2017. 06. 20  
日曜日は五頭連峰の沢へ。
地形図を見ると、尾根は入り組み、沢は右へ左へ屈曲している。
計画では本流最奥のム沢まで遡行する予定だったが、途中でスグノ沢遡行に変更しショートカットした。
憧れのム沢はおあずけとなる。

魚止ノ滝駐車場から登山道と山道を使い、エノクラ沢出合の上流にある堰堤の上まで行く。
1DSC03560.jpg

入渓点付近は、穏やかな流れだ。
2DSC03562.jpg

350m右岸枝沢が入るところで沢は南へ向きを変え、両岸が立ってくると最初の滝が現れる。
沈みかけた倒木に乗って、滝の基部に取りつく。
3DSC03567.jpg

滝場が終わると、平坦な沢に戻る。(以後繰り返し。)安心というか、ちょっと拍子抜けしてしまう。
4DSC03571.jpg

沢は右曲し、6m滝が懸かる。登れる滝も多い。
5DSC03576.jpg

長倉沢を過ぎ、沢は左へ曲がる。
左壁が覆いかぶさってくるような5m滝は少し戻って左岸から巻いてブッシュ帯を降り、最後は落ち口付近へ懸垂下降した。
6DSC03595.jpg

7DSC03599.jpg

470m付近で右曲し、くの字滝が懸かる。
ロープを出して登ってみると、
8DSC03606.jpg

黒くて狭い空間に悪そうなCS滝が2つ続いていた。
9DSC03609.jpg
これは無理でしょ。と思ったが、M氏とNG氏のお二人は、この悪そうな滝を見てにこにこ、にやにや。
なにやら楽しそうであった。(まだその輪の中には入れませんわ・・・)

くの字滝を懸垂下降して引き返し、左岸から巻く。ブッシュ帯を登り一旦尾根に出る。
10DSC03612.jpg
ここから急な斜面をブッシュを掴みながら降りていくが、途中からどこに足を置いていいかわからなくなり、降りられず。
後続のNG氏に置いていかれ、一人取り残される。
ここで時間を費やしている場合ではないので、懸垂下降のロープをセットして降りた。(情けない・・・)

気を取り直して進んでいくと、勢いよく流れ落ちる4m滝が。
ショルダー+空身で越える。
11DSC03615.jpg

11時20分、スグノ沢出合に到着。スグノ沢遡行に切り替える。
スノーブリッジをくぐり、
14DSC03626.jpg

微妙なバランスでへつる。
腕試し大会のようで楽しい。
15DSC03628.jpg

565mで右岸枝沢に入ると、すぐに8m滝。ロープを出して巻くと、次の滝(15m)が見えたのでまとめて巻く。
そして楽しいシャワークライム。
16DSC03647.jpg

この8m滝を巻くと、いくつか小滝が出てくるが流れも細くなり、あとは詰めるだけとなる。
17DSC03649.jpg

ヤブをこいで稜線に出て、山葵山へ続く登山道を下る。歩きやすい道で快適。
日本海と新潟平野を望む。
18DSC03664.jpg

下山後は、月岡温泉へ。硫黄の香り漂う、きれいなグリーンの湯に浸かり、汗を流した。


五頭の沢、また行こうかな。
nao
スポンサーサイト
2017. 06. 18  
今年最初の飯豊の沢は、ほとんど見向きもされていなそうな大アネ沢。大アネ沢遡行後はナダレ沢を下降する予定だったが、稜線の藪漕ぎでコンタクトレンズを片方落としてしまったので、登山道を降ったため、ナダレ沢は次回以降に持ち越しとした。

道路からみた大アネ沢はいい雰囲気に見えたが、実は道路下は護岸された味もそっけもない状態だった。
DSCF6392.jpg

道路から見えていた滝。複雑に岩壁が抉れている。
DSCF6394.jpg

滝を越えると結構両岸が立っていていい雰囲気だが、特にこれといったところはない。
DSCF6398.jpg

両岸が開けてくると、ブッシュが被さるようになってきて藪沢と化してくる。このまま藪に消えるのかとすら思ったが・・・
DSCF6401.jpg

煩いブッシュが後退してもなお平凡な流れが続いていたが、突然20Mの大滝が姿を現した。
しかし手がかりが少ないため、左岸を巻いた。滝上からはスノーブロックが点在するようになる。
DSCF6418.jpg

