2017. 05. 22  
当初は休暇を取って二泊三日で剱岳周辺を滑るつもりでしたが、諸々の事情のため、日曜日に日帰りで西穂高沢を往復しました。

沢渡バスターミナルからシャトルバスで上高地へ。
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河童橋を渡ります。
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目指す岳沢は河童橋からもよく見えます。
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登山道入り口。スキーの時は夏道の歩きがあると結構面倒に感じます。
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ここは水流れるのか? 河原状のゴーロを横切ります。
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さらに藪を横切ると西穂高沢出合です。
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アプローチシューズをここにデポします。
念のためブーツにアイゼンを装着して登ります。
シールは使わないので、アプローチシューズとともにここにデポしました。
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2400M、盆栽のようにも見える尾根の末端付近で一服しました。
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岳沢ヒュッテを探してみました。結構目立たないんですね。
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沢を詰めた後、西穂高岳山頂まで往復しました。
尾根道はアプローチシューズがあった方が良かったようです。
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南西に伸びる尾根を見下ろすと西穂山荘が見えます。
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剱岳、飛騨沢方面。
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これが結構いました。雷鳥は見ませんでした。
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コルに戻って西穂高沢を滑ってきました。
沢は全体に縦の起伏が大きく、湿雪が流れた跡がU字状の溝になっていて、快適とは程遠い状態です。
石もあちこちに隠れていて、何度かガリッといってしまいました。
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登山道に戻ってパッキングしなおして、上高地に戻りました。
河童橋からバスターミナルの区間は大混雑でした。
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今回は少し物足りないスキー山行になりましたが、これで2016-2017年のスキーはお終いにします。
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2017. 05. 11  
GW後半は南紀、黒蔵谷の支流、出谷へ行ってきました。
出谷の二俣付近で泊まり、荷物をデポ、翌日右俣から左俣へぐるっと1周して荷物を回収、往路を戻る計画です。
多くの人が前を通り過ぎていく出谷は、地形図に現れない標高差に大滝が懸かり、やっぱり南紀って面白いなと思わせる沢でした。

5日(晴れ)
今回は泳ぎがあるので体調を万全にせねば・・・と、前日に集合場所の新宮に到着。宿に泊まって十分睡眠をとる。
名古屋からの特急ワイドビュー南紀はディーゼルのエンジン音を響かせて走る。のんびりと車窓からの風景を眺めながら、久しぶりに一人旅に出たような気分を味わえた。

6日(曇りのち雨)
朝9時、他のメンバーと新宮駅前で集合し、レンタカーで入渓点へ向かう。
今日の天気は下り坂。午後から雨の予報なのが気がかりだが、予定通り出発。
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黒蔵谷は穏やかに始まる。
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少し歩くと鮎返し滝。
右側へ回り込んで写真を撮ったりした後、釜を泳いで取りつき・・・はせずに右岸から巻く。
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斜面を登っていくと山道に出た。岩屋があるね、なんて言って尾根を乗越したら、岩屋じゃなくてトンネルでつながってた!
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沢に戻ると、いよいよ下ノ廊下へ突入。最初の泳ぎはザックピストンで。
水はそれほど冷たくない。泳げる温度でよかった。さすが紀伊半島。
先週の奥多摩の水のほうが冷たかった・・・。
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濡れた岩が滑りそうな(実際滑る)嫌なへつりも交えつつ、胸まで浸かったりしながら進んでいく。
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もう2回ほど泳ぎを交え、下ノ廊下を抜けると、右から出谷が流れ込む。
穏やかでゆったりとした出合だ。
本流はこの先が中ノ廊下、この谷の核心だ。
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この頃から雨が降り出す。すでに全身濡れているから関係ないけど・・・

出谷に入ると、いきなり10m位の滝が懸かる。
意外と登れる滝でした。
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手前の水たまりにはアカハライモリさんがたくさん♡
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もう1つ滝が続く。
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沢は穏やかに・・・
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と思いきや・・・滝が現れる。いやはや。
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大滝登場。
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滝場が終わると、水量が減り、スギの植林地帯を流れる平凡な沢と化す。
もう、この雰囲気のまま終わるのかな、と思うがそうではなかった。(→7日へつづく!)

