした。中ノ沢出合で昼食を摂っていると、ポツポツと雨が降り始めました。時間と天候の関係で、中ノ沢から下山することにしました。中ノ沢は小粒ながらよい滝がありました。1340m付近の二俣を左に進み、しばらくすると大常木林道に出ることができました。Tさんがダウンロードした地図とは別の場所を林道は通っているようです。1353m地点の鞍部ではなく、その尾根上1400m付近を通っています。1353mピークに向かう尾根には踏み後があり入口はわかりやすいですが、所々不明瞭になりました。地図を確認しながら下降していくと、再び林道と合流しました。どうやら精錬場の滝につながる林道のようです。100m程進んで、落ち葉が堆積する枝沢を下降し、石楠花橋まで下りました。

沢下降 その頃には、雨も本降りになっていました。

 「竜喰谷」…ずっと以前から名前に惹かれていましたが、2度目にもかかわらずすっきりしない沢旅となりました。今では何か因縁のようなものを感じます。最も近い沢のひとつだけに、水量が少ない時期に再度挑戦しようと思います。

2018. 05. 25  

前夜道の駅みとみ泊りで、雨が車の屋根を時々強く打ったが、天気予報通り青空がのぞく気持ちの良い朝となる。早朝集合のIさんと合流し、西沢渓谷茶屋下の駐車場に向かい沢支度を整えた。茶屋でそれぞれ「ヨモギ餅」160円也をおやつに購入し、いつもの西沢渓谷の林道を行く。新緑と青空のコントラストが美しい。

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東沢にかかる吊り橋を通過し、少し登ったところの看板の踏み跡をたどり、堰堤上に入渓する。少し歩くとすぐに鶏冠谷出合となる。

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左側尾根には鶏冠山に向かうバリエーションルートがあり、これを下山に使用することを確認し遡行を開始する。花崗岩系の白い岩が多く流れの幅は1-2m程度といったところ。昨日の雨で少し増水気味という感じだ。

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最初の釜をもった小滝を右からへつり気味で越えるところで早速つるっと滑って洗礼を受け胸まで浸かる。非常に滑りやすい岩質で以後注意するが、それでもときどき滑った。

まー昨日の酒を完全に抜くにはちょうど良いか。

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すぐに5x6m滝がでてくるが右から簡単に登れる。続く8m滝は、右側にトラロープがついていてそれを利用して小巻く。

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大岩に挟まれた26m滝は左側を登って通過する。

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開けた河原状を行くと、所々に釜を持ったナメ状小滝が出てくる。左から飯盛沢の流れ込みをすぎたところの3x4mの滝の流れはきれいだ。

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休憩直後の1x2mのナメ状滝もやたら滑るので慎重に足をおいて通過する。

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ナメと釜を持った小滝を楽しみながら遡行していくと、左側に草付き混じりの25mのスラブ滝が出てくる。

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正面には2+5+3+2m4段の美しいスラブ状滝がかかる。右、左、中央と登りやすそうなところを選んでいく。中段の5mは左をトップのHさんが慎重に登り、ハーケンで自己確保支点を構築し、私とIさんを確保してもらう。

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続いて出てくる、8x10mの逆くの字滝は水流右沿いをHさんにロープを引いてもらうが、この滝も滑りやすく途中残置ピンで支点をひとつとり慎重に登る。ここでも上でハーケンを打って自己確保支点を構築してもらった。ハーケン大活躍。

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所々ナメとスロープと釜がある気持ちいのいい河原を行くと、奥飯盛沢が左から7m,の滝をかけて201で合わさる。

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その先の7x9mは釜が深いが左の水中にスタンスを見つけ慎重にへつって突破した。

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その上はきれいなナメになっている。

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少し歩いたところが開けた二俣。時間は9時半、ここまで出合から2時間丁度だ。右俣はナメ状の滝の奥に20mクラスの滝がみえる。

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今回遡行する左俣は、1枚岩に50cm1mの流れがかかる。

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すぐに出てくる7x15mトイ状滝は水流左を水しぶきを浴びながら登る。

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続く8x10m滝は右のチムニー上を芋虫のように這って登り体力をかなり削られる。途中にあるスリンゲのかかったハーケンはペラペラだ。

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36mの滝を3個ほど小さく巻いていくと、左から一ノ沢が30mのスラブ滝を懸けて合わさり、本流は18m3段滝(上部の6m滝はスラブ状)となっている。ここは巻きだろうと思っていると、滝下部で観察していたHリーダーから雨具着用の指示。1段目は残置スリンゲがかかっていてそれを利用して登りそこから左を巻く作戦となる。水流にかかる残置スリンゲをたよりにJHさんがリードする。全身が滝の中で久々に見る光景だ。

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私は残置スリンゲのところの最後の部分で足を滑らせ、ザイルに助けられて突破した。ハーケンでトップは自己確保支点を構築しておいてよかった。1段目上のテラスで一ノ沢F1の右ルンゼをザイルを引いて登り、その後根っこを頼りにトラバース点を探しながら急斜面を登っていくがスラブ状壁の突破点がなかなか見つからない。

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かなり上まで行きザレた花崗岩スラブ斜面ザイル確保でトラバースする。そこから懸垂下降20m程で樹林帯におり滝上にでるが、懸垂下降中ザレに乗った大岩が微妙に動きだし冷や冷やした。この巻きに1時間30分ほど要した。

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45m程度の滝を越えていくと左からニノ沢、三ノ沢が滝を懸けて流れ込んでくる。次から次へとナメ、トイ状滝、スラブ滝が出てきて楽しい。

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沢が大きく右に折れるco1830mの二俣は右沢に9mスラブ滝がかかっているがこれを左の草付き混じり斜面をザイル確保で登る。

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滝上はナメ状となり水が細ってきたので水取りする。

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7x9mの滝が右から入ってくるところからガレの急登となりかなりへばる。

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時々樹林帯に逃げ、右のスラブ状を少し登り左の岩壁下をトラバースしていくと鶏冠尾根鞍部co2150mに着く。高度差約200mの登りだった。

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シャクナゲが咲く山道をいくとほどなく2177mピークに到着した。気持ちの良い展望の中、一休みする。

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いったん下り、上り下りを繰り返す尾根を行くと鶏冠山山頂2115mに到着した。

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第三岩峰手前の巻き道分岐では、あえて岩峰コースを選ぶ。岩峰を越えたところが垂直に切り立っており、少々頼りないツガに支点をとり5m懸垂下降しテラスに降り立ち、4か所の支点に残置されたシュリンゲに連結ザイルを通して20mの懸垂下降で山道に戻った。

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そこから第二岩峰への岩稜には所々鎖がかかるが、どれも最後の1mぐらい長さが足りない。Y県どんだけ予算が無いのか・・・。

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第二岩峰を越えたところで左に折れ尾根を下っていく。コシアブラが出ていないか注意していたが結局とれず鶏冠谷出合へ出た。4時間10分の長い尾根歩きだった。

久しぶりの12時間近い行動時間に少々へばり気味だったが、風呂入ってロシア風トンカツ食べて翌日のレスキュー訓練のため丹波山村を目指した。

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bema
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逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)

Author:逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)
東京を拠点として、沢登りを中心に活動する山岳会です。
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