やがて沢は雪渓に埋もれる。このまま雪渓歩きで稜線まで・・・と思ったが、そうはいかず・・・
DSCF6426.jpg

源頭は完全に雪に埋もれていると思ったが、さにあらず。末端が訪れ、大きく口を開けてかなり悪い状態だった。
DSCF6430.jpg

雪渓が終わると三方ともブッシュ混じりのスラブが稜線まで続いている。
稜線に詰め上がって、藪尾根を南下している最中に右目のコンタクトがブッシュにこすれて落ちてしまう。
ナダレ沢下降をやめて、大境山登山道を降ることにした。
DSCF6431.jpg

源頭のスラブや登山道脇にヒメサユリが咲いていた。
DSCF6434.jpg

大アネ沢は道路から見えていたほど雰囲気のいい沢ではなかったし、全体に冗長な部分や藪が多い印象の沢だった。
が、これも飯豊の一端。今年もこれから飯豊の沢に通う。

ちなみに、翌日は五頭の沢を訪れた。五頭の沢へは初めて。
なかなか楽しい沢だったが、水があまり綺麗じゃなかったなぁ。
2017. 06. 18  
F薪です。

仁田元沢は、数年前に松木川の支流を遡ってから、庚申山を経由して下降したことがある。
穏やかな上流部から下流に向かうにつれダイナミックな溪相に変わり、きれいな谷だという印象が残っている。
もっとも、ゴルジュや大滝とは無縁の、いわゆる"癒し溪"に属する谷ではある。

諸事情により、早朝発日帰りが条件である。本流ではなく、滝があるらしいという情報に基づき、左岸の枝沢を登って、石塔尾根を下山路に選んだ。JunH氏と二人パーティである。

朝8時少し前、銅親水公園の駐車場に到着したが、既に暑い位の陽射しで、青空が広がっていた。
本流下部は、こんな青空が似合う溪相だ。下山の尾根からの展望も期待できそうに思ったが...
仁田元沢01

林道を1時間ほど歩いて、最後の堰堤を左岸から巻き、ゴーロの河原に降り立つ。10分ほど歩くと、小滝が現れる。釜が深く、水の色がきれいだ。
仁田元沢02

ほら、やっぱり青空をバックにするといい感じだ。
仁田元沢03

このトイナメのあたりは、下降した時に一番印象に残った箇所である。相変わらずきれいであった。
仁田元沢04

最初の1時間ほどは、大きな滝こそないが、大きな岩の乗っ越しなどもあって、思ったより面白く遡行することができた。
標高1110m付近で、右岸から細い流れを合わせるが、そこからはゴーロ歩きとなり少々退屈だ。
1162m地点で合流する枝沢は、ガレっぽい感じで水量もあまりない。
今日はその先の1255m付近で合わさる枝沢を遡る予定。長く感じるゴーロ歩きを続けると、左岸からやはりゴーロで目的の枝沢が合流する。ゴーロの奥に滝が懸かっているのが見えるので、期待を持って進むと、最初の2段8m滝から連瀑帯となる。

2段滝の滝を越え、さらにひとつ滝を越えると二俣。左は奥まで傾斜の緩い滑滝が続いている。なかなかいい感じ。
仁田元沢05

ナメ滝の上では、谷が右に屈曲して、2段になったトイ状の滝を落としている。
下段を登るJunH氏。
仁田元沢06

中間から、上段を望む。
仁田元沢07

連瀑帯は30分ほど続き、なかなかいいじゃないと言い合いながら進むも、標高1380m付近の分岐を左に入ると、ほぼ水が涸れてしまう。うーん、ちょっと短かかったかな...。
しかも、鹿の屍(の残骸)があちらこちらに散乱している。さっき、水汲んだばかりですが...。
そこから標高差200mほどは、修行の詰め。最後は左の尾根に乗って膝丈の笹原を急登。息をきらせて尾根に詰め上げた。
尾根上には、なかなかいい道が続いている。