二俣手前にちょうど良いテンバがあり、タープを張る。15:30着。
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集めた薪は濡れていたが、秘密兵器を駆使して火をつけ、焚火もできた。スギの丸太をくべるとふんわり良い香りがした。
夕食はおつまみ数品とシソと梅干しの混ぜごはん、キムチ鍋。おいしかったです。

日が暮れても、雨はなかなか止まず、服が乾かない。先輩方はタープの下に引っ込んでシュラフに入ってしまったが、
焚火の前で粘っていると、ようやく雨が止む。服を8割位乾かして就寝。


7日(うす曇りのち晴れ)
朝のテンバ。6:30出発。
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右俣へ入る。入口は平凡だ。
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やがて連瀑帯となる。
この上にもさらに何段か続いている。
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再び、滝場となる。
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510m付近で左に入り、尾根を乗越して左俣へ降りていく。
最初は急だが、下降向きの沢だ。
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9:05、テンバに戻り、荷物を回収。来た道を戻る。

出谷の最初の滝を懸垂下降。
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本流を下降する。
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緊張のトラバース。逆コースは難しかった。
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帰りはラッコ泳ぎで、流れに流されて楽に下るはずが流れがなさすぎて進まない。
結局、交代でロープを引いて泳ぎ、後続はザックピストンにした。
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昨日より天気は良いが水は冷たい。
太陽の日差しが欲しいところ。
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鮎返し滝の手前で山道に上がる。
ようやく日差しが強くなってきた。
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13:55、車に戻る。
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渡瀬温泉の大露天風呂に立ち寄り、17:30のワイドビュー南紀に乗り込む。
新宮駅前にはコンビニができて便利になっていた。


お疲れ様でした!!
来年もまた紀伊半島へ来ましょう!

nao
2017. 05. 08  
これからは、分断した計画の後半部分である蓮華温泉ツアー。
雨が降る前に蓮華温泉までなどと思ってましたが、出発前から雨が降り出して出鼻を挫かれちゃいました。
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ロープウェイ自然園駅からシール登行開始です。
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雨は強くなったり弱くなったりで止むことはなく、気温が高いので登行中は通気性の高さを謳うアウターも対応しきれず、服の中は蒸し風呂状態です。
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天狗原に到着。このころだけ雨がやんで、雲が取れかかったのですが・・・。
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これから蓮華温泉へ向かって滑りだそうという頃に土砂降りになっちゃいました。
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振子沢上部を滑って蓮華温泉を目指します。
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途中から西隣の沢に滑り込むのが通常ルートですが、林道まで振子沢を滑ってみました。
何か所か穴が開いていましたが、問題はありませんでした。ただ、橋にあがる所だけは板を持ってツボ足で残雪上を歩かなければなりませんでした。
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乗鞍沢に架かる橋を渡って、ようやく蓮華温泉に到着。
自然園から約3時間、寄り道せずに来たけどずぶ濡れでした。
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我々が到着した時に、宿にいたのは一組だけ。停滞しているグループが多いかもしれないと思ってましたが、みんな朝方出て行ったそうです。そして宿にいたというのは、かつて当会に所属していたIさんとその友人Tさんの二人組。昼から酒を飲んで今昔の話に花が咲きました。

