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2018. 11. 26  
F薪です。

三連休は、初日日帰りで丹沢へ。maruリーダーの計画で早戸川の円山木沢で滝登りを堪能して来ました。
早戸川林道の本間橋付近に車を停め、林道を30分で林道終点に到着。そのまま、早戸川の河原へ降りて数分。大岩のあるところが円山木沢の出合です。

この沢は、前半に大きめの滝が続いて核心部となっているとのこと。
確かに、入溪後15分ほどで大滝が登場。
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ここは登らずに、左岸の踏み跡から巻きです。
下から見ると15mくらいかと感じましたが、巻いている途中で見ると、上にも寝た感じで滝が続いていて20mの滝と言ってもよさそう。
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巻き終わったところからは斜面が急だったので、懸垂下降で沢床まで戻ります。
すぐ上の2m滝を越えると、狭いゴルジュとなり奥にはチョックストンのある5m滝が懸かっています。リーダーが偵察に行きましたが、直登は難しそうということで、左から入る涸れ沢の滝を登ってゴルジュを巻くことにします。
ここも、下からは見えない滝が続いていてかなりの高さです。ただ、登攀は手足がしっかりとしており快適でした。
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涸れ滝を登った地点から、右の本流へ復帰してバンドを上流に向かいますが、ゴルジュが深く落ち込んでいて結構な迫力です。ここも、最後は足場がよくないので、短い距離ですが懸垂して復帰。
復帰してすぐ10mの滝。左壁をリーダーがザイルを引いて登ります。
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上から見ると結構高度感あります。が、ここもそれほど難しい登攀ではありません。岩が湿っていて、ちょっと手が冷たいけど。
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さらに先の5m滝は、流れの中央から...。手が水に浸かって、更に冷たい。
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Co900手前には二条の滝が懸かっています。この下で暫し休憩。
ここまで何度かザイルを出しているので、入溪から2時間半ほど経っています。
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この滝は、左の流れのさらに左を登り、滝上の傾斜のあるスラブを慎重にトラバースして流れに復帰します。
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ここからは、トイ状の7m滝、くの字に捩れた7m滝など、登れる滝が続き楽しく登っていけます。が、水に手を浸けざるを得ず、やはり冷たいのでした。
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さて、そんな感じで10個ほどの滝を越えて行くと、沢が開けて傾斜が緩みます。水量も大分少なくなって来ました。
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Co1060の二俣は、右が沢床の低い本流の形状ですが、水量は4m滝で出合う左の方が圧倒的に多いという面白い溪相です。
この出合の滝は、左の少し乾いたところを登って落ち口に立ちます。
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そして、左に入っても小滝が続きます。昼食休憩を挟んでさらに登ると、さすがに河原が優勢となって水もチョロチョロと流れるだけに。Co1100付近で左からまとまった水量の小沢が流入します。本流とは1:1の水量比。不思議に思って覗き込むと、どうもすぐ上の斜面から水が湧いているような感じでした。
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そして、この小沢出合の先で、本流もほぼ伏流となってしまったので、あとは淡々と詰めるだけか、と油断していたら前方に何やら岩壁が見えてきました。
最後の最後に、15mの涸れ棚が控えていたのでした。巻きかなとも思いましたが、リーダーは嬉々としてザイルを引いて登っていきました。
大滝は巻いてしまったこともあり、最後のこの滝が今日一番登り応えがあったかもしれません。しかも、岩が冷たくて、登っている間に手が冷え冷えになりました。これも、今日一番。
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さて、涸れ棚を登った後は、本当の詰めに突入です。地形図では、1350m圏のピークへ登り詰める直下にガレ記号がありますが、このガレを避けて、途中からやや左に進路を取ると、はっきりとした道が斜面をトラバースしています。この道に沿って登って行くと自然とピークへ導かれました。
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無名のピークからは10分ほどで本間ノ頭(地形図では東峰)。
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本間ノ頭からは、本間橋へ降りる登山道を辿りますが、Co1050付近から下は、地形図の破線より1本西の尾根をCo800付近まで降りてから、さらにトラバースして本間沢右岸沿いを下って、旧丹沢観光センターに到達。
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円山木沢は、丹沢らしい滝の登攀主体の変化に富んだ沢でした。
珍しく5人という大所帯のパーティ編成でしたが、そこそこの時間で行動を終了できたのも、リーダーのおかげでしょうか。
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2018. 11. 18  
F薪です。

今シーズン最後の焚き火を楽しみに、丹波川の上流へ行って来ました。
滑瀞谷と泉水谷の中間辺りで右岸から流入するムジナ沢の左俣を遡り、尾根を乗っ越して小室川谷に至り焚き火。翌日、小室川谷を下降して三条新橋へ下山する計画です。