1704m峰を越してしばらく行くと、松木川の渓谷が見下ろせるようになる。
ただ、残念ながら雲が出てきてしまい、遠望はあまり利かなくなってしまった。
仁田元沢08

振り返ると、1704m峰から伸びる頂稜がいいかたちに望まれる。
仁田元沢09

中倉山は秘かに人気なようで、何組かのグループが行き来していた。
仁田元沢10

中倉山からは南に伸びる尾根を急降下。滑りやすい箇所もあるが、概ねいい道が続いていた。(単調なので長く感じるけれど)
仁田元沢11

枝沢の滝場は、予想より小ぶりだったがなかなかに変化に富んでいたし、朝の天気が続けば、稜線歩きも展望闊達で楽しめそうだ。
中途半端なスケジュールなりに、1日楽しめた。
2017. 06. 13  
春の集中、B班です。
B班は、入深沢~出戸深沢左俣左沢~出戸深沢左俣右沢~集中場所~出戸深沢のルートです。

1日目
小滝川沿いの林道に車を停めて、山菜を採りながら入深沢と出戸深沢の出合に続く踏跡へ。
B1.jpg

10分弱で出合に到着。予想はしていたものの水量が少ないです。
B2.jpg

一応、ちょっとしたミニ小滝もありました。
B3.jpg

夕食のおかずを物色しながら、のんびり遡行。
930m付近の左岸枝沢からテン場へショートカットする誘惑にも打ち勝ち、計画通り1,165mピーク西のコルに出る。
思いのほか藪は薄く(とはいえ藪のなか先頭は怖い)、すんなりと出戸深沢左俣左沢へ降りる。

一旦止んだ雨がまた降り始めるなか、黙々と下降。一応、ナメもありました。
B4.jpg

山菜の本を見ながら熱心におかずを探したり。
B5.jpg

14時過ぎに奥の二俣(950m付近)に到着。ここをテン場としました。
B6.jpg

夕食のおかずは、天ぷら・おひたし・油炒めなど。おかずは少なかったものの、ご飯がめっちゃ上手に炊けて!(NOおこげ)、
「明日のお昼の分まであるねー」と4.5合も炊いたご飯は、3人で半分食べちゃいました。(山で太るパターン・・・)
焚き火を囲みながら、C班の攻めのルート、A班がどうしているかなど他愛無い話で盛り上がった夜でした。

2日目
快晴。
寝起きのHさんに火吹き棒で、火を熾してもらいました。(無茶振りすみません)
集中場所までは、標高差で約300m。
下りでもテン場を通過することから泊まり装備はデポ、2時間あれば問題ないだろうと判断し、9時少し前に出発。

右沢は、ナメがあり、まあまあ楽しめました。
B7.jpg

何より快晴+緑+沢が気持ちいい。
B8.jpg

1,050m手前で少し急になります。
B9.jpg

1,150m付近で、10時少し前となり、他班との交信に備えました。
「あと1時間あれば問題ないでしょ」「もう着いている班いるかもね?」などなど話していると無線が繋がりました。
聞こえてきたのは、めっちゃクリアな代表の声。
お、これはA班は集中場所に着いている?と思いきや、「C班もいます。Mさん(D班)とも会いました」と・・・。

つまり、みんながB班を待っている?!

3人で顔を見合わせて苦笑。それも束の間、20分で100mを駆け上がり無事集中を果たしました。(そのプレッシャーと来たら)

お風呂で二回目の集中することを約束し、来た道を戻ります。
奥の二俣で荷物を回収し、朝作っていたプリンを食べて出発。
出戸深沢の奥の二俣より下部が今回一番綺麗なエリアでした。

ナメが続き、
B10.jpg

滝らしい滝もあり、思いのほか飽きることはなかったです。
B11.jpg

B12.jpg

右岸にあるはずの道はよくわからないまま入深沢との出合に到着。
出発地点に戻ってきました。ここから駐車地点はすぐ。
13時過ぎに車に戻り、温泉で二度目の集中を果たし、解散となりました。

by K田










2017. 06. 12  
春の集中、C班です。

我々C班は舘岩川側から遡行を開始。滝ノ岐川840m左俣から出戸深沢→ここ滝沢→1252.2mピーク→滝ノ岐川左俣下降と他班のルートに侵入する欲張りなルートで行ってみました。