初日はなかなか上がらなかった雨もあがり、雲も消えて快晴となるも、風が強い日になりました。
天狗の庭経由で大池を目指そうとしましたが、風も強いし今回のメンバーには厳しいかも・・・と思って、途中で引き返して振子沢経由に変更。定番ルートで天狗原を目指します。
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沢を登っていきます。サングラスかけたまま撮ったので、露光オーバーになっていることに気が付きませんでした。
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天狗原から北野ルートの尾根にでました。
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天狗原から自然園に滑り込みます。
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船越の頭を目指す人たちや、金山沢上部から滑降してくる人たちを横目に、地味に自然園をトラバースして、少し登った所から斜滑降で金山沢を目指しました。
ブッシュの多い尾根側壁の急斜面を斜滑降と横滑りで降って金山沢に出ました。
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広い金山沢を滑降していくと、あっという間に雪に埋もれた出合に到着。
途中一カ所右岸からデブリが出ており、落ちるかもしれないブロックが上部に残っているところがありましたが、左岸寄りを横滑りで通過しました。
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二日前同様に林道を滑って猿倉に下山、タクシーを呼んで栂池高原スキー場の駐車場まで乗せてもらいました。
2017. 05. 08  
今日は大雪渓をピストンした。
当初は大雪渓を登り切った後に祖母谷に降りてテント泊。そこから蓮華温泉を目指す予定だったが、6日の天気が悪いとのことなので、大雪渓日帰りと蓮華温泉一泊のプランに分断した。

駐車場でビーコンチェックを済ませて、猿倉荘に立ち寄ってスタート。
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猿倉荘から林道までの登りに案外手こずっていた。確かに経験が浅いメンバーにはちょっと傾斜がきついかもしれない。
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長走川も追上沢も埋まっていて、馬尻には楽々到着。
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大雪渓は単調に登り続けるが、葱平に向けて次第に斜度が急になってくる。
しかし、全体に適度に緩んだザラメでシールの効きは良好だったので、シールだけで労せずに登り切った。
(経験の浅いメンバーは四苦八苦の様子だったが)
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右岸も左岸も絶えず湿雪が沢のように流れ落ちていた。
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ハイマツ帯には雷鳥の親子がハイマツをついばんでいた。
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稜線に到着。荷物をデポして白馬山荘へ、さらにスキーをデポして山頂を目指した。
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一名は途中でリタイアしたが、山頂到着。この頃を見計らったかのようにガスに包まれてしまった。
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重い雪と急な斜度に四苦八苦で降りてくる。
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この後ここも湿雪の沢と化してしまった。
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猿倉に戻ってリタイアしたメンバーと合流した。この辺は晴れているが山頂付近にはガスが残っていた。
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この後、白馬の町中で風呂と夕食をしたが、どちらも激混みで落ち着かなかった。
GWの行楽地だから仕方ない。
2017. 05. 04  
4月29日から5月3日の山行予定だったが、初日の天気が悪く稜線上はかなり荒れそうだったので、入山を見合わせて30日に入山した。