ムジナ沢へは、R411羽根戸トンネルの西側から旧道を辿って、危なっかしい吊橋を渡ってアプローチします。
トノ沢に入ってすぐに連瀑帯がありました。

10m滝は、登ろうと思えば登れるのかも...。まあ、水を相当かぶりそう。
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左岸の急斜面を高巻くと、その先にも直瀑とスダレ状の美瀑が懸かっていました。落葉の急斜面を40分ほどの高巻きで越えていきます。
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連瀑帯を越えてからも、しばらく小滝が続きます。落葉の積もった沢筋はなかなかの風情でした。
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晩秋らしい光景ですね。
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が、それも束の間、お約束のワサビ田跡が登場し、ワサビ田が尽きると水も尽きてしまいました。
涸れた落ち葉の沢筋を修行の詰め。Co1270付近の枝沢をヒーコラ詰めて、小室川谷との中間尾根に。コルから、小室川谷へ向けて、やはり水なしの枯れ葉窪を急降下。しばらく下ると立派な山道が横切ります。
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結局、小室川谷と出合う寸前、ワサビ田跡が出るまで、水流なしの沢下降でした。
出合付近はそこそこの水量なので、もっと上から水があると思っていたのですが...

さて、小室川谷に降り着いて、すぐの台地にテントを張って、暗くなってくる頃、焚き火開始です。
過去に小室川谷は何度か遡行していますが、ここで泊まってみたいと思っていたところに泊まって焚き火を楽しむことができました。

今シーズン最後の焚き火でしたが、やはり焚き火はイーデスネ。
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しばらくすると、月も登り星空に。素晴らしい夜を満喫しました。
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焚き火を楽しみに計画しましたが、目的を達成できて満足の山行になりました。(いろいろ反省点も多々ありましたが...汗)
2018. 11. 12  
F薪です。

恒例の秋のレスキュー訓練、C班は諸事情により、他の2班に先がけて10日土曜に実施となりました。
事前の勉強会で、基本的な想定については班内でオーソライズしつつ、いろいろと現場で考えながら対応を考察しましょう、ということで当日を迎えました。

今回のC班は、徹底的にロアーダウンに拘って、様々なシミュレーションをしてみました。
実施前は、単純に吊り降ろすんだから課題なんて出てこないよね~、という意識もありましたが、いざやってみたらいやいや課題満載でした。

午前中は、新茅ノ沢F4で、様々仮説を立てつつ、実証実験を繰り返しました。
釜に落とさない(呼吸を確保)ことを前提にするなら、ガイドロープを使って引っ張りつつ降ろせば、という単純なことだと思ったのですが、ひと一人を引っ張ることがいかに困難なことかを実感する結果に。

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新茅ノ沢F4にて。引っ張っても、壁から引き剥がすことは、想像を超えた困難さ。いや、とても無理です。

午後は、モミソ懸垂岩に移動し、課題を追求してみました。

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午前からの引き続きの課題ですが、要は写真左端のロープに宙吊りになったと仮定して、釜を避けて右の青いロープへ誘導してロアーダウンさせる手法の確立がメインテーマとなりました。

最終的には、限定的なシチュエーション(要救助者の近くまで懸垂下降して、ガイドロープと要救助者を連結できる場合)なら有効な手法を確立できました。しかし、失敗を繰り返すなかで、介助懸垂、背負い懸垂、チロリアンブリッジ等の基本的な手法の汎用性も実感し、また失敗の事例から学ぶことも多くあったのも事実です。

こうした訓練をできる環境、お互いの力量を認識しつつ、その中でできるセルフレスキューの技術について問題解決を図れる、山岳会という組織のありがたさも実感できた一日になりました。
2018. 11. 05  
エスケープに終わった中ノ俣沢の翌日は、日本一ちっぽけな山脈「櫛形山脈」の縦走に出かけた。

三好荘で朝食を済ませてから白鳥公園へ向かい、遅い出発となる。
九十九折の道を登って白鳥山への分岐を過ぎるとなだらかな登りとなって、逆光の中にマイクロウェーブの塔が見えてくる。
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小さな上り下りを繰り返して徐々に高度を上げて鳥坂山山頂にでた。
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木々の間からの眺め。
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黒中山を過ぎるとブナをはじめとする混成林のすっきりした林の道となる。
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櫛形山山頂とその前後は多くの登山者でにぎわっている。
山頂は東側が開けており、飯豊連峰の眺めがよい。
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大沢尾根コースを分けると少々藪っぽい林となる。
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大峰山山頂は標識がなければ気付かずに通り過ぎてしまいそうだ。
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願文山から杉林の急な道を降ていくと、いつの間にか桜公園内に入っていく。
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桜公園内でちょっと遠回りしてしまったが、金塚駅へ向かい、途中で予約した胎内市のデマンドタクシーで白鳥公園に戻った。

昼食時間を含めて5時間、本当に小さな山脈だったが短い間にも植生が変化して区間ごとに違った雰囲気を感じることができた。
2018. 11. 05  
今シーズン最後の飯豊の沢として、内川中ノ俣沢を訪れた。
小玉川の朝の気温は2度、前泊した関川よりも7度低かった。