1日目
すぐそばの流れを見て、「水少ないね。テンバに水がなかったら困るね。」という先輩の言葉が胸に刺さる。(どき・・・)
集中担当として自分でこの場所を選んでおいてなんですが心配です・・・
DSCN1717.jpg

気持ちの良い森を通って、三つ葉を収穫、滝ノ岐川840m左俣へ入ると
DSCc03373.jpg

ナメが現れ、ちょっと楽しい。
DSCN1724.jpg

ウドの穂先を収穫しながら、稜線の鞍部を目指す。
詰めでは背丈を越える位の小滝もあり、アスレチック感覚で越える。意外と最後のほうまで水が続いた。
DSCN1727.jpg

沢型がはっきりしているほうへ進んだのだが、予定より西寄りに出てしまったので、出戸深沢950m二俣の右俣を下降することにする。
稜線上は割とすっきりしているが、この手前の平坦なところはネマガリタケの密藪で一苦労・・・。
でも、食べられそうなネマガリタケをゲット!
DSCN1735.jpg

我々が降りてきた枝沢は6m滝となって本流と出合う。
DSCc03388.jpg

こんなのもあります
DSCc03396.jpg

小滝を降りて振り返るとちょっとしした連瀑となっていて、なかなか良い。
DSCN1743.jpg

と!こんなところに張り紙が。。。
何を収穫するのか??気になりますね
DSCN1744.jpg

そして、極上のテンバがありました。
みんなで輪になって踊れるぐらい広くて平らで最高。でも時刻はまだ12時前・・・。
着くのが早すぎた。涙をのんで後にする。
DSCN1746.jpg

910mの二俣まで下り、右俣に入る。
こちらもナメが続く。
DSCN1750.jpg

950m左岸枝沢から尾根を乗越し、ここ滝沢へ下降。
DSCN1751.jpg

845mの二俣に到着。今宵の幕場とする。
DSCN1753.jpg
ウドの穂先、ネマガリタケは天ぷらに。ウドの酢みそ和え、ウドの皮のきんぴら、フキのおかか和え、と山菜は少なかったけれどいろいろできた。そして、テンバにたくさん生えていたミズの葉を天ぷらにしてみたら意外といける!という発見も。


2日目
青い空の下、ナメでスタート。
右俣を遡行して集中場所へ向かう。
土砂と倒木で荒れているが、それがなければなかなか良い沢なのでは?
DSCN1755.jpg

A班は920m付近から左岸枝沢に入ったが、このまま1236m東側の鞍部を目指して進んでいくと等高線が詰まったあたりで滝が出てくる。
DSCc03412.jpg

のっぺり滝は右側を登る。
DSCN1762.jpg

DSCN1764.jpg

5m滝となって流れ込む左に入る。
DSCN1767.jpg

稜線に出る。それほど藪は濃くない。
45分ほどで集中場所の1252.mピークに到着。
DSCN1774.jpg

時刻前に集中完了
P6110123.jpg

三角点見つけました
DSCN1776.jpg

枝沢を下降して滝ノ岐川へ。
DSCc03430.jpg

最後にもう一度。気持ちの良いナメでした。
DSCN1781.jpg

もう夏だなぁ
DSCN1784.jpg


by nao
2017. 06. 11  
今週は会の年間行事「春の集中山行」で会津たかつえスキー場の北西にある1252Mピーク(集中地点)の周辺の沢を遡行・下降してきた。どの沢も滝らしい滝もなくゆるやかなナメが続き、あまり変化のない沢という印象を受けた。
この山域は標高が低いため上流部の雪渓はなく、大きな雪崩も起きにくい地形のためと思うが、下流~中流域にも雪渓がなかった。夕食は現地調達を主としたものの、山菜は成長しすぎていて食べ頃のものを採取するのに苦労した。収穫は、ミヤマイラクサ、モミジガサを中心に、ウドの穂先、ワラビ、トリアシショウマ、フキと僅かながらウルイとコゴミ。ウルイはもっとあってもよさそうだったが、意外にも少ない・・というか、ヒョロヒョロの貧弱なのしかなかった。魚も非常に少なく(水量が少なく魚が生息するのに適した環境ではない)、糸を出さなかったので釣果はなし。