4月29日
梅花皮荘手前の駐車場に車を停めて、西俣ノ峰への登山道を登る。十文字ノ池までは雪がなく、板を背負って登るが、背負った板にブッシュが引っかかって苦労した。ザックに括り付けたスキーの先端をまとめなかったのがよくなかった。十文字ノ池からは雪がついていて、西俣ノ峰の先までシール登行する。
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西俣ノ峰から頼母木山方面の尾根を望む。概ね雪が繋がっていそうだが、3か所くらい雪庇が崩落して雪面が断裂していたので、スキーを手にもって登山道を歩いた。
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もうすぐ頼母木山。この辺りは雪が切れている心配はない。
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地神山から門内岳方面。風が強くて何度か足を止めた。
梅花皮小屋までの予定を諦めて、門内小屋までに変更した。
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門内小屋の入口からは雪が入り込んでいて扉は開閉できない。梯子がついている二階の窓から侵入した。
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二枚の扉を抜けて小屋に入り込んだ雪。水を得る上では役立ちましたが・・・。
風は強く吹き続けて、小屋全体が揺れるほど。一階の窓は一カ所なくなっていて、ブルーシートで応急処置してあった。これがまた風になびいて煩さ倍増でした。
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5月1日
朝方は雨。窓に吹き付ける雨は凍り付いているが、すぐに融けた。ガスが濃くなったり薄くなったりで、視界は良くない。今日も尾根通しに梅花皮小屋へ向かうのは厳しそうなので、門内沢を下降して石転び沢を登れれば、登ってみようと思う。
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斜面の様子が分かる辺りに移動して門内沢をのぞき込む。
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ブッシュが露出している箇所の直上を避けて滑降を開始。
凍り気味の斜面は硬くて凹凸の振動が膝に堪える。
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途中で振り返る。真っ白で分かりにくいけど、結構斜度がある。
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出合から石転び沢を見上げる。こちらはデブリが多い。
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左岸のルンゼからはブロックが崩落してきたし、視界がまた悪くなってきた。
1300Mあたりで登り返しを断念して降ることにした。
560Mあたりまで滑っていったが、ここから下流は流れが出ていたので登山道を目指して左岸のルンゼを登った。
しかし道を発見できず登りすぎてしまい、余計な体力と時間を使ってしまった。
しかも、登るときに通り過ぎた枝ルンゼからブロックの崩落があって冷や汗をかくというおまけつき。
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飯豊山荘付近は除雪の最中だった。ここから板を担いで歩かなければならないことがはっきりした。
梅花皮荘まで一時間半歩いてようやくたどり着いた。スキーブーツでのアスファルト歩行は堪える。
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対岸の沢の様子。谷に詰まった雪の断面を窺える。
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5月2日
前川流域も見ておきたいので、大日杉からのアクセスを試みたが、こちらの道はまだ冬季閉鎖が解除されていなかった。
走り回った挙句、結局この日も梅花皮荘から西俣ノ峰経由で同じルートを登る。
今日も十文字ノ池までスキーを担いで、ここからシール登行。二日前の反省からスキーの先端をまとめたら、かなりブッシュに引っかからなくなった。
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一層雪庇の崩落と雪解けが進んだ感じがする。
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足下に梅花皮荘周辺を見下ろす。
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頼母木山へは登らず、途中から藪を横切って南の大沢へ向かう。
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南の大沢源頭部をトラバース。
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さらにこの藪を横切る。
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藪を抜けると千代吉沢源頭部に出る。
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沢に沿って登って行って、途中から右にトラバースしていくと頼母木小屋に着いた。
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小屋に食料と宿泊装備を置いて、ほとんど空洞にしたザックを背負って小屋の直下から適当なところまで千代吉沢を滑った。
小屋の直下の急斜面は適度に緩んだザラメのフラットバーンで快適そのもの。
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斜面真下から。滑ってる人が写ってないのでちょっとつまらない (たいてい自分は写ってない)。
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沢に沿って緩い斜面を登り返す。
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もう一本滑った後、再度登り返して沢の下方を振り返る。
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小屋には17時半頃に戻った。1時間半くらい遊んだことになる。
小屋では管理のために入山していた地元山岳会の方々に誘われて、酒の席に加えてもらった。
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小屋からは佐渡島に沈む夕日が見えた。
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5月3日

今日は、邪魔にならない程度に門内小屋の整備に参加されてもらうことにした。6時半に頼母木小屋を発ち、一同門内小屋へ向かう。
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午前中いっぱいかけて、小屋回りと物置入口の雪掻きを終了。特に小屋の入口は底の方が硬く凍っていて苦労されていました。下駄箱やサンダルも天日に当てて乾かし、ブルーシートで応急処置されていた窓も嵌め込まれて、小屋は本来の機能を回復しました。
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お昼にラーメンをご馳走になった後、頼母木小屋へ戻るみなさんと別れて下山します。
扇の地神の雪面の先に朝日連峰が見えます。
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扇の地神ピークから文覚沢上部に滑り込んで、途中からトラバース滑降で丸森尾根へ。さらにもんど穴の沢源頭部をトラバースして頼母木山から東へ派生する小尾根に乗った所で、扇の滑降ルートを振り返る。
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前方には目指す尾根が見える。目標地点と滑り出し地点を見定めて、少しシール登行してから藪が薄い所をすり抜けて三匹穴沢源頭部をトラバース。狙い通り三匹穴付近の台地状のあたりに滑り込んだ。
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十文字ノ池手前からは昨日教えてもらった西俣沢の枝沢を滑降。デブリが多く滑りは楽しめないが、下降と割り切ってしまえば問題ない。しかし、本流に出ると(やはり)早速流れが出ていて、徒渉の連続と高巻きを余儀なくされる。登山道を降った方が正解だったかな。
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明日は熊祭り。会場が準備されていた。祭り見物まで予定に入れておけばよかった。
後ろ髪を引かれる思いで長者原を後にした。
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来年の連休も飯豊で滑れたら、熊祭り見物まで予定に入れるようにしたいね。
2017. 05. 03  
前日の赤見堂岳に続き、5/1の天気が回復して来たので、サブ計画の月山第一トンネル〜鍋森〜離森山〜三足一分山往復 1泊2日の計画を採用。