左岸の道を行くと堰堤を越えて沢に降りることができる。
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しばらくは穏やかな河原が続いている。
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河原が終わると短いゴーロの後ゴルジュになる。
小滝が懸る程度だが、腰辺りまで浸かる深場が堪える。
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一旦ややひらけるが、深場で浸かるのを嫌って左を巻く。
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4Mの滝を巻くと穏やかな渓相になって410Mの二俣に至る。
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二俣を左に進むと、深く切れ込んだV字谷となる。
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谷が左に折れると10Mのスラブ状の滝が懸っていた。
水流右側を登った。
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滝を越えると一旦穏やかな渓相になるが、再び険しさを取り戻してくるとまたも深場に阻まれる。
左岸の草付から樹林帯まで登って懸垂で沢身に戻るが、すぐに8Mの滝に遡行を阻まれた。
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8M滝から20Mほど戻って左岸の枝沢から巻いていくが、さらに滝が続いており高巻きの連続になりそうで、
メンバーの技量を考慮すると遡行継続は難しく、このままあいの峰へと続く尾根を詰めることにした。
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あいの峰からはっぽうはげまで二重稜線の区間が多く木立が少ない。
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尾根でもペースが上がらず、岩魚沢への旧道を下降するのを諦めて、梅花皮ヒュッテ私有小屋を経て温身平に下山した。
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この沢には来年以降もっと暖かい時期に再度訪れることにする。
2018. 11. 04  
F薪です。

9月、10月は仕事、天候不順のために殆ど沢に入れず...でした。
11月3日は晴天を狙い、足尾の小さな沢に秋を探しに行って来ました。

前夜、歌ヶ浜の駐車場で車中泊としましたが、朝はけっこう冷えました。もう秋もお終いでしょうか。
中禅寺湖畔から半月峠まで登山道を歩きます。
半月峠からは、東利根倉沢右俣の源頭をトラバースする道に入ります。
地形図にははっきりと破線が書かれていますが、ハイキングコースとはなっていないようです。
歩けるのかどうかは、現地に行ってみないと分からなかったのですが、昔は広い道があったような平場の中にうっすらと踏み跡が続いていました。
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踏み跡を辿ること15分くらい、東利根倉沢の源頭部が横切るところから入溪。とは言っても、最初はガラガラの不安定な急斜面の下り、かつ水はなし。10分くらい下ったあたりからやっと水流が現れます。
沢は穏やかな流れが続きます。(俗に言う「何にもない」というやつです。)
Co1300付近より下部は、開けた河原が続き、テン場適地がいたる所に。晩秋の焚き火山行にはいいかもしれません。
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東利根倉沢唯一とも言える、10m大滝は右岸を巻き降り、さらにその下の堰堤も右岸から巻いておりると林道跡に出ます。
林道跡は、西利根倉沢(地形図では、長手沢)上流へ延びています。Co1170二俣までは昨年遡行しているので、今日は時間を節約して、林道を30分ほど歩いて二俣から西利根倉沢の左俣へ入ります。
左俣は石積み堰堤2基の後は、Co1320付近までゴーロが続き単調です。昨年は、雨後の水量にだまされて、ついCo1320を右に入ってしまい(記録もないので、もしかしたら...という色気もあり...)、結局大スカを引いてしまった訳ですが、今日は左へ進みます。
写真正面の岩壁で左右に沢が分かれますが、今日だったら絶対に右には行きません...な水量でした。
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左に入ると、大きな滝こそありませんが、適度に滝が続き意外と楽しく遡れます。ぬめぬめの箇所も多く、登る時はなるべく乾いたところを登ったり、時には脇を小さく巻いたりしながら高度を稼ぎます。
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二俣から2時間ほど、Co1600付近からは水もなくなり、涸れた窪を登ります。やがて足首くらいの笹の茂る急斜面となります。
急斜面をがんばって30分ほど登ると、ようやっと社山まで数分の登山道に出ます。
登りの途中からも、足尾側の眺めが開けて開放的ですが、稜線に出ると中禅寺湖が目に飛び込んできて、これまたいい眺めです。
湖畔の紅葉もちょうど盛りです。
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社山からは阿世潟峠、阿世潟経由で歌ヶ浜の駐車場まで戻りますが、途中の紅葉が見事でした。今年最初で(おそらく)最後の足尾になりましたが、秋の深まりが感じられて、穏やかに一日を過ごすことができました。
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2018. 10. 24  
今週は実川前衛の沢を繋いで周遊してきました。

20日(曇のち雨):