6月10日
小滝川沿いの林道に車を停めて、枝沢を下降して小滝川へ向かう。
小滝川を200Mほど下降すると、最初の遡行予定の沢「ここたき沢」が出合う。
DSCF6356.jpg

ここ滝沢は全体に緩い流れのナメが続く。両岸の等高線は密なのだが、あまり急峻さを感じなかった。
DSCF6361.jpg

右俣を進んで920M付近から西隣の大内沢へ乗越そうと枝沢を詰めたが、稜線が意外にすっきりしていたので、大内沢には下降せず、稜線を南下して矢竹沢を目指した。
DSCF6369.jpg

矢竹沢もナメが断続する緩い沢だった。
DSCF6370.jpg

地形図で940M付近まで伸びている矢竹沢沿いの林道はさらに上まで伸びていて、下降を遮られた。
林道を歩いて910M二俣まで下降して、13時半頃に左俣右岸の植林帯にタープを張った。
タープを張った後に、焚き火を熾すが、14時ごろと15時半頃に土砂降りとなって一気に冷え込んだ。
DSCF6371.jpg

6月11日
7時45分頃幕場を後にして林道を登る。林道から見た幕場周辺の様子。木々に隠れて幕場は見えない。
DSCF6373.jpg

940M左岸の枝沢を遡行して大内沢(集中地点のピークを挟んで異なる大内沢が南北に流下している)へ乗越す。
DSCF6377.jpg

1103M小ピーク西側のコルを乗り越すが、この稜線も下草が少なく心地よい所だ。
DSCF6380.jpg

大内沢もナメの沢だった。1010M左岸枝沢に入ってダイレクトに1252Mピークに詰め上がった。
1010M出合で、単独日帰り半のMさんが追い付いてきた。Mさんはさらに本流を遡行して大回りして山頂を目指した。
DSCF6381.jpg

集中予定時刻よりも1時間強早く到着したが、このとき既に到着している班がいた。
予定時刻より約30分早く全班が集中。記念撮影後に各々のルートを下降していった。
DSCF6383.jpg

我が班はB班が遡行してきた出戸深沢を下降した。今回の沢では唯一滝らしい滝(とは言っても5M前後の緩い滝だ)がある沢だった。
DSCF6384.jpg

しかし大半は緩い流れのナメと河原状である。
入深沢出合の手前で右岸に踏跡が出てきて、踏跡を辿ると間もなく林道に出た。
DSCF6390.jpg

林道を30分ほど降ると駐車地点に到着。
そのあと赤岩荘にて二度目の集中をして入浴の後解散となった。

今回は、虫よけをもっていかなかったのだが、幕場で露出部位をことごとく刺されてしまった。
蚋は見ていないので、この痒みと腫れはヌカカだと思う。非常に質の悪い虫だ。
2017. 06. 05  
那須連峰では初級者向きの沢として人気の高い白水沢だが、比較的遡行者が少ない右俣・大白森沢・一ノ沢を繋げるルートを辿ってみた。北風が強く吹き付けて気温も上がらない日だったので、終始雨具を羽織ってルート取りも晩秋のような山行になった。

堰堤上で白水沢に入渓すると早速出迎えてくれるのが、白い壁の10M滝。
IMG_2454.jpg

10M滝のルートは左側。明瞭な踏跡がついている。この滝を越えたあと、堰堤を過ぎると左岸に吹上沢を分ける。
IMG_2455.jpg

吹上沢を分けたあと、6MY字型の滝を左から巻いて越えると、ナメ状の小滝が流れ込むエメラルドグリーンの淵がある。
IMG_2460.jpg

20Mの滝は左側を巻き気味に登る。
IMG_2463.jpg

中段でヒョングッてる10M2段の滝も左壁を登る。この滝は正面から見た方がヒョングッてる様子がよく分かる。
IMG_2466.jpg

続く7M直瀑も左壁から。
ここを過ぎると、ナメと小滝が断続するようになり、二俣となる。
IMG_2470.jpg

二俣を右に入ると間もなく大白森沢の出合。青っぽい灰色の石の右俣と赤茶色の石の大白森沢とが対照的だ。
右俣は上部に二基の大きな堰堤がある以外は何もなく、あっさりと甲子林道に出た。
IMG_2477.jpg