初日は鍋森方面へ15時頃まで登って雪洞設営の計画。月山第一トンネルの鶴岡方面出口の駐車場に停め10時過ぎに出発する。若干天気が不安定で雲の流れが早い。


今年は雪が多いので一旦沢に降りて旧国道歩きをパスするルートを採用する。


いくつか雪に埋まった沢を越えて急な尾根に取り付く。藪は全く出ていない。

標高差250m弱を大汗をかき登っていくと反射電波塔が見えてくる。



950m弱の稜線に出ると雪がべったり付いている。



標高1050m程度のなだらかな雪原を行く。



所々ピンクテープがあるのでそれを目印に行く。


1100mの所で雪庇の張り出した尾根の左方向に行く。



1162mの北沢山の手前で雪洞堀を開始する。


雪が硬くなっていて、中々掘り進めない。



2方向から掘り始める。



3時間以上、3人で掘り続けやっと完成する。


下半身が濡れてしまったので、ちと寒いが居心地は最高。


棚にロウソクを立てて、宴会タイムとなり、静かな夜は更けて行った。


翌朝、雪洞前から顔を出すと雲の流れが美しい。



日帰りの荷物に積み替えて、鍋森に向けて出発する。


北沢山はトラバース気味に登りパスする。



鍋森が見えて来た。上部は藪が出ているので、下部を巻いてしまう。その先はだだっ広い雪原になっている。


遠くは鳥海山が見える。近くは月山、向かいには大朝日の主稜線がバッチリ見える。


真っ白な離森山は帰りに登る事にする。


右手のピークを回り込んで行く。


まだまだだだっ広い雪原が出てくる。






所々雪庇が出ている。


三足一分山にやっと着く。月山が間近に見える。


名残り惜しいが三足一分山を後にする。


復路はだらだら登りとなるが、疲れが出て来て少々辛い。


離森山へ登って行く。


山頂からは360度の朝日連峰展望台だ。大朝日岳方面を見る。遠くは日本海に浮かぶ佐渡島や粟島が臨める。


雪洞までひらすら急ぐ。



鷹が上昇気流に乗って見るみるみる高度を稼ぎかっこいい。


雪道で泊まりの荷物をパッキングして来た道を引き返すが下り主体なのでそこそこペースが出る。



登って来た尾根を探して左に下って行く。



駐車場まで一汗かいて駐車場に辿り着く。



西川道の駅の水沢温泉で汗を流すが、顔が日焼けで火照って痛い。GW前半の充実した山行を噛みしめ帰路に着く。
2017. 05. 02  

GWは今年もM顧問計画の朝日連峰前衛の山行に参加する。Y崎さんといつもの大泉学園駅で車に前日夜に拾ってもらい一路西川道の駅に向かう。29日の1時過ぎに到着し、天気予報をチェックするとだんだん悪化しており、翌日の小桧原橋手前から赤見堂岳〜大桧原山〜ヨウザ峰を2泊3日で周るオリジナルコースに暗雲がかかるが、とりあえず軽く乾杯してして軒下で就寝する。
翌朝、朝方は晴れているが午後から寒気が入り雷雨の予報で入山を見送る。
しょうがないので、赤見堂岳入山地点に藪が出ているのを確認して、またも西川道の駅に泊まる。
今度は奥の屋根付きの休憩所に泊まるが、月山地ビールを楽しみ宴会モードになる。