これまでは五十嵐邸宅付近の駐車場に車を停めていたが、今回はゲート手前の退避スペースに停めた。
壺安橋までは1時間10分、駐車場より10分歩く時間を短縮できた。

壺安沢には途中まで沢を縫うように道がついている。
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壺安沢は実川右岸の前衛の沢の中でも落ち着いた雰囲気の沢だが、
沢床には茶色い苔が密集していてフェルトのソールも受け付けない程よく滑った。
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580Mあたりで道は右岸の尾根に向かって沢を離れる。そのすぐ先に取水堰が現れた。
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平凡な河原を進んでいくと、小ゴルジュに小滝が続き、次に水流が捻じれた二段の滝が現れた。
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右岸の枝沢を水量が少なかったせいか一本見落としてしまい、
詰める予定だった750Mで左に分かれる沢をもっと手前の沢だと思って通り過ぎてしまった。
本流を進むと8M-5M-2M-5Mと続く滝場を迎えた。8M滝は簡単に越えるが、
5M滝は登れそうに見えた左壁が登れずワンポイントの荷揚げを交えて続く二つの滝もまとめて左岸を巻いた。
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930Mで左沢に入ってこれを詰めて水晶尾根に上がる。
尾根には踏跡があって、太い木の下の小さなスペースにはブルーシートの残置がある幕場跡が見られた。
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1210Mの小ピークから水無沢を下降するが、水流が出てくると苔で滑ってきて、
斜度が増してきた950M付近で右岸の尾根に上がった。
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尾根の末端はギャップが激しく、北側に懸垂下降して尾根下に広がる樹林に向かった。
雨が降り、暗くなってくる中をヘッドライトを灯して幕場適地を見つけてテントを張った。
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21日(晴):
幕場からブナ入ノ平を北へ向かってオコナイ沢左岸の尾根を下降する。
ここも尾根の末端がピナクル状に切り立っており絶壁となっていそうだったので、その手前で懸垂下降でオコナイ沢に降り立った。
下降地点から下流は小滝が懸りゴルジュとなって左へ曲がっていたので、出合付近の様子は見ることができなかった。
「わらじ」の記録によると滝を懸けて本流に注いでいるらしい。
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河原を進むとまもなく15Mの直瀑が現れた。
左側が落口に続くブッシュが生えた斜面になっていたので、そこから小さく巻いて落口に出た。
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滝上ですぐに左に枝沢を分ける。
歩き出すと岩陰から熊が飛び出してきて慌てた様子で右岸の斜面を登って行った。
630M付近で流れは左へ折れて小滝が続く。
次に出てきた8M滝は右岸を巻くが直後に適当な下降点がなかったので、
やや大きく巻いて樹林帯を下降して650Mで左右に枝沢を分けているところに出た。
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4M滝に続いて10M滝が懸る。ここも右岸から巻く。
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いくつか小滝を過ぎると、延々と続く河原となる。
この川原が続く850M付近でも上流を横切って右岸の枝沢沿いを登っていく熊を見かけた。
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1100M付近でようやく滝が現れる。
左岸から巻いたが、下からは10Mくらいに見えたが落口で高度差を計ると20Mだった。
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さらに20×30のナメの連瀑が続き、水流沿いを登る。
滝場はこの後6Mと小滝4本の連瀑まで続き、4M滝を2本越えると湧水の先で水流が一旦涸れる。
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枯棚を越えた後再び水が流れ出すが次第に細くなって行き、
笹のトンネルをくぐると崩壊地のような風化した花崗岩のスラブに行き当たった。
笹が密集する水晶尾根に上がって1560M付近で樹木の周囲の笹が薄い所を踏み固めてテントを張った。
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22日(晴):
前日からの晴天で夜から朝にかけては冷え込んで、テントのアウターウォールや沢靴の紐は凍っていた。
月が出ていて明るかったが、流星も見ることができた。

幕場を発ってからオコナイ峰を振り返る。
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周囲の盆地は雲海の下。
山だけが見えていた。
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ヨシワラ沢左俣の源頭を目指して尾根を下降する。
右手前方のピークは笠掛山。
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ヨシワラ沢左俣は下降向きの渓相だ。
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7M滝をはじめ数本の小滝が懸るくらい。
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ゴーロや河原が続いて単調さは否めない。
しかし晴れていて暑くもなく寒くもないので気持ちよく下降する。
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右からオウデ沢を併せると間もなく取水堰脇の小屋が見えてくる。
ここで下降を終了して林道にあがった。
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先々週飯豊を訪れた時よりだいぶ秋が深まってきた。
今年飯豊の沢を訪れるのもそろそろ終わりになりそうです。
2018. 10. 16  
今回も実川(前川)を訪れた。
先月大日沢を遡行した際に入渓できなかった黒羽根沢と御西沢を含め、新たに二本の沢を遡行した。