甲子林道を甲子峠に向かって歩き、大白森沢に入渓する。上部は所々雪渓が残っていた。
IMG_2489.jpg

右俣と大して変わらないだろうと思っていたら、意外に滝が懸っていて楽しめるところもある。
1540M付近の4M滝をクライムダウンする。
IMG_2491.jpg

12M滝はすっぱり切れ落ちており、水流横を懸垂下降すると飛沫を浴びて寒そうなので、高巻いて水流から離れたところを懸垂下降した。
IMG_2496.jpg

すかさず8M-3Mと続く滝も高巻きと懸垂で下降する。大白森沢と右俣とは逆に辿った方がよかったみたいだ。
IMG_2498.jpg

二度の懸垂下降の後は滝もなく出合に戻った。昼食の後二俣まで降って左俣を遡行する。
左俣に最初の滝が懸る所に、左岸から7M-3M-4M-4Mの連瀑を懸けて流れ込むのが一ノ沢だ。
最初の7Mと次の3Mを右壁を登って越えたが、後続には巻いてもらった。
IMG_2500.jpg

しばらく遡行すると8M斜瀑が懸るが、難なく越えられる。
IMG_2505.jpg

さらに7M-4M-9Mの連瀑が懸る。難しくはないが、最上部は壁が脆いので慎重に登らなければならない。
IMG_2507.jpg

(1:2)で左に流れを分けると4M滝が懸るが、簡単に越えられる。
この後は小滝が出てくる程度で、やがて水が涸れ、少しだけ薄い笹薮を漕いで詰めて行くと甲子峠へ続く登山道に出る。
IMG_2510.jpg

登山道を1時間ちょっとで大黒屋に戻ってくるが、日帰り入浴時間には間に合わなかった。
2017. 06. 04  
2015年5月に当会が発見した?!釜ノ沢東俣カラ沢へ行ってきた。
あれから早2年、今回はリーダーをやらせてもらったものの全然記憶にない。初見の沢状態で全く役に立たなかった、ワタシだ。

吊り橋渡っていざ釜ノ沢へ!!
201706042053571c8.jpg

しばらくは林道歩き。上から見る釜ノ沢は青くてキレイ。
20170604205358a50.jpg

ホラの貝ゴルジュ。ここも行ってみたい。
20170604205359223.jpg

乙女の滝とおやじとおやじ。
前半は楽勝なので、ただただ楽しい。
201706042054016d1.jpg

魚留滝。ここまでに3パーティと出くわす。さすが人気の沢である。
20170604205447699.jpg

千畳のナメ。天候にも恵まれ本当にきれい。
201706042054497d6.jpg

両門の滝は絶好の写真ポイント。絵になるなぁ。
201706042054509be.jpg

ここが目的のカラ沢入口。しばらく伏流なので見た目はすごく地味。
20170604205452b66.jpg

カラ沢を進むと水流が復活。少し早いが1日目はここで終了。薪は乾いていて簡単に火をつけることができた。
20170604205539901.jpg

二日目、テン場を少し進むときれいなナメ。ワクワクするぅ。
20170604205540b80.jpg

前日にお話したパーティが興味を持ったそうで予定を変更してカラ沢に入渓。12m滝を登はんしていたので我々は右から巻いて懸垂下降で沢筋へ戻る。
201706042055428c7.jpg

しばらくはガレ場とナメが交互に現れる。
倒木と岩のごろごろ地帯。
201706042055438ec.jpg

荒れた渓相の後のナメは格別。
201706042056206ef.jpg

ラストは長いナメの連爆帯。
最初を右から巻くと次の大滝が現れる。
20170604205621d62.jpg

傾斜がきつくなり、巻きにも苦労する。
20170604205623656.jpg

「また、大滝だー」っとうれしい悲鳴が続く。
20170604205624a1c.jpg

100mを超えているであろう連爆帯を抜けると鶏冠尾根に詰め上げることができ、木賊山までは苦労せずたどり着くことができた。
201706042056373cf.jpg