30日は天気が良く、5/1が再び崩れる予報なので、赤見堂岳を登り、小桧原川右岸尾根を下山する日帰りコースに変更し、朝5時出発を目指し早目に就寝する。

翌朝30日予定通り5時に道の駅を出発し登る地点の小桧原橋手前から藪に取り付く。下の方はしばらく藪が続く。



植林帯に入ると雪も出て来て少し楽になる。



急登がしばらく続き汗だくになる。天気も上々だ。



ちょっと一休み。まだまだ赤見堂岳は遠い。


ところどころアップダウンがあり、体力を削られる。



雪は比較的締まっていてツボ足で行ける。先行者が1名いるが歩幅が大きく、辿るのがキツイ。




やっと石見堂岳に到着。山名の由来か山頂には花崗岩の岩塊が3つある。赤見堂岳はまだまだ先だ。


ひたすら赤見堂岳を目指す。先行者は赤見堂岳から降りてくるのが見える。地元の方でスパイク付き長靴で登っていた。山頂まで5時間とのことでお年の割に強い。

赤見堂岳山頂は藪が出ている。

三角点発見


ここからはノートレースのだだっ広い尾根を行く。


ところどころ雪庇が切れている。


小桧原川右岸尾根へ下降して行く。



雪山の下降は楽チン。自由にルートを取っていく。

こんな感じで気持ち良く下降して行く。


まだまだ右岸尾根が続く。


大井沢の田んぼ脇に降りる。


寒河江川は雪代が結構出ている。今年の積雪は例年並みだけど雪解けは早いかもしれない。
10時間30分の行程でちょっと遅めだが我々としては上出来か。
2017. 05. 01  
GW前半の4月29日~30日は、奥多摩の小雲取谷に行ってきました。私にとって今シーズン最初の泊まりの沢でした。
東日原から林道を歩き、大雲取谷を遡行、小雲取谷手前で一泊、翌日小雲取谷を遡行する計画です。

奥多摩は登山者でいっぱい。電車はえらいことになってました。満員電車か?ってくらい。
バス乗り場でTさんと待ち合わせ、東日原まで行きます。
途中の川乗橋は、これまたすごい人人人・・・でした。30人くらいいたような。

東日原からまずは2時間の林道歩きスタート。車があれば途中の八丁橋まで行くことができ、林道歩きは半分になるが、
車がないT&Kコンビは、ひたすら・黙々と歩きます。新緑と綺麗な花に癒されます。
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やっとこさ林道歩きも終わり。身支度を整えて、沢に下りていきます。
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15分弱で吊り橋です。橋のわきから大雲取谷に入渓。
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けっこう水量があります。
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腰まで浸かる箇所も。
まだ水が冷たい季節なんで、何とも言えない声(悲鳴?)が出ます。沢屋って、物好きですよねぇ。
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小魚留ノ滝が見えてきました。ここは左岸から巻きます。なかなか緊張する巻きでした。に、荷物が重い・・・。
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崩壊地。伏流になり、大きな岩がごろごろ。まるで小人になったような気分が味わえます。
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こんな穏やかな箇所も。
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倒木が挟まった滝は、ザックが引っかかってしまうので空身で。
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5m滝は登れないので右から巻いて懸垂で。このテラス、幅が少ししかなくて、懸垂のセッティングで手が震えました・・・。
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水量が多く、登れる滝でもどこから取り付くか考えさせられる場面が多かったです。
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co1,100を過ぎるとだいぶ緩やかになり、テン場を探しながら遡行します。
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17時過ぎに初日の遡行は終了。女2人の夜は更けていきました。
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(予報が出ていたにわか雨や雷雨もなく、薪にすぐ火がつき!寝床は砂地で、なかなか快適なテンバでしたね。by T)


2日目も快晴。6時までぐっすり寝て、前日食べ切れなかったうどんを食べて8時に出発。
テン場から1時間ほどで小雲取谷との出合。小雲取谷は、苔むした綺麗な沢でした。
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7m滝は右から巻きます。上部にトラロープがあるものの、そこまで行くのがちょっと悪かったです。
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ハナネコノメ
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あと、写真は撮れませんでしたが、ミソサザイがいましたね!