6日(晴):
今回もオンベ沢出合の河原に降り立ち、さらにこの淵の右岸を踏跡を辿って巻いたところから遡行した。
この日の水量は少し多い。入り鳥ノ子沢出合まで先月は一時間だったが、今回は一時間半もかかった。
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<入り鳥ノ子沢>
入り鳥ノ子沢はゴーロで出合っている。
転石の隙間に草が生えているので少々藪っぽく見える。
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ここが本当の入口だよとでもいった感じの小滝が懸る。
落口で水流を左右に分けている傘のような岩が個性的だ。
右壁をへつって落口に立った。
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ゴーロが続いた後、次第に両岸が切り立ってきて谷は右へ曲がっていく。
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両岸ともほぼ垂直の壁に挟まれた10Mの直瀑が立ちはだかる。
右岸を巻く。
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沢身に戻るも、すぐに5Mくらいの滝が懸る。
右側に重なる岩も結構大きく取付けないので、右岸を巻くことにしたが・・・
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前方に壁間いっぱいに水流を落とす滝が見えたのでその先まで巻こうとしたら、どんどん追い上げられて下降の機会を逸してしまった。
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860M付近で沢身に戻ると、幾分落ち着いた感じになる。
6M-8Mと連続して滝が懸るが、左岸のルンゼから小尾根を越えて簡単に巻くことができた。
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屈曲した2段の30M滝。
左側が登れそうにも見えるが基部に手がかりが乏しく、写真奥に見える樹林帯から巻いた。
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滝上は広い河原になる。
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河原を進んでいくと落差のある滝が見えてくる。
5M-6M-10M-5M-3Mと続く連瀑だ。
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2段目までは登れそうだが、3段目は行き詰りそうなので、右岸を大きめに巻いた。
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連瀑を巻くと河原になっていて、手ごろな砂地があったので整地してツェルトを張った。

7日(雨のち曇):
連瀑から上流は所々に小滝が懸るものの開けたゴーロが稜線まで続いていた。
早川のつきあげの少し手前で登山道に出た。
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早川のつきあげから牛首山まで登山道を辿って尾根を移動するが、台風25号の影響で風が強い。
登山道が尾根の西側についているところは強風の合間を縫って身を低くして移動しなければならなかった。

<黒羽根沢>
一旦牛首山まで行ってピークを確認してから、少し戻った所で黒羽根沢へ下降する。
地形図から読み取れる以上に急峻に思える斜面が続いた。
下降するにつれてゴーロになっていく。
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両岸とも岩壁となり狭まった急峻なゴーロを抜けると、ゴーロのテラスとでも言おうか斜度が緩み広くなったところに出る。
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さらにゴーロを降っていくと、一層斜度が増して下降している先が視界から消えた遥か遠くに河原が見えてくる。
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斜度が増しているところまで行ってみると、一気に落ち込んだ先にはボロボロの雪渓が架かっていた。
この辺りは落差のある滝で高度を下げた後、さらにもう一段滝が懸っていた。
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右岸草付からブッシュ帯に取付いて、不明瞭かつ急峻な尾根を降って雪渓の先まで巻いていく。
尾根が不明瞭なため、何度か沢へ向かって降りて行きそうになり方向修正しながらの下降になった。
雨とガスで視界が悪いのでこういった局面では苦労する。
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雪渓の先端付近に降りてきた。
都合よく雪渓の横を通り抜けることができた。
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滝上から見えていた広い河原に出た。
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1200Mあたりまで河原を下降すると30Mくらいありそうな滝を懸けて一気に高度を下げている。
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滝下は一旦河原になっているが、その先で沢が左に曲がっていく辺りで滝が懸っていそうで、流れが視界から消えていた。
ここで黒羽根沢の下降を切り上げて、尾根を越えて大日沢出合付近へ向かうことにした。
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強風が吹き付ける尾根を降って、大日沢出合の下流の枝沢出合に降りてきた。
枝沢が出合った先の下流から雪渓の崩壊音が聞こえてきたので見に行ってみると、崩壊直後のブロックが散乱する中、幅5M程度のブリッジが残っていた。
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枝沢の左岸に小さな台地状の河原があったが、石が多かったので20分かけて整地してツェルトを張った。