下山は長い徳ちゃん新道をだーっと下った。

今シーズン初焚き火ができ、カラ沢ラストの迫力に感動し、大満足の山行でした。
2017. 05. 28  
今年の沢初めとして、近年沢初めのルートとして定着してきた感のある那須・男鹿山塊の沢へ行ってきた。
今回は木ノ俣川西俣沢左俣の計画をしたときから地形に興味を惹かれていた大巻川がターゲットだ。

大巻川橋の近くのスペースに車を停めて入渓に向かうが、橋からはすぐ先に堰堤が見えており、両岸急峻な地形なので、大巻川の名の通りに大きく右岸を巻いて堰堤上で入渓した。
DSCF6279.jpg

しばらく平凡な渓相が続く。両岸とも深く浸食されており壁の上の樹木に光を遮られて薄暗い印象だ。
小雨も降り続いていて尚暗かった。
DSCF6281.jpg

小滝が出てきたと思ったらすぐに堰堤が・・・。簡単に左岸から越えると、堰堤上は谷が浅くなって明るくなる。
DSCF6286.jpg

950Mあたりから斜度が増してきて、小滝や斜瀑が懸って楽しくなってくる。
DSCF6294.jpg

8MCSは登れないが、右側の大岩を挟んで抜け道が・・・
DSCF6296.jpg

とは言っても、細流の5M滝が懸っていて右壁を直登して越えなければならない。
DSCF6299.jpg

さらに10M滝。左岸を巻いていくと上部にはトラロープが・・・常連の釣師が入っているらしい。
DSCF6301.jpg

1100M辺りからはナメが出てきたりして、さらに渓相が変化してくる。
この6M滝は遠目には登れないかも・・・だったが・・・
DSCF6306.jpg

近くで見てみると右壁に簡単なルートがあった。
DSCF6307.jpg

さらに水流を二分する8M滝は、右から取付いて中段で左に渡って落ち口へ抜けた。
DSCF6309.jpg

8M滝を越えて、右に(1:5)で本流とも思える水量の多い沢を分けると、雪渓が谷を埋めるようになる。
雪渓の先に懸る10MくらいのCSは、CS部分が完全にハングしていて無理。
手前で右岸の泥付に取付いて巻いた。
DSCF6312.jpg

さらに30Mに渡る連瀑を右岸から巻くと、またも雪渓が谷を埋める。
末端に15Mくらいの連瀑が懸っていたが、水流を嫌って右壁のチムニーを登った。
この後もう一本簡単なチムニー状を登ると水流に合流する。
DSCF6319.jpg

チムニーを越えた辺りで傾斜が緩くなり、次第に登ってるのか降ってるのか分からないくらい平坦になる。
DSCF6326.jpg

黒滝山から西村山へ向かうピンクテープの藪道が交差する地点で谷を離れて、藪道を辿って西村山へ向かう。
西村山山頂から北斜面を下降して西俣沢右俣に入渓した。
まもなくするとびっしりと雪渓に埋まっていた。
DSCF6331.jpg

雪渓が途切れた1310M付近になんとか横になれそうなところを見つけて、丹念に整地して幕場にした。
近くにコゴミが群生していたので、夕食のために少々採取した。
DSCF6333.jpg

幕場直下は3M滝、20×30の連瀑となっていた。
DSCF6337.jpg

1030M付近で左岸から支流を併せると8M、12Mの滝が懸っている。
左岸を巻いていくと、途中からトラロープが張ってあった。ここにも釣師が入っているようだ。
DSCF6344.jpg

970M付近にも6M、8Mの滝が懸る。見下ろしたときは下段の下降が難しそうだったので、左岸を大きめに巻いたが、下から見てみると大巻きする必要はないことが分かった。
DSCF6348.jpg

一層開けて平凡になった沢を下降していくと二俣に着く。
ここからわずかに降ると取水堰があって、左岸に道がついている。
DSCF6349.jpg

取水堰の点検路を辿って林道を目指す。
DSCF6351.jpg

林道に出て大巻川橋へ向かう途中、ヤマウコギの木を見つけ若芽を採取した。
明日の朝食はウコギ飯で決まりだな。
DSCF6354.jpg
2017. 05. 27  
 F薪です。

 5月27日土曜日に、日帰りショートカット・ルートで古礼沢を歩いて来た。
 中途半端な日程のため単独行を決め込んでいたが、泙川源流1泊の計画が諸般の事情で中止となったため、w部さん、i田さんという心強いメンバーが参戦して3名のパーティで臨むこととなった。