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ぐんぐん標高をあげていきます。
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co1,550付近で左に入り、適当なところで尾根に上がって富田新道に出ました。
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富田新道、最初はめちゃ快適でしたが、最後は急だし落ち葉で滑るしで疲れました。2時間掛けて吊り橋に到着。
そこから気合で林道を2時間歩き、東日原に着いたのは18時半でした。
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天気にも恵まれ(やっぱり晴れ女だ)、充実した山行となりました。翌日は、身体が痛かったです・・・。
by K田





2017. 04. 26  
F薪です。

4月22日土曜日は仕事だったぜ。ということで、翌日曜日に東京近郊で今シーズン初の沢登りをしてきました。
(正確には、1月に西伊豆へ行っていますが、まあその山行はむにゃむにゃ...)
昨年4月にも計画をしたものの、諸般の事情により実施ができなかった計画を再度焼き直して提出、実施の運びとなりました。

早朝に都内を出発し、中央道上野原ICを経由して1時間半ほどで腰掛集落東側にある、駐車スペースに到着。
民家の間を縫うようにして鶴川本流へ下ると、やや上流で大久保沢が出合います。
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大久保沢・菜久保沢を分ける二俣までは少し暗い雰囲気のゴルジュ状で、滝がいくつか懸かります。通過に特段の困難はありませんが、ぬめる箇所もあり注意して登ります。
二俣を過ぎ、右の大久保沢に入ると、沢は開け、小滝が続くようになります。
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倒木が多く、ややすっきり感に欠けますが、苔に覆われた感じは悪くありません。惜しむらくは、もう少し天気がよければきれいなのに...
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小滝地帯を過ぎ、やや単調になってきた先、標高850m付近に大きな滝がありました。
他の記録に全30mとある滝です。見た感じだと全20mくらいでしょうか。全体で3段。下段は4m、中段は5×7m、上段は10mと見えました。写真は、上段の一番大きな滝を真下から撮影したものです。
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大滝の下段は、右からが越えやすそうですがかなり水をかぶりそうなので、左から少し張り出した岩を回り込むように登りました。念のため、後続はザイルで確保。中段は左壁が階段状で問題ありません。上段は敢えて挑戦はせず、おとなしく右岸のルンゼを上がり、途中から落ち口に向けてトラバースして越えました。
大滝の上は、しばらく小滝が続きいい雰囲気でしたが...
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5分もしないうちに水がどんどん少なくなり、標高930m付近の変則的な三俣になります。下降は、菜久保沢の予定なので一番左の沢に入ります。
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水の無くなった沢をどんどんと高度を上げますが、だんだんと倒木と岩交じりの斜面を上がるのが面倒になってきたため、標高1050mを過ぎた辺りで、左の尾根へ上がってしまうことにしました。標高差100mほどをヒーコラしながら、菜久保沢との中間尾根へたどり着きました。そこで、一旦昼食休憩として、菜久保沢へと下ります。
菜久保沢は、標高780mの二俣まで、水流一切無し!の大丈夫か?な沢でした。二俣は大規模なワサビ田の跡地となっており、そこからも断続的にワサビ田の跡が続きます。滝っぽいところは2ヶ所くらいか、単調ではありますが、ある意味下降路向きとも言える溪相です。
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そんな菜久保沢をずんずんと下り、大久保沢を合わせてからのゴルジュもすんなり...とおもったところ最後の滝がやや難ありでした。登りでは左岸の岩場を登っていますが、下りでは右岸の方が下りやすそうと草を掴んで下り始めようとしたところ...その草は大変鋭利な葉っぱを持っていて、すっぱりと指に切れ目が...このまま下ると下に着くまでに手が血まみれになりそうなので、懸垂下降することにしました。うーん本当の"ナイフ・エッジ"に下降を阻まれた...