8日(晴):
<御西沢>
出発前に御西沢本流の様子を見に行く。
昨日残っていたブリッジも落ちていた。
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上流側にはすぐに20M4段の滝が懸っている。
水量があるだけに迫力がある。
両岸とも切り立っているが、左壁の上は比較的斜度が緩い草付となっている。
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大日沢と御西沢を分ける尾根の先端には雪渓の名残の雪壁が残っていた。
大日沢側はまだ雪渓をなしており、大日沢は小滝を懸けて雪渓の下に消えている。
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大日沢を分けると比較的広い河原となっている。
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河原の終わりには15Mの滝が連続する。
右岸から滝を見下ろすように小さく巻いた。
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滝を過ぎると両岸ともに切り立ったゴルジュとなり、右へ曲がっていく。
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ゴルジュが右に曲がると、まず小滝が三つ続き、次に7Mの直瀑が懸る。
7M直瀑は空身で登って荷揚げ、空身でトラバースしてロープでザックを手繰り寄せるといった感じで、慎重に越えた。
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7M滝のあといくつかの滝を越えるとゴルジュは終わるが、すぐに8M-15Mと連続する滝が懸る。
手前8Mは右壁を登って落口て水流を渡った。
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奥の15Mは張り出した左壁を斜上してやや巻き気味に登った。
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しばらくは小滝や斜瀑が懸るものの簡単に越えられるものが多く、距離を稼いだ。
やがて右岸に支流を分ける辺りで滝上に大岩を載せた7M滝が見えてくる。
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7M滝の先には左壁に隠れるように10M滝が懸っている。
左壁を登って壁上の草付をトラバースして、10M滝の上に続く2M滝の落口まで巻いた。
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開けてきて穏やかな渓相になってくる。
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滝が懸っていても開けている分越えるのは簡単。
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遡行してきた沢を振り返る。
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最後は石畳のような斜面に導かれる。
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斜面上部で遡行してきた沢を見ながら昼食を摂って、ここで靴も履き替える。
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ここは御西小屋直下。斜面上部には御西小屋の屋根が見えている。
小屋へは道がついており、この道を辿って小屋の前に出た。
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切合小屋へ向かって、この日は先々週営業を終えた切合小屋に泊まった。
小屋終いした後とあって小屋前の水場は片付けられていた。

9日(曇):
<上追流沢~豊実沢>
切合小屋のテントサイトから上追流沢を下降して出合の滝上から本流の滝を見る。
上追流沢に懸る滝の左岸を途中まで降った所で、滝の水流を渡って本流左岸のバンドに取付いた。
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すぐに深い小淵が出てきた。
気温が上がってきてないので、右岸を小さく巻いた。
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4M、3Mの滝を過ぎると10Mの直瀑が懸る。
水量に圧倒されそうだが左壁を簡単に登ることができる。
ただし最上段だけは少し悪い。
水量が少ない日なら最上段を登らず落口の水流に踏み込めたかもしれない。
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高く聳える岩壁が見えてくる。
岩壁の基部には右上に向かってルンゼが伸びている。
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岩壁の手前の斜瀑を右スラブ壁から越えるが、直後の7M2条が登れず、斜瀑左側の外形バンドをトラバースして岩壁基部のルンゼに取付いた。
ルンゼを少し登った所からルンゼと本流の間の草付をトラバースして7M滝の上に降りた。
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連続する二本の5M滝が釜に水を注いでいる。
右岸草付からブッシュ帯に取付いて巻く。
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沢身に戻っていくとナメと落込みの連続するところに出るが、右岸が台地上になっているので、そのまま続く2条の滝の上まで台地を進んだ。
台地の先は豊実沢出合で広大な河原が広がっている。
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出合から豊実沢に入る。
出合からゴーロの河原が続き、正面にゴーロの枝沢が続き本流は右手に10Mの滝を懸けている。
この滝は少しゴーロの枝沢を登った所から折り返すように草付に取付いて落口へトラバースした。
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特徴のない5M前後の滝が続く。
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上の写真の滝の左側の岩はホールド上の窪みがついていた。
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茶色い苔に覆われた岩盤の10M滝。左側を簡単に斜上して越える。
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開けたゴーロが続くようになる。
滝もかかってはいるが、簡単に脇を通過できる。
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地形図を確認していながらも(1:1)の二俣で枝である方の左俣に進んでしまった。
奥の二又から右沢へ進む。
右沢は出合から連瀑となって一気に高度を上げている。
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連瀑を過ぎると再びゴーロとなり、最後は小規模ながら御西沢や御鏡沢の源頭のように石が敷き詰まった斜面になる。
駒形山直下の広大なカール状の源頭部に出たかったので、ここから左岸の草原の斜面をトラバースして本流の右俣へ向かった。
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草原をトラバースしていくと広大なカール状の谷に出る。
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右俣を辿って源頭を目指す。
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流は石畳状の斜面に消えたかに思えたが、水流はなかなか消えない。
水流に沿って登っていく。
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登山道直下に湧き出る小さな泉「弘法清水」に辿り着いた。
縦走の際にも最高の水場だ。
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ただの水溜りにも見えるが、よく見ると水底から時折空気の球が浮きあがり、水面は湧き出る水で揺らめいている。
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登山道にあがるとちょうど「玄山道分岐」の標識があった。
今日はここから御西小屋へ向かった。
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御西小屋には他に誰もおらず、小屋を独占して解放感に浸った。