 朝、前泊地から作場平橋まで車で移動したが、出発準備をしていると次々に車が到着する。お天気もよさそうだし、車で手軽に入れるというのが人気の理由なのだろう。ただ、今年は林道の通行止めがあり、犬切峠方面からしかアクセスできない。
 ともあれ、支度をして登山道を歩き始める。ヤブ沢峠から、当会の某会員が入り浸っているという噂の笠取小屋前で休憩。人の気配がなく、今日はお休みかしらという雰囲気であった。(帰路通ったら、たくさんのテントが張られすごい賑わいだった ^o^;)
 休憩後、雁峠へ向けて出発。雁峠の手前の廃屋となった山小屋の脇を抜けて、ほんの少し下ると、車道跡の平地に降り立つ。
 小屋裏は少々ゴミが目立つので、雁峠から明るい斜面を下った方が気持ちがよかったと思う。
20170527_KoreiSawa01.jpg

 車道跡は古礼沢・ブドウ沢中間尾根のブドウ沢側を通り、車道が尽きた先も踏み跡が続いている。踏み跡が尾根を越えるあたりからは、滝川源流の谷を挟んで雁坂峠がよく見えた。
20170527_KoreiSawa02.jpg

 作場平登山口から約4時間で古礼沢に降り立つ。なかなか長かった...。
 遡行開始から10分ほどで最初の滝。左岸を簡単に巻けるが、覗いてみると登れそうでもあり、右壁と倒木を突っ張りながら登ったが、水量が多くだいぶ濡れた。
20170527_KoreiSawa03.jpg

 滝の上はプチ・ゴルジュとなっており、ゴルジュを抜けるとナメ地帯が始まる。青空と新緑の下、ナメを流れる水がきれいで見とれてしまう。
20170527_KoreiSawa04.jpg
 気持ちのいい遡行が続く。
20170527_KoreiSawa05.jpg

 ナメが一旦途切れた先の6段と言われる滝。水量が多いからか5段にしか見えなかった。途中まで右コーナーを上がったが、上段を登るのが少し難しそう。無理せず、途中から左岸を小さく巻いて越えた。
20170527_KoreiSawa06.jpg

 6段滝から先で、再びナメが始まる。
20170527_KoreiSawa07.jpg
 う~ん、気持ちがいい。
20170527_KoreiSawa08.jpg
 「おー!」と思わず小さく声が漏れる。
20170527_KoreiSawa09.jpg

 ところどころ倒木が煩いものの、ナメ主体のまま1700m付近の二俣に到着。右は階段状の小滝が続き楽しそうだが、今日は作場平へ戻るので左に入る。傾斜はやや強くなるが、左に入っても水量は豊富で、苔の緑の中を流れる、いかにも奥秩父らしい情景が続く。写真は1750m付近にかかる多段の滝。
20170527_KoreiSawa10.jpg

 1900m手前の二俣も左に入る。詰めると古礼山と2044mピークとのコルに出るが、なかなかの急登。喘ぎながら高度を稼ぐ。
20170527_KoreiSawa11.jpg

 コルからは、主脈縦走路を足早に進む。登山道を30分ほどで雁峠を見下ろすところへ出た。昔はつづら折れの登山道だけだったと思うのだが、ショートカットの道ができてしまっている。気持ちは分かるが、ここはつづら折れをゆるゆると登り下りする余裕が欲しいな~。このままだと、斜面が崩れて酷いことになりそうな気がする。
20170527_KoreiSawa12.jpg

 ともあれ、出発から8時間ほどで雁峠へ戻って来た。約9時間の行動時間中、遡行は約3時間しかなかったが、歩きと地図読みのトレーニングと思えば、沢もキレイだし、なかなかの内容だったのではないかとぉ...自画自賛(笑。
 お付き合いいただいたお二人には感謝<(__)>
プロフィール

逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)

Author:逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)
東京を拠点として、沢登りを中心に活動する山岳会です。
このブログを訪れた方は、会員以外の方も、気軽にコメントを書き込んでください。
新人募集中!

カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
検索フォーム
カテゴリ