さてさて、最後に核心がありましたが、シーズン初めとしてはなかなかいい山行ができたのではないかと思います。
午後の光に包まれた腰掛集落は花盛りの桃源郷のような風景が広がっていました。
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しゃくなげもきれいに咲いていました。
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2017. 04. 24  
今週は後立山のクラシックルートを2本繋げて辿ってきた。
初日は山ノ神尾根ルートを登り、二日目は北野ルートを下降した。

初日のルートはこちら。
白馬乗鞍スキー場から黒川沢ルートに入って、天狗原の手前まで登る。当初の予定では、風吹大池まで脚を伸ばすことになっていたが、いろいろあってタイムアップ。唐松沢源頭へ下降してビバーク。
風吹大池ルート1

出発前にいきなりアクシデント。長野から白馬へ向かう途中でR19が交通事故で全面通行止めになり、引き返して長野自動車道で安曇野IC経由で小谷の道の駅に本来の到着見込み時刻より1時間半遅れで到着。
さらに、道の駅に車1台をデポして白馬乗鞍スキー場へ向かうが、デポした車に忘れ物があって、取りに戻ってさらに30分ロス。

出発は10時。ガスがかかって視界はいまいちだが、白馬乗鞍スキー場のゲレンデを登行して黒川沢ルートへ向かう。
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ジャングルジムみたいな堰堤の手前は流れが出ていて渡れなかったので、右岸の細く雪が繋がっているところをトレースして堰堤を巻いた。
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堰堤を越えると間もなく沢は雪の下に隠れるが、ところどころ割れているところがある。平坦になった所で一服。
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1550M付近はかなりの急斜面。板を脱いで、4足歩行で登る。
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1650Mを越えると勾配は緩くなって一安心。次第にガスも晴れてきた。
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疲れた脚に自ら鞭を打って懸命に登る。
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山ノ神尾根に乗ったころから栂池スキー場の尾根が良く見えるようになった。
しかし、出発も遅かったが、脚も遅かった。2000M付近まで来た時には16時半を回っていた。
この時点でほぼビバークは確実となった。
谷へ向かって滑るが、もうワン・アクシデントがあって17時を過ぎ、1920M付近で雪洞を掘ることにした。
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約1時間半のアルバイトで今宵の宿を築き上げた。
ツェルトよりも広くて快適。
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二日目は、尾根に登り返して北野へ向かって下降した。意図したわけではないが、ほぼ標識を辿るようなルート取りとなった。
風吹大池ルート2

雪洞の中は暖かくてとても静か。熟睡していつの間にか明るくなっていた。
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雪洞の前にて集合写真。
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最初は唐松谷を下降する。もっと斜度が欲しい所だが、ハーフパイプ状のそこそこ快適な谷を滑降する。
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谷が狭まってきたところで雪が割れていたので、少し引き返して左岸を登り返した。
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フスブリ山を越えると尾根の右側に楽しそうな斜面を発見して、滑降してみる。
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尾根に戻ると、初級者にも楽しめそうな開けた緩斜面が・・・。荷物を置いて滑ってみる。
板が滑るので斜度の割に楽しい。
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「期間外は一部開放」をあてにしていた風吹山荘に立ち寄ったが、開放部を見つけることができなかった。
昼食休憩を摂って山荘を後にする。
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尾根が落ち込む手前でシールを外してスタンバイ。この先は、樹木やギャップが多いので、横滑りを交えて慎重に降った。
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1627M地点から南東へ伸びる尾根を辿って、急斜面をトラバース気味に北方へ滑る。その後は樹間を縫って中級斜面の滑降を楽しむ。
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北野の手前で雪が途切れる。この後来馬へ向かう途中、雪が繋がっている箇所もあったが、板の着脱が面倒なので、板を担いで道の駅まで歩いた。
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道の駅にたどり着いたのは16時45分。白馬乗鞍スキー場へ車を回収しに往復したあと、入浴と食事を済ませて帰路に着いた。
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逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)

Author:逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)
東京を拠点として、沢登りを中心に活動する山岳会です。
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