10日(曇):
余裕をもって下山したかったので、3時50分に小屋を発つ。
目論見通り5時過ぎに大日岳に到着。明るみ始めた頃オンベ松尾根の下降を始めることができた。
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下山後は坂下で入浴、遠回りして米沢に寄り道してから帰路に着いた。
2018. 10. 08  
10月前半の3連休も台風がらみの天気に振り回される結果になった。当初は南ア信濃俣河内の計画立てていたが初日終日雨予報となり断念、第二候補の八甲田山黄瀬川は2日目に台風25号が通過する可能性があり断念、結局第三候補の奥秩父真ノ沢に一泊二日でTさんと行ってきた。
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前夜、西武秩父の祭りの湯に泊り、翌日の始発で三峰口に向かいバスで大滝温泉まで行ったのは良かったが、接続する川又行の市営バスがなかなか来ない。10分ほど待って、市役所関係に電話するが休日で誰も出ず状況確認ができないので仕方なくタクシーを呼ぶがこちらも立て込んでいて、結局そこで1時間以上待たされ9時15分過ぎになってしまった。バス停から見上げる青空が恨めしい。
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タクシー待ちの間、接続するはずの市営バスが川又から戻ってきたので、どうした事か運転手に確認すると、市役所からの指示で5分早く10月から出発していると赤字で書きこまれた時刻表を見せられた。つまり、ギリギリ接続しない時刻での運航ダイヤとなっていたのだ。ちゃんと接続できるように見直してもらうようにお願いした。9時15分過ぎにタクシーに乗り込み、入川キャンプ場先の駐車場に到着し手早く身支度を整え出発するが10時ちょい前となり、既にオリジナルプランから1時間以上の遅れだ。
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身支度している時に地元の管理釣り場の改修工事に入っている現場監督風の方から台風24号でかなりの雨が降り、釣り場の堰き止め岩は流されるし今もって水が引かないので、気を付けるようにアドバイスを受ける。確かに川は若干白濁しており増水気味であった。
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軌道跡がところどころある林道を赤沢谷出合まで急ぐ。
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赤沢谷出合には1時間ほどで到着。以前きたことのあるTさんに水量を見てもらうとかなり平水時より多いとの話で遡行できるか危ぶまれるがとにかく柳小屋まで登山道で行くことにする。
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赤沢吊橋上は土砂が乗っており先週の増水の凄まじさが見て取れる。
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ジグザグをきる登山道を40分あまり登ると尾根に出る。そこから柳小屋までトラバース道となるのだが±50mぐらいの高度差が何回か続き大汗を搔かされる。谷筋は先週の大雨でえぐられたと思える箇所があり、ザックを降ろして通過した。
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柳小屋には1時40分に到着。もう禁漁期なので一人もいない静かな綺麗な小屋となっていた。トイレが河原にボッチャン方式なのでこの下の本流を遡行することもある身としては改善をお願いしたい。
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小屋前の吊橋を渡り右岸から入渓ししばらく行くと股の沢出合につく。左の真ノ沢側には吊橋がかかっている。
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2時過ぎに遡行を開始するが、増水で所々徒渉を強いられるがポイントを探すのが難しい。
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30分ほどで、突破不能のゴルジュ通らずに到着。ゴルジュ入口の左岸から明瞭な巻き道があり15分ほどで巻ける。
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2mの大きなチョックストーンを抱えた二条滝は右のスロープ状の岩場を登り、滝上のトイ状流れをへつってクリアを目指すが、右足が滑り途中でドボンする。水流が激しくそのまま滝下まで流されてしまう。釜が深かったので幸い怪我はなく遡行を継続し、2度目のへつりでは少し上のもう少ししっかりしたスタンスを利用して突破した。
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2-3mの小滝を何個かクリアすると、4×6mの滑り台状滝がでてくる。
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左壁を登ると10m滝が豪快に水を落としているのがみてとれる。
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巻きは左岸の方が短く取れそうだが、徒渉ポイントがなさそうなのでそのまま樹林帯に向かって登っていき、トラバースをすると続く6m滝も水量が多く厳しそうなのでまとめて巻いて10mの懸垂下降で川床に戻る。流れを持った釜つきの2×4m滝で左を簡単にへつれそうだが、先ほど流されたこともあり、ここで失敗すると6m、10m滝と流されてしまい致命的だとの考えが頭をよぎりロープで確保してもらった。
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続く3mも流れのある釜なのでそのままザイルを引いて突破した。
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この流れは、胸下のへつりで右側を通過した。ここが初日のいちばん深い箇所であった。
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ここを過ぎると渓相が落ち着いてくるので幕場を探しながら遡行し、焚火跡のある適地をみつけここを初日の泊場とする。
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この日は、薪は湿り気味のが多かったが、どうにか乾いたのを探しそこそこの焚火が出来、温まることができた。
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翌日は予定より大分手前で泊まったので、6時過ぎに出発する。天気は曇り。相変わらず水量は多めだ。
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小さな滝のかかる河原をしばらく遡行していくと、前方に大きな滝が見えてくる。
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2段35mの千丈の滝だ。周囲に水煙をまき散らしながら水を豪快に落としている。平水時に見える岩がかなり隠れており水量はやはり多い。
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ここは、左の急斜面を灌木の根っこなどを頼りに上っていくと支尾根に乗るのでこれをひたすら登り真ノ沢林道跡にぶつかるところまで登る。小休止をとって急斜面を灌木頼りに降りて行き河原に降り立った。
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ガスが出てきて幽玄的な雰囲気の苔むした針葉樹林帯を適当に踏み跡を拾いながら遡行していく。途中いくつかテン場好適地を散見した。
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左から流れ込む木賊沢はわかりにくいが、出合の尾根末端から200m程下流からインゼル状に真ノ沢と流れをわけていた。出合付近は最近の大水でかなり荒れた感じであった。
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右の真ノ沢に入ると流れは細くなるが増水しているので気を抜けない。2mの釜つきの滝は左を登って越えた。
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その先、左壁がかなり立ってくると、2m、4m、6mの滝が続く。右側を登って越えることができた。
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4×6mのスロープ滝の右を行くと6m滝が現れる。とりつけそうにないので、右側を巻いた。
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続く、5m+5mの二段滝も登れそうになく、左側を巻き、そこから平凡な流れをしばらく遡行すると、左から枝沢が2本入ってくるのをやりすごすと、6×20mの綺麗に磨かれたナメ滝となる。
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流れに積極的に足を入れ気持ち良く遡行していく。
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ここからナメ状の流れがいくつか続き癒される。
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10m幅広スダレ状多段滝は、左側を1段目まで登るが、2段目が重荷のため足が上がらなかったので、空身でザイルを引いて登り荷揚げしてクリアした。
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続く6×10mのスロープ滝は左側を登ってみた。
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少し先の右から入る枝沢がいくつも滝を懸けている。5つの滝がかかり落差80m程度であろうか・・・。おそらくこれが三宝沢。
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左の真ノ沢には6mの滝が懸かっているが、水流左の灌木帯を登ってクリアする。
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次の4×5m滝は左側を登る。
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台風の被害か所々倒木に埋まった箇所が出てくる。木の上を平均台を行くように通過してみる。
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右の崩壊地を過ぎると左側が緑の苔に覆われた岩壁となる。
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その中に出てくる、3mと5m滝は何れも登れそうになく右側を小さく巻いてクリアした。
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倒木がたくさんかかる7×10m滝は、左側に取りつき上部は中央を登ってクリアした。この上でちょうど昼食休憩をとった。
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奥秩父の源流といった感じの苔むした河原ではあるが倒木が多く歩きにくい。枝沢を何本かやり過ごし詰めていくと、倒木のかかるスロープ状になった10m滝が出てくる。特に問題なく流れの脇を登る。
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そこを過ぎると苔むした1:1の二俣となる。
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二俣の中間には「荒川源流点の碑」が立っている。建設省、林野庁、埼玉県、大滝村の共同制作だ。
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甲武信小屋まで山道がついているがこれを無視し、右沢に入る。
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すぐに一旦流れは無くなり倒木帯となる。
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が、そこを越えて沢身に戻ると、本当の荒川水源が小さな滝から細く落ちていた。
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この先すぐに水が涸れ、30分ほど倒木の煩い沢形を詰めていくと甲武信小屋に飛び出る。
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荒川水源の碑までいき遡行を完了とした。
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甲武信小屋前で一休みし紅葉の始まっている戸渡尾根を徳ちゃん新道経由で約3時間30分かけて西沢渓谷入口に下山した。
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バスはもうなくタクシーを呼んで花影の湯に立ち寄り、塩山駅経由で帰京した。
初日のバスの連絡が悪く終始タクシー利用となった点は痛いが、幽玄な雰囲気の漂う荒川源流真ノ沢を遡行でき、満足できる沢旅であった。
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bema
2018. 10. 01  
湯檜曽川本谷に続いて2日目は芝倉沢を遡行。
芝倉沢1
下流部は何もないかと思いきや、小~中規模の滝が続く。

滝に続いて堰堤が見えると、その上が登山道になっている。
芝倉沢2

屈曲部周辺・その上部は巨岩帯が続き、ゴ-ロ滝が続くがとくに難しいところはない。
芝倉沢5

左岸側はスラブの絶景となり、しばしば足を止めて見とれる。
芝倉沢6

どんどん高度を上げていく。
芝倉沢7

奥の二俣で左に入るとぬめった滝。ル-ト取りを間違えなければノ-ロ-プで行ける。
芝倉沢8

最後までわりと沢型がしっかりしている。
芝倉沢9
少々藪を漕いで稜線に出る。谷川ならではの景観。
芝倉沢10
少々紅葉してきてる。

芝倉沢はとくにこれといった特色のない沢だったが、足慣らしで登るには良いかもしれない。

下山は一ノ倉岳から中芝新道を下山。一部崩壊・不明瞭箇所あり悪い下山となる。
プロフィール

逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)

Author:逍遙溪稜会(しょうようけいりょうかい)
東京を拠点として、沢登りを中心に活動してきました。
2018年12月2日をもって解散しました。

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